松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

弓のこと徒然なるままに

2008-12-09 21:41:22 | 和弓と櫨
昨日も今日も幸せな弓三昧の日でした。日曜の納会から数えると三連続弓三昧。

今まで使っていた12kの黒弓と、今日から使い始めた13kの弓を記念撮影です。ふむ。どちらも握りの下に「12」とか「13」とか「L」とか書いたラベルが貼ってあり、射会に行って弓置きに並べると一発で「ははん、初心者の道場弓だな。」というのがアリアリの弓なんですが、ラベルをはがすと他の人が判別に困ってしまいます。おとなしく13kのLサイズ(伸び寸)のラベルを受け入れて使うことにします。



今まで使っていた12kの黒弓は実は私のお気に入りでした。弦音がヘンとかちょっと変わった弓だとか言われた異端の弓(?)で、いわば「白い羊の群れの黒い羊」だったわけですがね。ともかく握りに弾力性があって柔らかくて非常に使いやすかったんです。この弓で弓返り覚えたし、正直言って手放したくない気持ちですが、もともと自分のじゃないし、新人の方がいずれ使うことになるので、名残惜しいけど13kの弓に弦を張り替えて練習しました。

13kの弓は、弓の強さばかりでなく、弓自体の重さがちょっと重くなっていました。どピンクの握り皮に替えたおかげで、握りは弾力性があり柔らかいビロードみたいな鹿皮の肌触りが心地よく感じます。今日はこのピンク弓で引きましたが、弓に引っ張られてる感じで、矢所は前ばっかり。慣れるのにもうちょっとかかりそうです。

ところで、なんでそんな派手なピンク色の握り皮にしたかって?いや、私は本来はワビ・サビが大好きな渋めの人間なんですがね、弓引きはそんな人が多すぎる!射会で似たような弓が並んでいると間違えるんじゃないかと不安になるんですよ。いや、ラベル付きの弓なんて滅多に見かけないので、そんな心配はホントは無用なんですが。ともかくちょっとした風でピューンと吹き飛ばされそうな自分のアイデンティティを確立するためには、他の人との違いが必要です。

本来派手さを嫌う弓道の世界でも、今では矢もピンク色の羽とか登場してるし、握り皮も様々なバリエーションが増えているのは、やっぱり私と同じように人はどこかに自分のアイデンティティを求めようとする本能があるのでしょうかね。

しかしこうやって弓を並べると、ファンタジックな妄想がつい浮かんでくるんです。もし弓に精霊みたいなのがついているとしたら?

そうですねぇ。黒い12k弓は、ちょっとひねくれたカラスの精霊だし、ピンクの握り皮の13k弓は、首にピンクのリボンをつけた太ったペルシャ猫っぽい精霊なんですよ。弦音は抜群だけどちょっと重くて気むずかしいんだよ、みたいな。

え?そんなのどーでもいいって?ま、そうなんですがね。

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