松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

はぜにゃんどる

2008-12-15 23:42:12 | 櫨蝋でキャンドル
か、かわいい~~。こりゃたまらん。
絵咲木さんが作ってくれた「はぜにゃんどる」です。
櫨蝋を入れてない時は、こうやって後ろ足で立てて飾れるわけですね。

おととい、19日金曜の「櫨猫キャンドル手作り教室」を前に、HookTailさんでテストをしてみました。

さっそく櫨蝋と芯を入れて、火を灯してみました。

暖かい櫨蝋の光に包まれた「はぜにゃんどる」です。影絵の耳の部分がかわいいですね。この大きさで二時間は余裕で灯すことができました。


最後まできっちり燃えることができました。後はティッシュで一拭き。何度でも使うことができます。

19日の「櫨猫キャンドル作り」には、櫨の花ハチミツで作ったクッキーもお披露目します。お楽しみに!

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柿飴

2008-12-14 23:19:09 | その他
今日は井上果樹園で行われた「柿飴づくり」に参加してきました。

「柿飴」はいろんな新聞に取り上げられてから、どんな味だろう?と私も興味しんしん。さっそく作り方を見てみましょう。

まずは上の画像のように完熟柿を切ったりつぶしたりします。それを鍋に入れてしばらく煮ます。

焦げ付かないように時折混ぜていきます。薪で焚いていくので火加減にも気をつけます。


それから少し小川のなかに置いて鍋を冷まし、煮た柿をぎゅ~っと絞っていきます。


出てきた柿の水分を一時間ほどさらに煮ていき、柿のエキスが出来上がっていきます。糖度計では振り切れてました。甘さも十分な様子。


柿飴。美しい色ですね。それに甘い!蜂蜜みたいな甘さです。


できあがって、手作りパンを片手に柿飴を食べている様子。美味しかった!

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櫨の実ちぎりと和ろうそく作り

2008-12-13 21:20:59 | 復活奮闘日記
今日は耳納アンビシャス広場での櫨の実ちぎりと和ろうそく作りのイベントを行いました。

参加者は地元吉井町に澄んでいる親子20組ほど。最初は「はぜのおはなし」と題して、私が簡単に櫨についての説明などをした後、元・中川製蝋の中川社長をご紹介してお話しを引き継いでもらいました。櫨の実を絞る工程などの他、製蝋業をした30年以上の間、櫨にかぶれた従業員は、のべ数百人中、たった一人だけだったことを話していただきました。

会場だった再生工房から10分程歩いた地点の櫨に向かいましたが、田舎の人間ってのは普段歩かないのでたった10分でも音をあげてる親もいましたが、子ども達ははしゃぎながら走り回っていました。櫨の実ちぎりの要領を教えると、子ども達も面白くなったのか袋いっぱいになるまで熱心に集めていました。

再生工房に戻ってからは和ろうそく作り。いつものように簡単で手軽に作れるカップキャンドルにします。

例によって蝋を入れた鍋を温めて溶かします。容器はなんとアルミ製のジュースのフタ!
わずかしか蝋は入りませんが、30分から一時間くらいは楽しめるので、再生工房らしい素敵なアイデアだと思いました。画鋲で芯を固定して蝋を流し込むという、毎度おなじみの手順を見せてあげると、子ども達も熱心に覚えて次々にフタ製櫨キャンドルが出来上がっていきます。ついに櫨蝋がなくなってしまいました。ところが!

今日はここからがハイライトでした。「もっと作りたい」と言ってくる子ども達に、私が「それなら下に落ちて固まった蝋を取っておいで。鍋に入れてもう一度温めて溶かすから。」と言うと、子ども達が新聞紙に張り付いた蝋を、パリパリとはがし始めたのです。少しの蝋でもムダにしないようにとできるだけ蝋をかき集めて鍋で温めては再びキャンドルに入れて…。これぞ再生工房ならではのエコ体験?今回も、なかなか楽しめた上に、きちんと時間内にできたので好評だったようです。

櫨蝋でキャンドル作りは19日に小郡のHookTailさんでも行いますので、ご興味あるかたはぜひお申し込みを。こちらの方は「はぜにゃんどる」という必殺!猫好きたまらんキャンドルホルダー(絵咲木さん製)が用意されています。


浮羽町のル・シュクルというケーキ屋さんのホールケーキ。なんで写真載せてるって?じ、実はもうすぐ私の誕生日が来るので中川製蝋の社長からいただきました。年を取るのは憂鬱だけど、ケーキをもらうのは嬉しい。ありがたやありがたや。もちろん速攻でいただきました。苺がたっぷり入って美味しかったです。今度はショートケーキでも買いに行こうかな。

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もみじの落ち葉

2008-12-12 22:24:12 | 復活奮闘日記
最近オープンした、とあるレストランに行きました。このブログでも紹介したいなと思って、張り切ってカメラを持って出かけました。お庭に外観、インテリア、食事や皿、骨董品や調度品、全てよく見ると大変高価なものがたくさんありました。

んで帰ってきて、撮った写真を見直して、唯一気に入った写真がこれ。庭の片隅にあった紅葉の落葉です。



レストランのオーナーにとってみれば、よもや庭にこんな場所があることすら気づいてないかもしれません。それほど素晴らしく高価なモノばかりだったんですけど、全てのモノの自己主張ぶりと混乱ぎみな配置にめまいがしてきた私にとって、何の飾りもない葉っぱが落ちただけの風景を見て、はじめてようやくほっとしたのでした。

葉っぱをじっと見ているうちに、紅葉の葉っぱの見事な配置ぶりに見とれてしまいました。

宇宙はバランスで成り立っているんだよ、との声が聞こえそうです。弓を引く時の弓手と馬手の横線。頭から地球の中心に伸びる縦線。落ち着いた心と、それを支える身体。雑然と存在する世界で感じる静寂こそが、弓引きの目指すもの…みたいなことが、弓の本に書いてあります。自分が弓を引く時には、なかなかそういう心境にはなれませんが、混然とした心が少しは落ち着いてくるような気がします。

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盆栽見てきた

2008-12-11 23:00:18 | その他
実は、山辺道文化館で櫨の写真展が今でも展示されてます。えっ!先月までじゃなかったの?という声も聞こえそうですが、え~、櫨の写真が好評だったもんですから、来週まで展示できることになったんですよ。…他に予定がないから?って声も聞こえてきそうですが、ま、それはおいといて、とにかく来週の初めまで展示できるとのことで、館長のご厚意に甘えることにしました。まだ未見の方はぜひ山辺道文化館へいらしてください。

さて、二階では見事な盆栽が展示されてました。染森さんという盆栽家が手塩にかけて育てたとのことです。


美味しそうな色なんだけど、渋柿なんだって。カワイイですね。


実がつくのって、計算してできるんですか?と聞いたら、いいえ、自然にできるんですよと言われました。
自然の力ってすごいですね。


息子さんは皮のバッグ製作を行っています。イタリアで修行したとのことで、独立したブランドを持っています。


オーソドックスな留め金。丁寧に作り込まれています。


盆栽とバッグという、なんだか不思議な取り合わせの展示でした。

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吉井の櫨

2008-12-10 21:05:05 | 復活奮闘日記
吉井町には延寿寺沿いに櫨並木がありますが、この写真はそれよりも西側の曽根(小川)にある櫨です。

四本だけ残っていましたが、一本は実が付いてない櫨で、紅葉がまだ見られます。本当はもっとたくさん並木として植えてあったそうですが、「邪魔になる」との理由で次々に伐採されていきました。残った四本だけが、櫨並木の面影を伝えています。

近くに住むI先生は、小さい頃から櫨並木と共に育ってきたのだそうです。小さい頃、夕日を浴びた櫨の紅葉を見た時の景色が忘れられんと言います。それに小さい頃は、櫨を見てもなんとも思わなかったのに、年をとるたびに櫨の木を美しいと思うようになったとも。

こういった言葉は、私が櫨の活動で会う年配の方々の言葉と一緒です。みな、小さい頃に見た時はなんとも思わなかったのに、失われてしまった今、その頭に残っている景色が、故郷の地にいてさえ望郷の念を呼び起こすのです。

この場所で、低い位置に実のたくさんついた櫨があるので、今度の13日土曜には耳納アンビシャス広場(再生工房)にて和ろうそくを作ろうというイベントを行い、その中で、櫨の実ちぎりをすることになりました。

吉井には延寿寺沿いの他にもこうして櫨の木がちらほら残っていますが、イベントとして「櫨の実ちぎり」を行うのは初めてだそうです。つまり吉井では今まで櫨の木ってのは全く相手にされてなかったわけですけど、とにかく今まで「櫨マケする!」と忌み嫌われていた櫨ですから、人々が櫨を語り、櫨の実をちぎって実を持って帰ってくれるのは非常に画期的なことなんです。

I先生と共に、近くの元・中川製蝋の社長にも来ていただいて、吉井の櫨についてお話を伺うことになりました。とても貴重なお話が聞けるんじゃないかと楽しみにしています。

櫨の実ちぎりをした後は、簡単に作れる櫨蝋のカップキャンドルを作ります。再生工房ならではの特製容器に櫨蝋を流し込み、芯はもちろん「正徳芯」。なんて贅沢な試みであることか。しかも参加無料です。

まだまだ申込を受け付けていますので、再生工房0943-76-2077までどうぞ。

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弓のこと徒然なるままに

2008-12-09 21:41:22 | 和弓と櫨
昨日も今日も幸せな弓三昧の日でした。日曜の納会から数えると三連続弓三昧。

今まで使っていた12kの黒弓と、今日から使い始めた13kの弓を記念撮影です。ふむ。どちらも握りの下に「12」とか「13」とか「L」とか書いたラベルが貼ってあり、射会に行って弓置きに並べると一発で「ははん、初心者の道場弓だな。」というのがアリアリの弓なんですが、ラベルをはがすと他の人が判別に困ってしまいます。おとなしく13kのLサイズ(伸び寸)のラベルを受け入れて使うことにします。



今まで使っていた12kの黒弓は実は私のお気に入りでした。弦音がヘンとかちょっと変わった弓だとか言われた異端の弓(?)で、いわば「白い羊の群れの黒い羊」だったわけですがね。ともかく握りに弾力性があって柔らかくて非常に使いやすかったんです。この弓で弓返り覚えたし、正直言って手放したくない気持ちですが、もともと自分のじゃないし、新人の方がいずれ使うことになるので、名残惜しいけど13kの弓に弦を張り替えて練習しました。

13kの弓は、弓の強さばかりでなく、弓自体の重さがちょっと重くなっていました。どピンクの握り皮に替えたおかげで、握りは弾力性があり柔らかいビロードみたいな鹿皮の肌触りが心地よく感じます。今日はこのピンク弓で引きましたが、弓に引っ張られてる感じで、矢所は前ばっかり。慣れるのにもうちょっとかかりそうです。

ところで、なんでそんな派手なピンク色の握り皮にしたかって?いや、私は本来はワビ・サビが大好きな渋めの人間なんですがね、弓引きはそんな人が多すぎる!射会で似たような弓が並んでいると間違えるんじゃないかと不安になるんですよ。いや、ラベル付きの弓なんて滅多に見かけないので、そんな心配はホントは無用なんですが。ともかくちょっとした風でピューンと吹き飛ばされそうな自分のアイデンティティを確立するためには、他の人との違いが必要です。

本来派手さを嫌う弓道の世界でも、今では矢もピンク色の羽とか登場してるし、握り皮も様々なバリエーションが増えているのは、やっぱり私と同じように人はどこかに自分のアイデンティティを求めようとする本能があるのでしょうかね。

しかしこうやって弓を並べると、ファンタジックな妄想がつい浮かんでくるんです。もし弓に精霊みたいなのがついているとしたら?

そうですねぇ。黒い12k弓は、ちょっとひねくれたカラスの精霊だし、ピンクの握り皮の13k弓は、首にピンクのリボンをつけた太ったペルシャ猫っぽい精霊なんですよ。弦音は抜群だけどちょっと重くて気むずかしいんだよ、みたいな。

え?そんなのどーでもいいって?ま、そうなんですがね。

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たまには中ってるとこを

2008-12-08 21:00:53 | 和弓と櫨
今日の練習のヒトコマ。

最近、射会ではせいぜい1本しか中ってないので、たまには中ってるとこを写真に撮っておいて自分を励まそうかなと…。なんか前方向に外れた二本が余計ですが。

さて納会も無事に終わったので、いよいよ12kの弓を卒業することにしました。道場のロッカーを漁って隅の方に転がっている13kのカーボン弓を引っ張り出してきました。ちょっと埃かぶってるけど堅牢なカーボン弓だから十分使える上、現在使っている12kよりも弦音が良いので気分良く引けそうです。先生に握り皮を新しいのに替えてもらって心機一転。前よりちょこっとだけ強くなった弓をパートナーに、これからもガンガン引くぞ~。

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さ、寒かった納射会

2008-12-07 21:39:55 | 和弓と櫨
今日は博多の森弓道場で納会がありました。

もう、寒いのなんのって。なんせ射場ってのは片方が全て開け放してあるわけです。外と同じ。一歩射場に入ったら上着を着ることができないので、開会式の間も道着袴のまま。挨拶が早く終わらないかな~と皆さんも思ってたことでしょう。

その後も引き続き矢渡しと演武の間、正座してじっと見ていたら、じんじんと冷えてきて、終わった後、すぐに立ち上がることができませんでした。ただでさえ正座が苦手だっつーのに。もうヨロヨロと目立たないように控えに這っていって退場。ブルブル震えてしまいました。



さすがに射場での見学は少なくて、控えから見る人が多かったです。(ホントはちゃんと射場で正座して見るのが礼儀なんだって。)矢渡しは久恒先生、演武は90代の井上先生と80代の朝隈先生が弓を引きましたが、やはりあまりの寒さに襷をかける手がかじかんだり、途中で足が攣ったりして最悪のコンディション。正直この寒さじゃ弓を引くのも命がけかもしれないと思わせるものがありました。


それにしても、ご覧の通り女性は襷がけですが、男性は片肌脱いで弓を引くわけです。もう、チョー寒いって。私はまだ今のところ初段ペーペーなので道着袴なんですが。いずれにしても、暑いのも大変だけど、寒い中で礼式作法をこなすのも至難の業というのはわかりました。



今日は一手礼射でしたが、私の成績は土足(ゼロ中)。
「引き分けの位置が低すぎる。それに全然引きこんでいない。途中で終わってる。まだまだ課題多しやね。」と指摘されました。寒い上に、自分自身の下手っぴ射にウンザリしていた私ですが、少しは心慰められた事もありました。

実は博多の森弓道場の敷地内には野生の櫨が育ってます。ひときわ赤い葉っぱはまさしく櫨。

こっちにもありました。寒さでめげそうな私を励ましてくれるような赤さです。

「やっぱり、まだまだ修行が足り~~ん!」と言われてるみたい?

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新聞に掲載されました

2008-12-06 22:08:19 | 櫨染(はじぞめ)プロジェクト
先日の櫨染公開による記事が毎日新聞の地方版に掲載されました。
以下は引用です。

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櫨染め:久留米の団体、“伝統の黄金色”復活 将来は反物や小物も /福岡

 江戸時代に、久留米市田主丸町で発見され、和ろうそくの原料として重宝された「松山櫨(はぜ)」を見直そうと活動する「松山櫨復活委員会」(矢野真由美幹事)が4日、朝倉市秋月の工房で、櫨の木を煮出して染める「櫨染め」を復活させた。同会などによると、櫨を使った染色は平安時代にはあり、明治時代初頭まで続いていたとみられるが、現在では櫨の木自体が減ったことなどから、途絶えていたという。

 有馬藩が、果肉が多くろう分が豊富な松山櫨の栽培を奨励したため、田主丸町一帯には櫨が多く植えられていたが、現在はその数が激減。矢野さんは07年、幼いころに見た櫨の彩りを復活させたいと会を結成し、耳納連山のふもとで松山櫨を栽培する傍ら、九州産原料の和ろうそくを商品化するなど、櫨の魅力を発信している。

 櫨について調べるうちに「櫨染め」があったことを知り、今年秋、復活を思い立った。全国一の櫨の産地・熊本県水俣市から樹齢約40年の幹を取り寄せ、朝倉市の染色家、小室容久(やすひさ)さん(54)に協力を依頼した。小室さんが、チップ状にした幹の芯を約15時間煮出し、黄金色になった液に絹織物を何度も浸し、あくに漬けると、山吹色に似た濃い黄色に染まった。

 小室さんは「他の原料よりまぶしい黄色に仕上がった。日本古来の櫨のよさを見直し、博多織の仲間とも協力し、反物や和装小物を作ってみたい」と意気込んでいる。【平野美紀】

〔筑後版〕毎日新聞 2008年12月5日 地方版
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感謝感謝。実はまだ新聞の方は見てないんですが、きれいな黄色の布を持ち上げた小室さんの写真が載っているそうな。

しかしそれにしても、櫨染をきちんとやった染色作家というのは今までいなかったのか?とよく聞かれますが、小室さんも思い当たらないそうです。染色に使うには相当量の芯材が必要なんですが、その櫨の芯材が手に入らないし、たまたま丸太を一本手に入れたとしても、その丸太に入っている芯がどの程度あるかとか、芯のみを切り出す面倒臭さを考えると、櫨染にあえて手を出す人がいなかったというのもうなずけます。私が京都の著名な染色家に問い合わせた時も、「芯材が手に入らないから不可能だ。」と言われました。

江戸時代や明治時代にはまだ櫨染はあったのではないかと推測されますが、化学染料が使われるようになってからは、草木染めなど全く試みられなくなったし、そもそも薬品で様々な色が出るのにわざわざ手間かけて櫨染しようとする人はいなかったのでしょう。

報道記者さん達への公開染色では簡単に魔法のように黄色が染め上がってましたが、実はアレは前日から準備に余念がなく芯材は15時間も煮出されていました。櫨染は普通の染色同様に簡単に出来るものでもないようです。

日本の伝統の色として残っていた櫨染や黄櫨染(こうろぜん)。その本物の色を皆さんにもぜひ見てもらって、感動を味わって欲しいなと思います。
期間は12/22~28 場所はアクロス福岡2F匠ギャラリーです。

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竹野小の子ども達からお手紙

2008-12-05 20:45:42 | 復活奮闘日記
10月に竹野小学校の子ども達に櫨の話をしたことがありました。

その子ども達からお礼の手紙をいただきました。手書きですよ、手書き!いやあ、最近手書きの手紙をもらうことって滅多にありませんからね。鉛筆で丁寧に書かれた手書きのお手紙ですから、感動もひとしおってもんです。

子ども達は櫨のろうそくも気に入ってくれたようで、伝えたかったことは、きちんと受け止めてもらったと思います。大人の場合、なまじ櫨のことを知っていればなおさら、知ったかぶりで話半分にしか聞いてくれないことも多いので、大人よりむしろ子どもの方が素直に話を聞いてくれる場合があるのです。

竹野小の子ども達、大人になっても櫨蝋の良さを忘れないでいてほしいなと思いました。

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櫨染プロジェクト その6

2008-12-04 21:58:34 | 櫨染(はじぞめ)プロジェクト
櫨染のサンプル布染色に成功したので、いよいよ展示会用作品の染色をすることになりました。

せっかく大きな布を染め上げるわけですから、報道機関の方に知らせて見て頂くことにしました。幸い大きな事件もなかったためか、各報道機関の記者も来て染色風景を取材していただきました。


見事に黄色の芯が入っています。


芯を薪にした状態。これをさらに細かく砕いてチップにして煮出しやすくします。


今回は1.2kgの芯材を使ったそうです。煮出した液体は割と薄い色なのに、布(ちりめん)を入れるとどんどん美しい黄色に染まっていきます。夢細工の小室さんによると「櫨は染色の素材としてはめちゃくちゃ優秀ですね。」とのこと。ただしやはり染色に使うには、かなりの量の芯材が必要となってくるので、確かに今まで櫨染をする人が絶えていたのもうなずけます。


右が櫨に灰汁をいれて、少々濃くなった黄色。左は蘇芳(すおう)を延喜式通りに入れた黄櫨染。

伝統的な草木染めでこんなにも美しく鮮やかな色が出るとは。櫨染が良いと褒められると、自分が褒められたかのような気持ちになりますね。これらの染色作品は櫨の魅力展で一般の方々にお披露目する予定です。

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櫨の魅力展ちらし

2008-12-03 21:47:06 | 復活奮闘日記
櫨の魅力展のチラシです。
12/26~28は毎年八女の祭りで来ていただいている近江手作り和ろうそく「大與(だいよ)」の大西さんの、手がけ和ろうそく実演です。また運が良ければ正徳芯の芯巻き実演や、井口さんによる芯の引き出し実演が見られるかもしれません。(正徳さんの場合は健康状態次第だし、井口さんの場合は農作業の進行次第です。)

かねてより念願だった「櫨染(はじぞめ)」が入ることで、櫨関係の展示もひときわ華やかな物になりそうです。私は夢細工さんに展示用の大きな布作品の染色をお願いしました。まずは櫨染された大きな布を見て貰って、その美しさを感じて貰おうと思ったからです。

他にも櫨の葉っぱや実を釉薬に使う乾太郎窯の作品、押し花作品、櫨をモチーフにした竹灯り等、櫨にちなんだ作品を展示する予定です。

二年前、ちょうどこのブログを始めた頃、櫨の活動なんて秋の紅葉しかネタがないだろう?と言われた事がありました。すぐにネタ切れになるんじゃないかとか。しかし、二年後の今、櫨というキーワードだけで結構バリエーションがあるもんだなぁというのが素直な感想です。櫨に郷愁や魅力を感じている方や、全く櫨を知らない方にもぜひアクロス福岡匠ギャラリーに立ち寄っていただければありがたいと思っています。

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みやまのキャンドルナイト

2008-12-02 22:05:03 | 復活奮闘日記
お知らせです。
12/22の冬至の日はキャンドルナイトです。荒木製蝋さんのあるみやま市では毎回キャンドルナイトを開催していますが、今年は保健医療経営大学で行われます。

キャンドルナイトは全世界どこでも行われるイベントですが、全て櫨ろうそくを行う大規模なものは、ココ以外にはないでしょう。目に優しい櫨蝋の光は必見だと思います。当日は後藤先生の講演や、岩切みきよしさんのコンサートが予定されています。

そして!プログラムにはないんだけど、実は当委員会からも「櫨の魅力写真展」が出張展示されることが決定しました!ちょっと早めに来て、櫨の写真の数々を見て頂けるとありがたいです。

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櫨染プロジェクト その5

2008-12-01 20:28:53 | 櫨染(はじぞめ)プロジェクト
工房「夢細工」さんから櫨染したサンプル布ができたと連絡がありました。
それが上の写真です。

染色方法を変えて5種類の色を出したとのことでした。いずれも非常に美しい色合いです。こんなにも豊かな色が出るとは正直思いませんでした。櫨の芯材は少量のチップで多くの色が出るそうで、やはり古来万葉の世界において、櫨の木は染色で重宝されただけのことはある素材なのだと、改めて納得しました。

私は染色に関しては全くの素人なのですが、草木染めの自然な美しさには本当に見とれてしまいます。自然が生み出す色というのは人の目をも癒してくれる力があるのかもしれません。

ある人から「こういった櫨染で何を作るの?」と聞かれました。

櫨染で何を作るか?何を作ったらいいでしょうね。すぐに結論を決めることではなく、きっと櫨染で皆から求められるものを提案していくことになるのでしょう。まずは櫨染ができたことを人々に知ってもらう方が重要です。

私は12月にアクロス福岡で開催する「櫨の魅力展」のチラシを作り始めました。

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