25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

マックの賑やかさの中で

2018年06月09日 | 日記
 マックにくると、賑やかなので、なにかしら気が落ち着く。ノートに書き込んで勉強している女子がいる。パソコンをいじっている男がいる。母娘らしいカップルがいる。中学生の女子グループが大きな声で話している。スマホをい見ている女子がいる。
 ぼくは「文学界」を買って、村上春樹の短編集を読もうかと思っている。今月号は尾鷲のTSUTAYAにも売っていた。さすが。村上春樹一挙三短編小説掲載だからなのだろう。文藝春秋社は、文春砲で、こんな月刊文芸誌でも「やっとるなあ」と思う。加計孝太郎理事長も見張られていることだろう。
 公権力とは距離を置いていたいと、文科省大臣の祝意を断ったことが新聞載っていた。祝意の申し出はお断りしているようである。映画が先の戦争で権力に使われたからだという。
 まともな感想である。
 もっと言えば、受勲というのも変な話だ。だれがどうやって、何を基準に選ぶのか、ピンと来ない。天皇は完全なる中立であるべきだ。
 
 新潟県知事選で、自民党と公明党がおす候補者を新潟県創価学会の婦人部の最高幹部が拒否していることが報じられている。原発推進派なのに、それを隠すような候補者平和の党の婦人たちが怒るのも当然だ。
 当然のことが当然ではなく、気の弱い、強欲で保身し、自分が賢いなどと驕っているものたちによって隠蔽されている事実というものがある。

 文庫本を読んでいる女性がいる。夏の日射しを防ぐツバが広く、麦わら色した帽子を被り、白地に紺の横縞のポロシャツを着て、太い黒縁の眼鏡をかけている。じっと読んでいる。彼女のなかで何か物語が展開されているのだろう。

 やがて、空が雲ってきた。明日は台風の影響で大雨がくるという。