25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

まさか高速道路上でパンク

2019年06月06日 | 日記
 「前のタイヤそろそろ替えないとだめですよ」といつもガソリンスタンドで言われた。「オイルもずいぶん交換してないけど大丈夫?」と訊くと、調べてくれて「まだ大丈夫みたいです。ハイブリッドはエンジンオイルよく持ちますね」と言われた。しかしとっくに交換予定のキロ数を大きく超えていた。エンジンオイルを入れないと、と思いながら忘れてしまった。タイヤも替えないと思いながらつい日を遅らせてしまった。 昨日、伊勢に用事があり、高速道路を使った。尾鷲を出て45分。車がガタガタとおかしくなった。ぼくは何がなんだかわからなかった。一車線の高速道路で150センチほどの路肩がある。路肩に止めても、大型バスになるとスッと走れず、注意して走っていく。保険会社に電話して、救援がくるのを待った。ほどなく、高速道路をパトロールする車がきて、道路の安全をはかるため、車を移動させ、勢和多気の改札口を出て、そこの駐車場に止めた。一安心した。すると、車を運ぶキャリアカーが来て、「ああ、パンクですね」と言う。「えっ、パンク?」「ああ、左のも時間の問題ですよ。今日は気温も高いし、帰りもたないかも」と言ってくれて、どこへ運びますか、と言う。僕は伊勢で用事があるので、「近くにタイヤ交換できるガソリンスタンドはありますか」と訊くと、「5分くらい先にあります。そこまで運びましょうか」と言って、ぼくの車をキャリアカーに乗せた。孫の晃希がいたら喜ぶだろうになあ、と思いながらキャリアカーがロボットのように動いていき、若い係員はさっさと車を固定した。ぼくはキャリアカーの助手席に乗った。
 ガソリンスタンドに着くと、お金のことが気になる。タイヤ二つと交換作業でいくらするのか。17000円。よかった。財布にあった。「後ろのタイヤもあと2、3ヶ月ってとこですね」
 15分もするとシンピンのタイヤがつけられて、無事伊勢で用事を済ませたのだった。1時間半ほどの遅れとなったが、その日のうちに仕事は済ませられ、夜は長い時間、酒を飲んだ。また太る。

 車はお金がかかる。高齢者の踏み間違い事故のニュースが連日テレビで報道され、高齢者は脅迫されているようなものである。若者の事故は扱わず、高齢者の事故ばかりを取り上げる。
 尾鷲市内で一時間に一本でも主要な道路をミニバスが走ってくれるとありがたい。
 車を維持するには、車検、自動車税、ガソリン代、保険代、修理費、免許の更新代、それに次に車を買う、減価償却費として貯めておかなければならない。すると、車をもたない方が節約できるような気がする。市の施政方針には一切、交通のこと、高齢者の交通対策のことが載っていなかった。