25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

世はガタガタして

2019年06月25日 | 社会・経済・政治
 アメリカとイランの対立が深刻である。トランプ大統領は次期選挙戦のために最大限利用しようと思っているようにみえる。日本は石油、消費税で、ますます実質賃金が下がる。さらに自衛隊員がホルムズ海峡に派遣されるかもしれない。日本で使う80%の石油を運ぶタンカーがここを渡る。石油やガスを自給できる量をもつアメリカがどうしてこの地域を守らなければならないか、とトランプ大統領が言い出した。アメリカが同盟をやめればこの大統領は何もいわなくても済む。現実化したらえらいことだ。アメリカからシェールガスを譲ってもらうしかないのか。日本はいつまでも資源に困る。

 習近平中国国家主席が国賓で、桜の季節に国賓で招待されるようだ。外交もややこしく難しい。
 ところで、国賓の来日とかサミットのような重要な国際会議ともなると大きなお金が動く。
 今、「石つぶて」というDVDを借りて観ている。お金の動き方がよくわかる。
 外務省のサミットやG20などを仕切る部署の者が私腹をためこんでいくその巧みな構造がよくわかる。実際の事件をドラマ化している。
 田中真紀子元外務大臣は「伏魔殿」だとよく言ったものだ。

 小林某の出頭拒否逃走事件。検察も警察も弱点を露にしてしまった。保釈についてもよくわかったが、あれほどまでこの事件にテレビの時間を使わなければならないものだろうか。
 「わろてんか」の吉本興業の13人の芸人が小遣いほしさにか、会社を通さず、誕生会や忘年会で芸をした。振込み詐欺集団の宴会だった。芸人たちはそんな集団とは知らなかったと言っている。勘の悪い、人が見抜けない芸人たちである。
 令和に入って、ぼくの体がガクンと落ちたように、老人の交通事故、無差別殺人、子殺しと続き、年金問題、新潟地震が起きて、となんだかだと世はガタガタしている。しかし、自衛隊員だけは行かせてはならない。行けばとんでもないことが東アジアでも起きるかもしれない。