奇妙なロジックが東野幸治が司会する「正義の味方」で使われている。韓国もヴェトナム戦争の時、ヴェトナムの住民を虐殺した。だから韓国は日本に「慰安婦」、「徴用工」で文句を言う資格はない、というロジックである。読者諸兄はお気づきであると思うが、だからと言って、双方「なかったことにならない」ことは明瞭である。吉田文書が間違っていたから慰安婦問題はなかったことにならないのと同じである。南京虐殺で人数が違っているからと言って、なかったことにならないのも同様である。
韓国の文政権への悪口もひどいものがある、もちろん、気に入らない人は多いに違いない。だからと言って韓国人を嫌うことにはならないし、戦争をしてもいけない。
上智大学の学生がドキュメンタリー映画「主戦場」で、歴史修正主義者とそれに反対の意見をもつ同数の人へのインタビューで、歴史修正主義者たち8人が上映が始まると、上映するなどと聞いてなかった、と上映中止を求めた。ところが全員、合意書にサインしていた。しっかり契約書を読んでいなかったのだろう。上智大学の学生は用意周到に契約書を作っていた。記者会見でことごとく論破した。安部政権の誕生から、この歴史修正主義者たちがバッコし始めた。
戦後われわれはGHQに洗脳されたらしい。大日本帝国は間違っていなかった。間違っていたなどと言えば戦地で死んだものたちが可哀想だ。ことごとく彼らは「結論ありき」で論理を組むから、その結論を補完する資料を集める。類は友を呼び、同じような人が集まる。
ぼくはこの映画に期待しているが、圧力がかからないことを願うばかりである。
自分が主張することに、確固とした資料と論理に自信がある人の表情の違いは大きな画面上ではあきらかなのだろう。
韓国の文政権への悪口もひどいものがある、もちろん、気に入らない人は多いに違いない。だからと言って韓国人を嫌うことにはならないし、戦争をしてもいけない。
上智大学の学生がドキュメンタリー映画「主戦場」で、歴史修正主義者とそれに反対の意見をもつ同数の人へのインタビューで、歴史修正主義者たち8人が上映が始まると、上映するなどと聞いてなかった、と上映中止を求めた。ところが全員、合意書にサインしていた。しっかり契約書を読んでいなかったのだろう。上智大学の学生は用意周到に契約書を作っていた。記者会見でことごとく論破した。安部政権の誕生から、この歴史修正主義者たちがバッコし始めた。
戦後われわれはGHQに洗脳されたらしい。大日本帝国は間違っていなかった。間違っていたなどと言えば戦地で死んだものたちが可哀想だ。ことごとく彼らは「結論ありき」で論理を組むから、その結論を補完する資料を集める。類は友を呼び、同じような人が集まる。
ぼくはこの映画に期待しているが、圧力がかからないことを願うばかりである。
自分が主張することに、確固とした資料と論理に自信がある人の表情の違いは大きな画面上ではあきらかなのだろう。