南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆Puasa 2012

2012-07-24 22:53:46 | インドネシア

 1286 勿論、この状態を、苦々しく思っているのはイスラムの急進派である。“いまどきの若者は!!“と言う感じでしょう。これも昔からそうだが、毎年必ず、どこかのカラオケやマッサージ店が犠牲になる。一種の恒例行事のようだ。急進派も何もしないというわけにはいかない、という感じでしょう。私が住むチカラン一帯は、カラオケ、マッサージはラマダン明けまで、休業です。例外はありません。暗黙の合意でしょう。自分のところだけ営業することはできません。レストランは別です。ただし、アルコールについては、ビールはOK、ただし、その他については、店によって様々です。全く出さないという店は無いようです。仕入れのルートは、狭くなるので、品切れになる傾向はある。

 スーパーマケットの品ぞろえの様子が変わる。習慣として、プアサ明けに食べたり飲んだりする果物や飲み物のコーナーは大量に並ぶ、たとえば、クルマ(ナツメの実)やヤクルトです。アルコール類はビールくらいでしょうか、その他のウイスキーやワインなどは棚から消えます(例外はある)。黄色い真桑瓜のそっくりさん、ブレワッ(Blewah)とティムンスリ(timun suri)なぜか、プアサの時だけ、栽培される。一年中、いつでも、種をまけば、二ヶ月くらいで、大きくなるので、プアサに合わせて種をまく、見事にプアサ中だけ売れて、それ以外の11カ月は全然売れない。道端に臨時売店ができる。最近は少なくなったが、今でも、高速道路の路肩でも売っている。味は無いので、輪切りにして砂糖と一緒に煮る。ちなみに、クルマは中近東のイスラム国からの輸入品が大部分です。いずれも、甘ったるくて、私は、苦手である。

大がかりなセールが始まる。年々、品揃えが豪華になる。 大きなかごに色々な食料品や飲み物をまとめて入れたお中元やお歳暮のような贈り物のセットが大量に並ぶ。 Sembilan barang pokok (スンビラン バラン ポコッ)“九種類の基礎的品物”の意味です。 ミニヤクウゴレンminiyak goreng(揚げ物油、マルガリン)ブラスberas(お米)グラgula(砂糖)dagingダキン(各種肉)telorトロール(卵)susuスス(ミルク)ジャグンjagung(トーモロコシ)ミニヤクタナーminyak tanah(灯油)ガラムgaram(塩)”を略してSembako(スンバコ)という。なぜか、口に入らない灯油が含まれている。そういえば、灯油は町の食料品の店で売っている。と言うのは四年前まで、今は灯油ではなく調理用バハン バカールbahan bakar(燃料)としてLPGです。

 この中に、肝心なアイル ミニュムair minum(飲み水)が入っていないのは変だと思うが。これらのセットも売られている。贈り物です。会社からボーナスとともに現物支給として贈る習慣もあるが、この頃は、それをしないで、ボーナスの金額を増やす会社も増えてきた。

 

 物価はグ~~ンと上がる。特にコメや油、それに調理に欠かせないトウガラシやニンニク類、実に普段の倍以上の値段になる。それでも、売れる。

 お祭り 準備 物価

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