今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

プレーンバーガー

2012年02月24日 | 素材
自分は小さい頃ハンバーガーPIZZAは食べさせてもらえなかった。PIZZAのチラシなんかも「あれは見るもんだ、食べるもんじゃない」としつけられてきたので、逆にもの凄い憧れがある。

大人になって、お給料を頂ける様になって、最初に食べたのもPIZZAだった。
騙されて、給料を払ってもらえない時、お昼を食べたフリをした時、貧乏な時は、ハンバーガーだけは安かったから食べれて、涙が出る程、嬉しかった、あの味は覚えている。
アメリカじゃないけれど、唯一のお金を出して食べられる味、自由の味がしたんだ。

(だからマク○ナルドには感謝をしている。)

それで、今も好きなんだけれど、

最初は、あまりハンバーガーを食べた事がなかったので、フィッシュバーガーが好きだったんだけれど、勿論ビッグ○ックなんて高級でめったに食べられなかった。
ダブルチーズ○ーガー、チーズバーガーときて、遂に最近はシンプルな普通のハンバーガーが好きになった。

やっぱ、シンプルなのが1番良いよ。

でも、薄味の私にはケチャップの量が多過ぎて(チーズバーガーも多い)、酸味が強過ぎていつもケチャップだけ拭いて食べているんだ。
(値段が安いから、学生や肉体労働者向けに味が濃くしてあるのかなぁ?)

で、この前、ネットで「プレーンバーガー」なる裏技がある事を知った。
そう、ケチャップもピクルスも入れない、そのままの肉のパティをはさむワイルドな食べ方だ。
肉の味がダイレクトにして、肉汁がパンに染み込んで、美味しいらしいと書いてあった。

でも、メニューにはない、本当に勇気を振り絞って、「プレーンバーガーにして下さい」と言ったら、ちゃんとやってくれた。
スゲー、本当にあるんだ?

食べてみると、う~ん、なんか物足りない、今までのに慣れてしまっているからかなあ、本当は、究極はこのプレーンバーガーがテキサスとか、アメリカの昔のスタイルなのかもしれないが、パティもファーストフード用の厚さだし、世界中のマ○クのピクルスは、日本のピクルスを基準にしている程、日本のピクルスの品質基準は高いらしい。そのピクルスが無いのはやはり寂しいんだ。

やはり、普通のハンバーガーだな。

店員さん、マニュアルに無いものを作って下さってありがとう、忙しい時間帯には頼みません。1回だけ食べてみたかったんだ。
コメント
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