今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

オクラ「とろ」???

2020年04月14日 | 素材
魯山人の昆布とろ(←あれは作業が地獄だった・・・)をイメージし、昆布出汁と輪切りのオクラで作った、手探りだが、絶対、全国の何処かにこれに似た郷土料理がありそう。
山形の『だし』とか宮崎の『冷や汁』とかがやや似ているのかなーって。

昆布出汁が余っていたので

茹でて輪切りにしたオクラ(←茹でて常備菜にしてあった)と、酒と塩(←アタック感が強くなるので本当は塩を入れたくないが、ご飯にかけるので流石に醤油だけだと味が付かないかなって)
(好みもあるし、中華料理ではないから甘くはしない)

醤油を入れ

もう少し粘りを付けたいなと思ったので、更にかき回しながらトロトロにし、

出来立ての熱々を冷えたごはんにかけてみた。

敢えて、味をやや薄くしておいて食べる人が好みで味を調整出来るように

醤油を少し垂らすと全体が締る感じ。

粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし

翌日以降、温かいご飯にかけても『冷や汁』みたいに冷えたご飯にかけてもどちらもいける
(このネバリを括目せよっ!!)

海苔を散らしても美味しい。

人間が海から進化してきたんだなーって、身を持って理解出来る感じがした。

「オクラと昆布出汁(又は普通の鰹出汁)だけのレシピ」が無いか?(←結局見付からなかったのだが・・・調べていた時、
とろろ昆布を入れるレシピがよくあるようだが、あんまりとろろ昆布が好きではないので。
(旨味成分に紛れ込んでいるような「酸味」みたいなのが・・・
そのまま駄菓子みたいにとろろ昆布をムシャムシャ食べるのは好きなんだが・・・

魯山人の料理②とか、温故知新ではないが、古(いにしえ)の料理を学ぶ良さを最近(特に)感じている。



麻婆豆腐で色々試す

2020年04月14日 | グルメ
 本当は便利そうな事シリーズ(←近年、オレンジ色はリンク)に書いた方が良いのかもしれないが、やや詰め込み過ぎになってしまうので・・・

 麻婆豆腐を作ろうと思っていたのだが、豆腐の水切りを忘れてしまった!!
どうしよう・・・
挽肉も解凍しちゃったし・・・、鶏を茹でた出汁もそろそろ使ってしまわないと・・・)
と思って、とりあえず500Wのレンジで乾かしてみる事にした。
※水切りしない人も居るけれど、私はしたい『派』なので。
少し深めの皿プラスチックの網を乗せ(←レンジは金属網類をかけられないから)、試しに1分やってみた。

皿に溜まった水で抜け出た水分を判断(もう2分追加して計3分温めてみようかな)

最初丁度良かったが、準備をする間、更に水を切ろうと焦って皿を乗せてしまったら、一気に抜けてしまった・・・
こういうものか!!
(切りづらそう・・・)

本来、豆鼓を入れるらしいが、そんなものは普通無いので、なんとな~くイメージで、うちの焼き鳥のタレは、味の違いは別として、奥行きとか深み塩気がやや遠からず近い気がしたのでティースプーン2杯だが入れてみる。

焼き鳥のタレを入れたから、甘みと塩気が足される為他の材料を少しだけ差し引いて入れてみる。

今回はスープを少量だけで最初は煮立てず作ってみる。
「煮立てると濁る」んだって。これでも多いぐらい、あれだけ水けを切った豆腐でも更に水分が出てくるのでその豆腐自身の水分で煮るイメージも)

トロミを付けて、ネギを散らし(今回はネギが後か)、油(本来ならラー油みたいなモノ)を入れて、最後に超思い切り加熱する本格的な作り方。
上手く出来ないや・・・いつもの方やり易い

いつも皿に盛って食べるが、もしかして丼の方がもっと冷めないんじゃね?と考え、
自分で食べる分だし「試すには」丼でいっかなーって。

結果、やや甘さが奥の方にあるものの、もの凄いバランスが良い麻婆豆腐に仕上がった。
色々新しい技術を試した為、全体をダメにしないようにだけは気を付け超慎重に丁寧に作ったから優しい感じはあるものの
(上手く言えないけれど)これはスッキリとして、本当にクセが強くないけれど、シッカリと出来ているイメージになった。

唯一無二な感じ。

なんか凄かった。

物足りないとすれば・・・

※あまりスープで煮込まない為、好みで入れている八角の香りの引き出し方がやや足りなかったかな。。。

スープが少ない分、片栗粉をいつもより減らせばよかった(←身体が勝手に動いて先に溶いてしまっていた・・・)

※あと技術:笑

『補足』

余った八角って使えるのかな~(自分で食べる分なら試しても良いだろ・・・)

レンチンで水を切っても少しでも皿を乗せておかないと水が切れないな
(乗せ過ぎると縮むし・・・)
※やっぱり水をシッカリ切らないと美味しくない!!(俺の場合は)

水を切った皿をつかおう・・・(洗い物が1つ減る)

アレンジでフライパンの中でラー油を作っている間、下準備を
結果から先に書くと、ラー油じゃ辛味が出ないや、・・・辛い物が苦手ではあるんだが、あまりにも無いのも・・・)
ここに残しておいた八角を入れて抽出を試みる

八角の香りもほぼしなかったし・・・涙

やっぱりいつもの作り方の方がいいな・・・

そういえば外で麻婆豆腐って10回も食べた事が無いのではないかって気付いた。
(多分、多く見積もって8回ぐらい、陳麻婆はガチで美味しかったけれど・・・)
何故だろう?とよくよく考えると
・辛いのが苦手
・歯応えが無いモノが苦手
・トロミが苦手
・山椒が大嫌い(←痺れと辛さは違うし、舌や口内が痺れると味の奥の方まで解からん)
・熱いのがやや苦手
そりゃ無理だよな・・・って気付いた。

 最近は七味に山椒が入っている京都のモノを貰ったので使っていたが(←こういう時でないと使わん、京都の親子丼の名店を回った時、最初からかかっている山椒が強過ぎて、あれで山椒が苦手になってしまった・・・最初からかけないで~って)、
麻婆豆腐も山椒を出来上がりにかけるなら
食べる人自身が好きな量だけ(←といっても原価率とか限度があるのでミニ皿で提供)、取り分けてからかけて食べればいいのでは?って気がした。
それなら外で麻婆豆腐が食べられるかも。

オマケ

麻婆豆腐をTKGにしたり、

麺(絶対細い、出来ればちぢれ麺がいい)と和えたりすると

それはそれは、凄まじい美味しさになる!!



挽肉の比較と余ったタレの使い道

2020年04月14日 | グルメ
現時点で最新のいろいろなものシリーズにあった焼き鳥のタレに玉子を漬けたモノのタレが余っていたので、コチラに移動させ、追記し、独立した記事にします。

前やったかもしれないが焼き鳥のタレで半熟卵を漬けてみた。
(※ジプ〇ックを汚したくないのでビアタングラスに入れた)

1晩冷蔵庫へ入れておいたのだが、なんかヤバイ色してんなー、恐竜でも生まれそう・・・

切ってみると、まあ、フツーって感じ。
(チャーシューとかのタレに比べ、ややアッサリとしているかなー、特別、美味しいワケでもない、まぁ、フツー・・・)

使ったタレに玉子のニオイが移るから後の使い道が困るんだよなー

鶏肉や香りが強いレバー・内臓類でも炒めるか・・・

思ったが、

鶏ひき肉を比較

鶏の挽肉を胸肉モモ肉について厳密に比較をしてみようかなって。
今まで豚の挽き肉ばかりだったので(←牛豚の合い挽きは米国産とかガッツリ入れられて売られるから止む無く豚だけに)、鶏の挽肉とか結構ノーマークだった。
(アッサリしている印象だし)

なので、胸肉とモモ肉の合い挽きをほぼ同量づつ(2gの誤差)、皮無ソーセージの要領で玉ねぎを炒めて冷ましておいたモノ(←ハンバーグもそうだが玉ネギガリガリは嫌だから炒めた)とパン粉・卵液を合わせ肉団子を作ろうかなって。
※ただ、近年、自分が作る皮無ソーセージだと、薄力粉をまぶして肉汁を閉じ込める作戦にしていたが(←ワリと閉じ込められるのさ・・・)、
※小麦粉を追加するとややモサッとした味になるから、今回は胸肉とモモ肉の比較検討の為小麦粉は無しとする。

下味と共に結着材ともなる塩も今回は無しで、純粋に先ず味だけを確かめる。

練って(冷やしておいたので油脂分が溶け出さずラク)
※肉々しいのが好きだから、あまりコネ過ぎない事にしている。
挽肉系の多くは、少し肉の食感が粗挽きで残っていた方が好きなので、あと手早く短時間の方が油脂分が溶け出さなくて済む)

ほぼ同量なので同じ数だけ。

シューマイの応用でキャベツを硬い所をパキパキ折って敷き、肉団子を蒸してみよう!!
揚げて固める人も居る。
(普通はレタスだがキャベツの方が甘い!!
※後でどっちが胸肉やモモ肉か?解かるように分けて置く。

シューマイと違って皮が付いていなく小ぶりだし、江戸時代から伝わる酢煎りの経験で、強火で10分ぐらいでいいのかなー?
今回は蒸した後も加熱調理をするから本当は半生ぐらいが良いのだが目的は胸肉とモモ肉の比較を味無で行う為に、シッカリと火を通したい。
足りなければ蒸し直すか、レンチンで加熱すりゃいい話、まぁ大丈夫だろう!!)

蒸している間に、とりあえず途中の洗い物を済ませてしまう。
「想定できる問題(アクシデントや事故)は問題ではない!!」という言葉もあるし、片付けが出来ていたないと、とんでもない所で作業が中断される事が『多々』ある。

一応、1番大きい肉団子を軽く割って火が通っている事を確認し(←大丈夫だと解かってはいても確認は料理の基本の1つだと思う)、どっちが胸肉かモモ肉か解かるように並べ、※先ずはそのまま味無しで、比較

パッと食べた印象、『食感』は当然、胸肉の方はかなり弾力がシッカリとしているが、モモ肉の方がフニャり&フワ~っと柔らかいかなー。
当然と言えば当然か。
でも味は~胸肉の味のイメージから連想する色黄色で、モモ肉は深い緑とか緑系が脳裏に浮かぶ、色で区分けして覚えておくんだ~(←後で引き出し易い気がする、なんとなくだけれど←なんとなくね、厳密にではないからね、アタマおかしい人だと思われるので、まぁ変わってはいるけれど)

塩で食べてみると、美味いな~、やっぱり塩は!!
「つける」という行為は「まぶす」とか「かける」という行為よりも加減をして調味料を接種する事が可能

※塩だと美味し過ぎて比較出来んわ、この後の事があるからが全部食べないようにしないと。
後ろ髪を引かれる想いだが・・・

肉団子を調味

温めた鉄フライパンに油を敷いて、その肉団子を

炒め、焼き目をヤンワリ付け(←ここで再度加熱をするので本来蒸す時に半生でも良かったという理由、ただ今回は2種類の比較が目的だったので完全に火を通してある)、茹で卵を漬けたタレを投入

フライパンで炒める時の油脂分はタレの浸透を防ぐ効果があるので、転がしながら焦げない程度のやや強火で煮詰めても、濃くなり過ぎないかな・・・って。

この段階では胸肉とモモ肉の挽肉の比較はもうしないので2種類が混ざってもOK、観れば微妙に色が違うので解かるが、別に自分が食べるものだし)
※↓下記のご飯と順序はどちらでもいいが(記述の都合上肉団子を先に記した)、並行して出来なければ適度に汁気が残っている段階で皿に取り出しておく(←しみ込む)。

ごはん』(←先でもいい、記述の都合上、この順序)

タレに付けていない普通の茹で卵がまだ余っていたので、
茹で卵って1個だけ茹でるなんて事はないじゃない?
半分に切り

半分は取り分けておいて

半分をレンチン

あ、レンチン時間が長かった(1分で長いか・・・)、やや破裂、まぁこの後の工程を観れば大丈夫だ。

洗い物を1つでも減らす為、肉団子を作る時に卵液を解いた丼ぶり(←まだなんとなく卵液が附着をしている)に刻んだ卵を入れ
(もしくは中で細かくし)

タッパのご飯が冷たかったので(←普段は冷や飯がグルタミン酸が増えていて好きなのだが、今回はちょっと主旨が違うから)ごはんを温めて

ごはんと細かくした茹で卵を混ぜる

これで茹で卵を漬けたタレがやや(←限度があるからね)卵臭くても逆に卵を活かした食べ方になるので問題がなくなる(地動説を初めて唱えた)コペルニクス的転回。

で、ごはんの真ん中に取っておいた半熟卵の半分を乗せ周りに肉団子を
翌日のオカズやお弁当(?)にいくつか取り分けて残しておく。

そうだ、改めて白髪ネギの練習をした時のネギが限度に近かったんだ・・・上にかけるより、巣みたいにしよう!!!

好みで途中から七味をかけて。

うん、やはり油脂分があると油でこのタレを炒めると)、タレのしみ込みが抑えられるので(塗りながら焼いてもよかったんだけれど、それじゃコンロも洗う事になるし、流れ落ちるので今度はタレの量が足りなくなる)、見た目程、濃く無く、むしろ優しい感じ。
タマゴの優しさ?かな・・・?

鶏むね肉の挽肉と、鶏モモ肉の挽肉を厳密に味無で比較出来た事と共に、
(1つの丼に両方の質感が入っていると楽しい!!)
やや茹で卵のニオイの付いたタレを、まあまあ良い感じで処理を出来たのではないかな?って!!

「オマケ」

(蒸した時に熱々を食べたが)焼売の時の様に、酢醤油で食べるキャベツも最高。

鶏の挽肉でも問題なく美味しいな・・・焼売も鶏の挽肉のVer.もあるものな。




大根の処理を復習

2020年04月14日 | 素材
少し古い大根が超安かったので、早めに処理をしてしまおうと思う。

大根の葉

大根の葉は身のやや頂上付近を根元から切って

縦半分に切ってから茹でると早い!!ので切って、(この後、茹でて洗うので)サッと洗い、

湯を沸かし、塩を少し入れ 

サッと茹でて、冷水で更に洗う

繋がっていた硬くてどうしても汚れが落ちない部分(←絶対にある)と、水を切り、刻んで、塩を少々

元から量が少ないから(何故取っちゃうかなー、大根は葉にほとんどの栄養がいってしまうので、葉が1番栄養価が高いのに)、このぐらいかな・・・

揉んで

量が少ないからここで水を切って

何か容器に入れておく。
(塩もみはそんなにもたないので早めに食べる事!!

やはり菜飯だろ・・・
食べる人が自分で味を決めた方がいいので最初から全部は混ぜない。
(全部混ぜてしまうと、その後、菜飯がずっと続いてしまうから・・・それもね・・・)

途中、味変で醤油をちょこっとだけ垂らす。

素材が究極に活きている。
オカカと炒める人が居るが、炒めると大根の葉も鰹の灰汁も双方立つというか、灰汁が双方に移る感じが苦手で、あとクドくなるので=鰹節のコクや脂質部分って「結構」強いと思うのよ、一緒に混ぜたい人は、後で自身の茶碗の中で好きな分量を混ぜればいいのかなって)

あと個人的には蕪の葉の方が大根の葉に比べて苦味が少ないので好みかな。

身は干そうと思う

やや古くて柔らかそうな部分を使ってしまおうと、(少し固めの所から)切って

煮物に使うなら皮を剥いて

漬物とかなら皮もパリパリして美味しいのでタワシとかでよく洗う
べジブロスの時みたいに重曹に数分漬けよく洗い流しても

適度な薄さに切って
(細くなっている先端は縦が良いかも

もう日が暮れていたので(外は雨だし)家の中で。

気温が暑かったら、冷蔵庫へ)

雨が止んだら干す。

最近風が強いから・・・

又、雨が降ったので

雨が止んで少ししたら更新


偶にひっくり返さないとな。

あまり長く乾しているとカビる事もあるし、まぁ、この程度でやめておくか

軽く洗って(←うちの町はホコリが凄くて)

一応、水をふき(水を切っても)

漬物でも作ろうかな・・・

ザっと調べると、やはり醤油を使った漬物が多かったがそれは昔もやっていたのと
糠漬けで沢庵にするほどの量でもないので・・・

①(敢えて醤油を使わず)半分は塩と酢と好みで砂糖
(干した大根の甘みを確かめたいので砂糖は入れなかった

タッパごとふる。

(↑これをやってみたかった)
塩もみに近い感覚かな。

②半分はきざんで敢えて醤油を使わず、昆布の佃煮が余っていたのでそれをダシと塩気として、酢を足し

ハリハリ漬け的な・・・

「なにか」の完成(←なんでもいいんだろうなって、←和食をもっと愉しんでもいいと思う)。

2種類作ってみた。

塩の方は1日後・昆布の方は2日目からがダシの出方が凄かった。



菜の花のリゾットとリゾットのまとめ←(追記あり)

2020年04月14日 | 今日の料理
「①菜の花のリゾットをバターで」

茹でた菜の花がそろそろ限界だったので

鳥をボイルした茹で汁もあったし(なければ顆粒のブイヨン←無ければ恐らく作らない)、リゾットを作ろうかなって。

菜の花を多少細かく切ったモノと水少しをフードプロセッサーにかけて

菜の花ペーストに(←ギリギリまでパスタにしようか?迷っていたんだ・・・でもバジルや大葉に比べてインパクトが少ないし少し苦いだけだから、あまり意味は無いかな?って)
本来は葉だけだが、今回は量が少なかったので
本当はオリーブオイルでバジルペーストみたいにしようか?迷ったが、洗い物の事を考えると嫌だなーって、水で・・・超横着
(※牛乳でもよかったか?)

バターで刻んだタマネギと余っていたこれも限界がきそうだったエリンギを炒め、
オリーブオイル味にすればよかったなー

無洗米を炒める。

温めたスープを少しづつ入れ(弱火で)煮ていき、

今回は水分が豊富なので、少し早めに菜の花ペーストを投入

米が少し膨れたようになってアルデンテになったら、火からおろしてバターでモンテし、塩・胡椒で味を整える。
※※粉チーズが無いのでやはりオリーブオイル味にすればよかった~
(チーズを使わない分、コクや深みが『僅かに』足りないんだよ、粉チーズ高いんだもの・・・家庭だとコスパ悪くて・・・)
アタマが働いていなかった、気付いたら、なんか身体が勝手にバターで玉ねぎを炒めていた。

(久しぶりで)下手~(悔しい~)
少し汁気が多くなってしまった?(食べると見た目程じゃないんだけれどね
恐らくこうだったかなーってビビって、アルデンテばかりを気にし過ぎて火から降ろすタイミングが少し早かったのだと思う。
(↑今までどんだけアルデンテを越え過ぎた事がショックだったんだよ?)

別に不味くはないんだけれど(寧ろそこそこ美味しい方だったが、そこそこなんだよな、もう少し菜の花のホロ苦さを活かしたかった←やはりオリーブオイル系か・・・)、ややビビっていたというか思い出しながら作業をしていたって感じの味って感じ。

工程は大体覚えていたな・・・
そりゃ、
ずんだのリゾット
魚貝のリゾット
余った食材でリゾット
パプリカリゾットとクリームリゾット
ヤキイモのリゾットと栗のリゾット、秋のリゾット
失敗したり色々試したリゾット
チープリゾット(?)
青リンゴとスティルトンのリゾット
とか作っていれば、少しは覚えるよな・・・
寧ろ出来ない方かも・・・
ここで(1度)まとめた以上、今後、再度、昔のレベルを落ちないようにしたいと思う。


「②菜の花リゾットをオーリーブオイルで」

ということで後日花が咲き始めてしまった菜の花が超安く手に入ったので
花の方に栄養価が行くのと、花の食感が悪いらしい

花が咲いたツボミと分けて
(安いモノだからこういう所で努力しないと!!)

蕾(つぼみ)と分けて、それぞれ茹でる

蕾は、食感が悪いというので時間を少し多めに茹でてみる。
(サフランみたいにブイヤベースっぽいスープの色を抽出出来そう?・・・今度やってみようかな・・・)

それぞれ冷水で色止めをし、水気を切っておく。

蕾を食べてみる、う~ん、なるほど確かに菜の花のツボミとは違う
なんというか、菊の花みたいなイメージの食感(そりゃ「花びら」だからな・・・)、味というか味の方向性もやや似ている気がする。
(日本人はワリと平気じゃないのか?、刺身の薬味とかに春を表現するモノとして添え食べる人が好みで入れても面白そう!!!

上記の菜の花のバターリゾットのペーストは(菜の花の量が少なかったので)茎と葉を使ったが、
本来葉だけなので、葉を取り分けて後はタッパに入れ収納。
お浸しか『何か』に。

刻んでオリーブオイルと塩とフードプロセッサーへかける。
カップの中で具が混ざらないから結構オリーブオイル使うんだよなー・・・加熱用のオリーブオイルを使ったが)

おお、良い味だ・・・

粉チーズが無いので(←コスパ悪いから買っていない、あれば使いたいだけ使ってしまうので最初から買わない)、普通のチーズを刻んで入れようか?迷ったが(←遠からず近くはなる)、
菜の花の優しいホロ苦さの風味を活かす為に、リゾットにニンニクすら入れないのにチーズを入れる事もないのかなって。
(先ずは基本の味を知る事の方が大切かな・・・って)

オイルで洗いヅライ事は仕方がない事なのだろうなー
後で洗うと他の調理器具も油になって嫌になるから湯で流し先に洗ってしまおう~っと!!
1度紙で拭けばよかったかな・・・でも地球に優しくないか・・・)

あとはきざんだタマネギをジックリ半透明まで炒め、無洗米も半透明まで5分ぐらい炒め、

普通にリゾットを作る(今回は前回よりも更に上手く作るぞー、←「常に」この気持ちが大切)。
中火にすればよかった
(うちの右のコンロは口径が大きいから中弱火ぐらいか)
弱火過ぎて、炊き上がりが弱く時間も(正規の時間通り)かかるので
弱中火で20分かかる所を、中弱火8分(←様子見?)・14分~16分で仕上げていく感じの方が【より】良かった。
温度が下がると粘りが出るので常に熱々のスープを。
かき回すかかき回さないか・・・(自分が持っている古い本と違って、現在はかき回さない作り方が主流っぽいな、個人的にかき回すと蒸発が早いから安全で作り易い気もするが・・・米が壊れ易いが、そこまで壊れるぐらい「まで」かき回すか?)

※バターの代わりに、この菜の花ペーストでモンテするイメージが正解かな・・・って。
その方がスッキリするでしょ・・・

火からおろして(五徳の上で仕上げた方が冷めないか、火は入ってしまうが←出来ればその熱も活用出来たらスゴイ。。。)、塩・胡椒を入れかき混ぜて仕上げる。
菜の花ペーストに塩気を付けてあるので、ここでは塩加減に気を付けながら・・・!!!
※盛り付けの直前までかき回して鍋の側面でも仕上げていく感じのイメージ(←「あくまでもイメージね」が、失敗しヅライかも)。

まだ、ビビっている部分はあり、ギリギリ、崖の上をいくようなラインだが
何これ!!?、尋常じゃない美味しさだぞっ!!!
チーズもニンニクも入れなくてよかった菜の花の優しいホロ苦さ弱々しくもキチンと活きている!!
それでいてオリーブオイルのコクとのバランスが良い。
塩気も加減をしておいてよかった(余熱でも僅かに仕上がって丁度良くなるというか)。
※花が咲いたツボミを中央にあしらってみた(長く茹でたからか「食感がプツプツし」軽快なアクセント心地良い!!最初、「ミモザ」みたく散らそうか?瞬間、迷ったのだが、もし不味かったら全体に散ってしまう為、そこまで冒険する必要も無いのかなって)。

慎重に、慎重に炊いていったからか、ややぷっくら米の膨らみが足りない気もするが、超絶に超絶妙なアルデンテになっている。
茹でた菜の花ペーストだから、絞ったとはいえ、やや後から水分が出る気がしないでもないな・・・
温度が足りないんだろうな・・・)

因みにリゾットはフォークで食べるモノらしい・・・
忘れていたので改めて・・・
(どんだけ作っていなかったんだ?、キッシュカルボナーラもそうだが、以前作り過ぎて、嫌になってしまったんだよな・・・)
肉を茹でたり蒸した茹で汁が余るので、たまに作らないと、久しぶりに作る時、緊張をする。
※(いろいろ調べていたら)「炊くよりラクだ!!」って意見もあるものなー

改めて勉強になった


「③余った材料で、基本のPOINTだけ!」

リゾット専門書を数冊読むと、燻製紅茶コーヒーと米でリゾットにしているモノもあって(←お店だったら絶対オーダーしないけれどね。俺は、)
改めて、そっか余っている材料とかでも美味しければなんでも組み合わせていいんだ!って。

・蒸発をし易い様に口径が大きく深い鍋で作る。
弱中火~中弱火
スープ等を入れて温度が下がると粘りが出てしまう(あくまでサラっと「を目指す」)ので出来ればスープも火をかけ続けていた方が良い。
(沸騰をさせたら『蓋をしておくだけでも』少しは違う)

木ベラはなるべく幅が狭いモノ且つ先が薄いモノ
・混ぜ過ぎない。
・混ぜる時はWのカタチをイメージして混ぜる。

混ぜた時、鍋底が見えるぐらいのスープの量でいいんだなー)
焦げそうになったらスープを足す。

足りなければお湯を(ティー・スプーン1杯分ぐらいで大丈夫だったが・・・)

南瓜をマッシュしたものが余っていたのでそれをペーストという事にし、火からおろし、バターでモンテして、塩・コショウで味を整えカボチャのリゾットに。
(鍋敷きを用意し忘れていて焦った!!)
あと、2分半~3分足りなかったかな?(弱火にして、超ギリギリを狙っても良かったかも?)
でも美味しく仕上がった。
(余りもののワリには・・・ちょっとスゴイ感じ、ややバターが強いか?失敗を僅かにビビっていたんだな?
・プロは鍋一杯に作りかけておいて、オーブンで保温し続け、ランチのオーダー毎に様々な味に仕上げて次々出すんだものなー。

少し弱かったので(←最初から胡椒っ辛いと嫌だから気持ち抑えた)、途中から普通の白胡椒と、黒胡椒をそれぞれ試してみたが、

普通の白胡椒の方が一体感があった
黒胡椒の方は最初のインパクトはあっても、それで終わっちゃうカボチャの風味が長く続くので、黒胡椒だけ息切れしておいていきぼりって感じ。

まあ、これで次から作ってもあと少しレベルが上がるぐらいで、その後は作業と化していくんだろうなーと思う。
どんな(家にあるその時に旬の様々な)食材を合わせるか?で変化をつけて愉しむモノというか・・・

外食ではもっぱらパスタしか食べた事ないのに・・・


オマケ

加熱された材料を加えるには最後の段階(バターを入れる前)でいいみたい。

逆に加熱しなければならない食材は米を炒める前だったり(←諸説ある
生の魚介類とか硬くなるのは米を炒めた後だったり、食材によって変わってくるので、その辺が多少まだ迷う。

ふと気になったので、結局入れるのを止めたが、不味くは無いんだが(寧ろ美味しいが)、やや迷いが出たね。

中々お高い無洗米は大量には買わないので(そんなリゾットばかり作らんし)、この小分けの無洗米シリーズが助かる。

青天の霹靂という粘りが少ない銘柄をあえて選んで(←このシリーズバロメーターが付いているから便利)、40g~50gでもスープを吸って増える。

まだまだこれからも作っていこう、課題が見付かる事はラッキーな事だと思う!!