椎茸はワリと好きなのだが、本当は中々更新出来ていない和食たべようぜ2(←近年オレンジ色はリンクのルール)か、(当然和食たべようぜ1もある)、椎茸の可能性に書き足そうかと思ったのだが、結構美味しかったので。
秋が近くなるとキノコ類が出回るが国産椎茸が結構手に入ったので、椎茸をそのまま1番simpleな方法で炊き込んだら一体どうなるのだろう?(どれだけの出汁や旨味が出るのだろう?←「グアニル酸」というらしい)
と、一般的には椎茸を煮てから煮汁ごとぶち込んで炊く「方法」もあるが、
その場合、砂糖とか味醂とか甘みを入れる場合もあるので・・・
それだと、甘みのコクと、椎茸の素材本来持つ旨味のコクが解からなくなるので↓
(出汁や旨味のコクと、甘味のコクは僅かに似ているが違うので、人はコクや旨味が欲しくて甘みを足し続けてしまう。。。しかし、ご飯自体も『自然な甘み』があるから、加熱をした時、甘みが双方当然強くなるので、甘みのバッティングが起きるんだよなー、だからなるべくなら甘みを控えて入れない事にしているが)
今回はそのまま、ほぼ1番simpleな方法で炊いてみる事にした。
『先に』米を研ぐ
昔、店で5kgの白米を炊く時「米の研ぎ方も知らねーのかよ、それじゃダメだ」と怒られたな。。。
(その人より俺の方が料理は出来たんだけれど、出来ないフリをしていたので、「出来る」って声明すると大変な、恐らく生命に係わる事になっていただろうから・・・言わなかったけれど、【結局】それは正解だった、そういう勘って時には大事だと思う。
こういう時に、そのお米研ぎの事をいつも思い出す「自身の未熟さ」←それでも言われているようではまだまだ)
炊き込みご飯の時はザルにあげて1時間水気を切っておく。
椎茸は~、全部使うと流石に多いから
(といって安かったからそんなに新しい感じでもないので)
どうせ切ってしまうからカタチの悪いモノをチョイスして今回使い、
良い椎茸は取り分け、椎茸は冷蔵庫で袋の口を開け保存をしておくと保ちがいい。
(本当は便利な事シリーズに書こうかと思ったのだが以前書いたし、買って来たら直ぐ、そうする事)
石づきも食べたいが、流石に汚れが酷かったので、ここだけ取って洗ってしまおう。
硬くてどうしても汚れが取れない底の部分をカット!
椎茸の本体(?)いや傘は、僅かに濡らしたキッチンペーパーで汚れを拭いて
(現場で、1秒を「争う」場合はザっと洗って使う場合もある、あるのよ、電気製品も含め7つの熱源を1人で同時に使っている時は、拭いていられない時が・・・そういう場合は店にもよるけれど、こだわっていられないから西洋人みたいに「洗うしかない!」と教わった)
マシーンのように連続で切っていくが、
どんな厚さが1番良いか試す為に少しづつ「厚さ」を変えて色々試してみる事にした。
酒と醤油だけで
1番simpleな炊き方なので
米2合(←失敗をした時の事を考えやや控えた)
醤油大匙2プラスα(←椎茸が多いから)
酒大匙1
ぐらいでいいんだろうな・・・
上に椎茸を乗せ
(これだけの量を入れて炊いた事ないからな~、大丈夫か?焦げないか?まあ加熱をすれば多少は縮むからな・・・)
炊く。
おお、出来ている!!
かき混ぜて
(焦げてもいない!!、おこげも適度で丁度良い)
ウ、美味ッ!!
な、なんじゃこりゃ~、旨味のレベルが違い過ぎる・・・
シンプルなレシピだけに、ダイレクトに旨味のレベルを感じる事が出来る!!
スゴイぞ、これ・・・
因みに椎茸の厚みは薄く切った方が、なんていうか、まるで鮑の薄切りみたいで
(分厚いと椎茸~って「解かり過ぎて」・・・旨味の付いたご飯が負ける!!)
(私は)薄切りの方が良いかな~て。
薄い方が「万人向け」だろうし(製品としても多分そうだと思う、ただ「見栄え」が貧相になりがちなので、大きい塊も1個添える感じで盛るといいのだろうな・・・)
・見た目に騙されない事や
・見た目に騙されない本質を観る目を鍛える=「素直さ」=というか。
サルガドを観ても、ダヴィンチを観ても、一般にアートに詳しく無くてもワリと多くの人が凄いと思うでしょ、あれと同じだと思う。。。
次はTKGにしてみた。
(添加物無しの自然の出汁入り醤油ご飯とほぼ同じだから、近年私は混ぜご飯でTKGをやるのよ・・・江戸時代の醤油でご飯を炊いた「鉄火飯」みたいなものだし)
これも尋常じゃなく美味しい・・・
Simpleなレシピなので、椎茸醤油みたいなものだものな。。。
魯山人もビックリ?な感じ。
やっぱり原点回帰とか「ヌーベルキュイジーヌ」ではないが素材を活かしたSimpleな方法で食べる事が美味しいな~
手をかけて、工程が増えれば増える程、食材の原型も失われ、その過程で旨味や栄養・成分が抜けたり分解をされたり、僅かでも鮮度が落ちたりしていくからだろうなという気がする。
だって、Simpleなモノって(その場は飽きても)又食べたくなるもの。
『オマケ①』
作った椎茸料理(↓他のきのこ類でも出来るんだろうな~)
・鶏の胸肉で椎茸を巻くと?
・椎茸の煮汁でかまたま。
・数の子の漬け汁で煮た椎茸の細巻きで生産者に僅かにでも応援になれば。
・椎茸のリゾットと空豆のクリーミーなタリアッテレでブロスや名称の違いを確認。
・椎茸の可能性を探したくて。
『オマケ②』
魯山人の全部を勉強し直したワケではないけれど(文中で触れたので)。
・魯山人の本を読んで。
・スジが多い鮪で、魯山人の茶漬け3種を学ぶ~海苔の佃煮
・魯山人の牡蠣雑炊。
秋が近くなるとキノコ類が出回るが国産椎茸が結構手に入ったので、椎茸をそのまま1番simpleな方法で炊き込んだら一体どうなるのだろう?(どれだけの出汁や旨味が出るのだろう?←「グアニル酸」というらしい)
と、一般的には椎茸を煮てから煮汁ごとぶち込んで炊く「方法」もあるが、
その場合、砂糖とか味醂とか甘みを入れる場合もあるので・・・
それだと、甘みのコクと、椎茸の素材本来持つ旨味のコクが解からなくなるので↓
(出汁や旨味のコクと、甘味のコクは僅かに似ているが違うので、人はコクや旨味が欲しくて甘みを足し続けてしまう。。。しかし、ご飯自体も『自然な甘み』があるから、加熱をした時、甘みが双方当然強くなるので、甘みのバッティングが起きるんだよなー、だからなるべくなら甘みを控えて入れない事にしているが)
今回はそのまま、ほぼ1番simpleな方法で炊いてみる事にした。
『先に』米を研ぐ
昔、店で5kgの白米を炊く時「米の研ぎ方も知らねーのかよ、それじゃダメだ」と怒られたな。。。
(その人より俺の方が料理は出来たんだけれど、出来ないフリをしていたので、「出来る」って声明すると大変な、恐らく生命に係わる事になっていただろうから・・・言わなかったけれど、【結局】それは正解だった、そういう勘って時には大事だと思う。
こういう時に、そのお米研ぎの事をいつも思い出す「自身の未熟さ」←それでも言われているようではまだまだ)
炊き込みご飯の時はザルにあげて1時間水気を切っておく。
椎茸は~、全部使うと流石に多いから
(といって安かったからそんなに新しい感じでもないので)
どうせ切ってしまうからカタチの悪いモノをチョイスして今回使い、
良い椎茸は取り分け、椎茸は冷蔵庫で袋の口を開け保存をしておくと保ちがいい。
(本当は便利な事シリーズに書こうかと思ったのだが以前書いたし、買って来たら直ぐ、そうする事)
石づきも食べたいが、流石に汚れが酷かったので、ここだけ取って洗ってしまおう。
硬くてどうしても汚れが取れない底の部分をカット!
椎茸の本体(?)いや傘は、僅かに濡らしたキッチンペーパーで汚れを拭いて
(現場で、1秒を「争う」場合はザっと洗って使う場合もある、あるのよ、電気製品も含め7つの熱源を1人で同時に使っている時は、拭いていられない時が・・・そういう場合は店にもよるけれど、こだわっていられないから西洋人みたいに「洗うしかない!」と教わった)
マシーンのように連続で切っていくが、
どんな厚さが1番良いか試す為に少しづつ「厚さ」を変えて色々試してみる事にした。
酒と醤油だけで
1番simpleな炊き方なので
米2合(←失敗をした時の事を考えやや控えた)
醤油大匙2プラスα(←椎茸が多いから)
酒大匙1
ぐらいでいいんだろうな・・・
上に椎茸を乗せ
(これだけの量を入れて炊いた事ないからな~、大丈夫か?焦げないか?まあ加熱をすれば多少は縮むからな・・・)
炊く。
おお、出来ている!!
かき混ぜて
(焦げてもいない!!、おこげも適度で丁度良い)
ウ、美味ッ!!
な、なんじゃこりゃ~、旨味のレベルが違い過ぎる・・・
シンプルなレシピだけに、ダイレクトに旨味のレベルを感じる事が出来る!!
スゴイぞ、これ・・・
因みに椎茸の厚みは薄く切った方が、なんていうか、まるで鮑の薄切りみたいで
(分厚いと椎茸~って「解かり過ぎて」・・・旨味の付いたご飯が負ける!!)
(私は)薄切りの方が良いかな~て。
薄い方が「万人向け」だろうし(製品としても多分そうだと思う、ただ「見栄え」が貧相になりがちなので、大きい塊も1個添える感じで盛るといいのだろうな・・・)
・見た目に騙されない事や
・見た目に騙されない本質を観る目を鍛える=「素直さ」=というか。
サルガドを観ても、ダヴィンチを観ても、一般にアートに詳しく無くてもワリと多くの人が凄いと思うでしょ、あれと同じだと思う。。。
次はTKGにしてみた。
(添加物無しの自然の出汁入り醤油ご飯とほぼ同じだから、近年私は混ぜご飯でTKGをやるのよ・・・江戸時代の醤油でご飯を炊いた「鉄火飯」みたいなものだし)
これも尋常じゃなく美味しい・・・
Simpleなレシピなので、椎茸醤油みたいなものだものな。。。
魯山人もビックリ?な感じ。
やっぱり原点回帰とか「ヌーベルキュイジーヌ」ではないが素材を活かしたSimpleな方法で食べる事が美味しいな~
手をかけて、工程が増えれば増える程、食材の原型も失われ、その過程で旨味や栄養・成分が抜けたり分解をされたり、僅かでも鮮度が落ちたりしていくからだろうなという気がする。
だって、Simpleなモノって(その場は飽きても)又食べたくなるもの。
『オマケ①』
作った椎茸料理(↓他のきのこ類でも出来るんだろうな~)
・鶏の胸肉で椎茸を巻くと?
・椎茸の煮汁でかまたま。
・数の子の漬け汁で煮た椎茸の細巻きで生産者に僅かにでも応援になれば。
・椎茸のリゾットと空豆のクリーミーなタリアッテレでブロスや名称の違いを確認。
・椎茸の可能性を探したくて。
『オマケ②』
魯山人の全部を勉強し直したワケではないけれど(文中で触れたので)。
・魯山人の本を読んで。
・スジが多い鮪で、魯山人の茶漬け3種を学ぶ~海苔の佃煮
・魯山人の牡蠣雑炊。