今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

真似るな危険!!「WARAJIメンチ」・課題あり。

2018年03月22日 | 今日の料理
WARAJI(わらじ)メンチカツ、そう、名前の通り草鞋の様に幅広の大きなメンチカツである・・・
以前から作ってみたいなと思っていて、ずっと作ってこなかったらが、実際に作ってみると観るとやるとでは意外に違うものだなーと。
課題ばかりだけれどイロイロと知る事が出来た気がする。

ジャンボメンチカツなのでタマネギは倍量を炒め煮にしておいて、冷水で冷ましておく(←こうすると早い)。

1個しか揚げないツナギなのに卵2個殺すのは忍びないので水で薄めて

ボウルに半分分けておく。

残り半分はパン粉や衣を張りつける用

お肉に塩胡椒を軽く。胡椒2:塩1ぐらいだけれど、卵を水で薄めたので味がボヤケると嫌だから、胡椒2:塩1.5ぐらい。
(※基本、ソースか何かをかけて食べるので、私は薄味、肉自体にも味があるし

タマネギを冷やしていた底の水滴を拭いてよく忘れて食材を濡らしてしまうので

お肉・タマネギ・イギリス料理の皮無しソーセージ/・(イギリス風の皮なしソーセージ)の要領でパン粉を混ぜて
(パン粉はいつもの倍イギリスは腸詰めであってももっとパン粉が多いらしい、逆にドイツみたいなのだと肉々し過ぎて嫌らしい、日本人はどっちもOKだと思うので好みで、まあ、パン粉は水で溶いた卵を吸って吸着しツナギになるし)

あまり軟らか過ぎるのは現代挽肉料理には感じないから、適度にしか混ぜず(粘りが瞬間出たらそこで止め)、成型。
(フワフワ過ぎるより、ある程度肉の食感は残したいよね!、文庫版の「スタンドバイミー」の原作の焚き火で挽肉を焼くシーンなんか美味しそうだもの)

写真は無いが爆発しないように空気は抜く

頑張って薄力粉をつけて、水溶き卵をかけてしまおう。
(皿を洗うのが手間だから1手間でも減らす!!、結局同じ事だし、良い子は真似しないよーに!!)

で、パン粉に付ける。

油を温め、

手で入れたら、そっとスベリ流したんだが、流石にハネた!!
フライ返し2本か長い菜箸に乗せて、そっと滑らせばよかった!!
アチイ!!

弱火で火を通しつつ、周りが固まるまで、洗い物を終らせてしまう

今度は2本のフライ返しでソッとひっくり返す。
(それでも少しハネるなあー、みんな気を付けよう!!、って作らねーか)

串を刺して熱くなっていれば火が通っていると思う(多分)がプラスαで熱をシッカリ中心まで通す事!!
弱火でも発火する事があるので火を切って火を通してもアリ最後4秒ぐらい強火でカラリとすれば良いワケだし)

引火しないように火を切ってしまって、キッチンペーパーに移動。
(自分を火を切ったコンロの横で落さないように移動させた、移動距離が長いと不安だったので)
片手でやって、メンチを油に落として、大火傷をするのが目に見えていたので!!

油を切っている間に、キャベツを千切りしてみた。
(急いでいたからお店みたいに細くは出来ないけれど・・・、やれば限りなく近くは出来るが、時間かかるので)
揚げ物にキャベツの千切りは日本人の発明なんだぜっ!!
日本人はステゴザウルスとか草食恐竜みたいに腸が長いので(だから消化器官を安定させる為に胴が長く短足らしい)、キャベツでもないとダメらしい!!
(但し、草食恐竜・草食動物は温度を度外視すれば何処ででも生きていけるが、これに対し肉食恐竜や肉食動物は餌となる草食動物が居ないと生きていく事が出来ない)

とりあえず、なんとか完成。
いつもどおりではないから1回1回立ち止まるから、なんかあまり楽しくなかった・・・
ガキっぽい事してんなーって

中は火が入っているかなー(もっと薄く作るつもりだったのだけれど、半崎美子の「明日への序奏」を口ずさみながらゴキゲンで作っていたら、普通のメンチにしてしまったもっと広く薄く作りたかったんだった。)
火は通っていたけれど・・・というのは嘘で、一応、ヤバソウな所(中央・牛100%ならまだともかく豚との合い挽きだったので)だけレンチンしておいた。
 こんな遊びでアタリたくない、どんな仕事よりも安全が1番大事、昔、半額の生牡蠣のシールが「加熱用」の所にかかっていて食中毒を起こし、
(←まあ、自分も過労で疲れていたのと、パッケージに生牡蠣って書いてあったので、生食用も加熱用も生牡蠣って書いてアピールしてあるので怖いワケで)、
脱水症状で全身の血管が潰れてしまったので。

全部食べきれないので、半分(レンチンした方)を残して、半分とご飯と味噌汁で。
ソースはウスターとイギリスのHPソース(肉には合うと思ったけれど、メンチ自体に僅かに塩気を付けておいたのでそれがバッティングする感じかな、ややだけれど、これが大きい影響を与える)。
手で千切らないで包丁で切ればよかった・・・(反省)

課題点
・もっと紙みたいに薄くして火の通りを早くする予定だったが主旨を忘れていた。
・フライパンに滑り入れる時、ハネた、もっと良い方法があるはず!!危険。
・意外に作っていて(ガキっぽくて)ツマラナカッタ=普通の方が作っていて楽しい

特に思ったより狭く分厚くなってしまった原因として・・・
・肉が縮んで縦に圧縮された。
・手が小さかった。
・粉類を付けて置く皿が小さ過ぎたのでその範囲内でしか作らなかった事が小さくなってしまった→バットで作れば良かった

味は・・・
フツウ、特にフツウのメンチという感じ!!
可もなく不可もなくのちょいウエぐらい。

ただそれだけだった。

まあ、少しは課題点から勉強出来た?か!!?

オマケ

翌日、だししょうゆを作った時の魚粉でメンチ丼に。

それでも食べ切れなかったので取り分けた!!
分厚いから長く揚げた分、油を吸っているから普通より重く感じるからだと思うが。
ただ、こんな1切れが大きく分厚いのは初めて。



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