エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

梅雨の晴れ間

2009年07月07日 | 日記
梅雨の晴れ間は嬉しい。

見上げたら、こんな空。





             空を

       晴れ間
       ああなんという響きだろう

       瞬間的に
       こころが開かれていく響きだ

       ひとがみな空を見上げるとき
       空は鮮やかなひとの瞳の色に同化する
       という寓話は無かっただろうか

       雨のち晴れといいつつ
       空を見上げる風習は
       晴れがましく面映ゆい

       晴れ間
       ああなんという響きだろう

       ああなんという
       晴れ間

       空を見上げる
       ああなんという捨てがたい風習だろう





ふっと足元を見たら「ねじばな」が咲いていた。

なだらかでいてなめらかな緑の絨毯の中に、ねじばながすっくと立っていた。

ぼくは嬉しくなった。




しろつめくさがポイントになって、緑の絨毯に広さが感じられた。





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                         荒野人




蓮花転生

2009年07月07日 | 日記



古代蓮のみならず、蓮の花には様々な種類があります。

同時に、蓮の花がアジア各国に咲いていることが伺えます。
あわあわとした花が、その花を愛でる人々を天国に招来しているのだと思うと心が穏やかになっていきます。

花へのネーミングも楽しめます。

時にダイレクトな命名。
時に空想的な命名。


脳内で想像の領域が無限に広がっていきます。




蓮の花って、そんな存在ではないでしょうか。
記憶の中で、この花の上には仏が鎮座しておられる。


とても美しい記憶であり、あの世を畏怖する日本人の慎ましやかで、気高い精神風土の一部ともなっている。

桜の花を愛でる気持ちと通じる精神世界でもある。

開く寸前の蓮のつぼみは「見せないよ!」と言っているようで、いじらしくなってなってしまう。



これが成熟すると、爛熟といったイメージで乙である。





行田市にある「古代蓮の里」の蓮池で、各種の蓮花を撮った。
デジ・ブックで紹介します。

案内板の番号が飛んでいるのは、もう花が無くなっているからで無視した訳ではありません。

ご了解を!



蓮花転生





いかがでしたでしょうか?
ご感想をお聞かせ下されば幸いです。




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