エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

戻り梅雨

2009年07月21日 | 日記
今朝、向日葵に捧げたぼくの言葉を笑うように一日シトシトと雨が降り続いている。

なんたる不作法であろうか!

廃屋の屋根から垂れ下がっているツタが、濡れそぼっていた。



今にも崩れ落ちそうな瓦が濡れていた。
タルキはもう半分朽ちかけている。





            戻り梅雨



          雨に垂れ込められた
          空間との間隙に
          
          ぼくのイマージュが飛び交っていて
          そこに
          磁場が産まれた
          
          漆黒の闇が
          ブラックホールを容(かたち)作ったと思うや否や
          森羅万象あらゆる具象を吸収し
          成長している
          畏怖せよ
          畏怖せよ

          人智を超えて
          漆黒の闇を照らせよ
          間隙を照らせよ

          そこにぼくは
          生まれ変わろうとするのだ
          漆黒の闇を限りないテーベに転化しつつ









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向日葵の季節

2009年07月21日 | 日記
中国、四国、北陸、東北地方の皆さんに豪雨お見舞い申し上げます。
異常気象の昨今ですが、間もなくあける梅雨と来るべき夏をイメージできますように!



向日葵の花弁を通して太陽が照っている。






             向日葵


        向日葵の季節は
        放埓な太陽の躍動

        向日葵の花は
        きみのおおらかな笑い

        向日葵の花弁は
        きみの健康な素肌

        ぼくは向日葵を見つけた
        向日葵は陽光に向かって
        満開の花を広げている

        ぼくはその満開に惑溺(わくでき)した
        ぼくは躊躇(ためら)いながら求愛をしよう
        と
        思う






空は昼ごろから綺麗なブルーを垣間(かいま)見せている。
広く・・・そしてシャープに僕の内面に広がっていった。






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