エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

サイバーテロについて

2009年07月09日 | 日記
今日のテレビニュースは、昨日から続く韓国政府機関と、今日から始まった米国政府機関へのサイバーテロがトップ扱いとなっている。

サイバーテロ。
恐ろしく無責任な他者への攻撃手法である。

このサイバーテロによって発生した被害は、主にウェブサイトのアクセス超過やクラッキングによるウェブページの改竄である。

主に韓国の場合は、ウエブサイトヘノアクセス超過であり、米国の場合はハッカ-によるページの改竄と思われる。

どちらにせよ、攻撃を仕掛ける主体が正体を隠しており、無責任極まりないといえる。
攻撃するなら、堂々とすべきであって正体を知られたくないなら、他者への攻撃などすべきでないのである。

この事態は明確に「IT社会」の暗部を象徴している。


米国も韓国もIT社会の先進国である。



ソウルの明洞の風景だ。
若者が楽しそうに闊歩している。
屋台での買い食いも楽しい。
ぼくはソウルに行くと、ここを歩いたり、インサドンを歩いたり、イテウォンを歩いては自由気儘を楽しんでいる。



ソウルの夜景は活力に満ちている。




一方ここは米国ニューヨークのグラウンドゼロ。
現在では開発が進んで、この景色ではない。




ぼくが言いたい事。

アメリカは物理的な航空機によるテロを経験している。

韓国はネチズンによって国内政治、とりわけイ・ミョンバク大統領就任直後BSE問題で治安の不安定を招いた経験を持っている。


いかなる理由があるにせよ、自らの正体を隠してサイバーテロに走るなど許されるものではない。

このサイバーテロを誰が仕掛けているのか、知るよしもない。
報道によると、北朝鮮からではないか?とされている。

それは本当に分からない。
いま、世界を揺るがせているのは、北朝鮮だけではないからである。



いずれにせよ・・・。
ぼくはいま怒っているのである。



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                         荒野人


ほおずき~夏の訪れ

2009年07月09日 | 日記
ホームセンターに買い物に行きました。
花卉販売所で「ほおずき」を発見。

素晴らしい赤です。
一瞬にして子供の頃に引き戻されたのです。

ほおずきの花は白い。
そして実は赤い。

なんたるコントラスト。








            ほおずき


        その赤い実を君は唇に咥えて
        キュッキュッ
        と鳴らした

        赤いほおずきは
        ぼくときみの初めての
        口づけを知っている

        きみの息は
        青くさくて
        その息にぼくは焦がれてしまった

        ほおずきの赤は
        ぼくときみを結びつけた糸のように
        そして焔のようにひたすら
        ぼくときみに纏わり続ける

        ほおずきが
        いきなり擬人化されて
        きみの口中に放りこまれた

        ぼくときみの
        永遠の別離の
        儀式が
        ほおずきによって執り行われた






ほおずきは、古来から日本人の生活に関わってきた。
薬草として珍重されもした。

たとえば「古事記」にはアカカガチの名で載り、八岐大蛇(やまたのおろち)の目に例えられている。

ほおずきは神話にも登場するのである。

漢字では「酸漿」のほか「鬼灯」とも書く。
英語では Chinese lantern plant と呼ばれているのだ。

今では食用ほおずきが食卓に載る。
東南アジア原産というけれど、南米のアンデスの麓でも栽培されている。

どちらが原産だろうか?

ぼくには分からないが、南米産のほおずきは甘酸っぱさの中でも酸味が勝っている。
よりほおずきの原種に近いような気がするのである。


軍配はどちらに挙げられるのか、迷っている。





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[追 記]
今日から浅草は浅草寺境内でほおずき市が開催されています。
今日は夜中の12時くらいまでやっています。
明日までです。
明日は、売れ行き次第でほおずき屋台の店は次々と店じまいして行きます。

ほおずき市のホームページです。

http://matsuri.enjoytokyo.jp/hozuki/

初夏を告げる風物詩。
一鉢買えば、あなたも江戸っ子・・・かも。
                            荒野人



行田のフライって・・・何?

2009年07月09日 | 日記



フライのノボリが立っている。
聞けば、行田の名物だと言う。

ええっ!
知りませんね、行田のフライ。
この年になって始めて聞きました。

食するに限ります。
早速注文。




これは!
子供のころ、おばあちゃんが焼いてくれた「うす焼き」じゃないか。



それにしても、乗せるものが貧相だね!



もうひっくり返しちゃったよ。



これを半分に折って、一丁上がり!



こうして、フライはぼくの手元に来たのであります。



とりあえず完食しました。
やはり昔の「うす焼き」でした。

中味は、貧相ですね!
別名「貧乏焼き」だそうです。

むべなるかな。

もう一つ「ゼリーフライ」も昔からあったそうです。



これは売り切れでした。
写真によると、こんな感じです。



小判型のジャガイモとおからのコロッケです。
ゼリーフライと命名した由来が面白い。

名前の由来は、小判形であることから「銭フライ」と言われていたものの「銭」がなまって「ゼリーフライ」となったとか。

ゼリーフライ屋さんは市内の様々な場所で販売されており、おやつとして行田市民に親しまれています。



東北には「どんどん焼き」があります。
ぼくの故郷でも「うす焼き」があります。


あの時代、日本中の子どもたちはこういったオヤツを食べていたのです。
ぼくの場合、小麦粉の中にお砂糖が入っていたら「ラッキー!」だった。


おばあちゃんの味。
トクホンの匂いがしたおばあちゃんの味。

幼かった日々の懐かしい味。


戦後の復興期、ぼくたちは・・・。
「貧しかったけれど、心は豊かで家族の絆は堅く温かかった」のです。




このフライの屋台は、古代蓮の里にありました。

行田市のホームページです。
ゼリーフライのページに飛ばしていますから、すぐ見られます。
どうぞ!

http://www.city.gyoda.lg.jp/15/04/12/gurume/zerifurai/index.html





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                         荒野人