4月。
新たな年度の始まりである。
元旦は下より新年度であるけれど、4月は新たな年度が始まる月であるのだ。
従って、その心構えを改めてすることが肝要である。
改めて、臍を固めるのだ。
そういった折り目はあって良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7c/7e46ba6f63bd6b5db89f264e385782cd.jpg)
これは咲き初めた「ソメイヨシノ」である。
東京はようやく開花宣言されたのだけれど、今日は午後から春の嵐である。
また縮こまってしまうだろうか。
咲きたるは去年の枝から桜花かな 野 人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/b9/75fa570b1f7d0192f1bebccd4b30c49d.jpg)
これは「オカメ」という桜の品種である。
何がオカメなのかは分からない。
もっともオカメというのは、その語源は色白美人のことであるのだから、推して知るべしではある。
さて色白美人というと、何といっても白木蓮である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/27/664ae1402d190c2c0d6ea0fb9ca1bf69.jpg)
いまが盛りと咲き誇っている樹もあれば、いまだしの樹もある。
これは咲き誇っている白木蓮。
木蓮の色白の肌触れ難く 野 人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ce/d5c0ff7ba68072613a367a0037fcb6f7.jpg)
色白美人である。
この花弁もほんの数時間で、染みが出来てくる。
だがしかし、その時の流れは豊かである。
人と同じである。
時間がたてば、あるいは人生という時間を積み重ねていけば、肌のどこかに染みが生れ出る。
それは愛おしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/4c/a2ececc8de75232d29cdbcfb9f300333.jpg)
いま、辛夷(コブシ)も咲いている。
辛夷葉、花の後ヒトのゲンコツに似た実が生る。
辛夷という名前の理由でもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/6a/edde2955a7a1377b057bc50114890ed3.jpg)
可憐な花である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/48/aeaf911679c42f5356199d75e6ea825c.jpg)
この花は、まだまだこれからである。
山では、辛夷が一番に春を告げてくれる。
北国の春は、まだ浅いのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c1/041906a9f95c1386897f63898cb9ce0c.jpg)
少し紅潮した頬を艶やかに見せる「シモクレン」である。
恋人の様な花である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/da/c4dfae1c0f0cb9b3d428cd955011b25c.jpg)
そっと触れ、そっと口づけたくなる花である。
年度が始まるという、書き始めから大分脱線した。
そういった「美しい破綻」を大事にしていきたいこの一年である。
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荒 野人
新たな年度の始まりである。
元旦は下より新年度であるけれど、4月は新たな年度が始まる月であるのだ。
従って、その心構えを改めてすることが肝要である。
改めて、臍を固めるのだ。
そういった折り目はあって良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7c/7e46ba6f63bd6b5db89f264e385782cd.jpg)
これは咲き初めた「ソメイヨシノ」である。
東京はようやく開花宣言されたのだけれど、今日は午後から春の嵐である。
また縮こまってしまうだろうか。
咲きたるは去年の枝から桜花かな 野 人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/b9/75fa570b1f7d0192f1bebccd4b30c49d.jpg)
これは「オカメ」という桜の品種である。
何がオカメなのかは分からない。
もっともオカメというのは、その語源は色白美人のことであるのだから、推して知るべしではある。
さて色白美人というと、何といっても白木蓮である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/27/664ae1402d190c2c0d6ea0fb9ca1bf69.jpg)
いまが盛りと咲き誇っている樹もあれば、いまだしの樹もある。
これは咲き誇っている白木蓮。
木蓮の色白の肌触れ難く 野 人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ce/d5c0ff7ba68072613a367a0037fcb6f7.jpg)
色白美人である。
この花弁もほんの数時間で、染みが出来てくる。
だがしかし、その時の流れは豊かである。
人と同じである。
時間がたてば、あるいは人生という時間を積み重ねていけば、肌のどこかに染みが生れ出る。
それは愛おしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/4c/a2ececc8de75232d29cdbcfb9f300333.jpg)
いま、辛夷(コブシ)も咲いている。
辛夷葉、花の後ヒトのゲンコツに似た実が生る。
辛夷という名前の理由でもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/6a/edde2955a7a1377b057bc50114890ed3.jpg)
可憐な花である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/48/aeaf911679c42f5356199d75e6ea825c.jpg)
この花は、まだまだこれからである。
山では、辛夷が一番に春を告げてくれる。
北国の春は、まだ浅いのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c1/041906a9f95c1386897f63898cb9ce0c.jpg)
少し紅潮した頬を艶やかに見せる「シモクレン」である。
恋人の様な花である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/da/c4dfae1c0f0cb9b3d428cd955011b25c.jpg)
そっと触れ、そっと口づけたくなる花である。
年度が始まるという、書き始めから大分脱線した。
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