青梅の地名通り「梅郷」一帯には梅林がいたる場所にある。
青梅・・・奥多摩の手前の山間の地である。
梅が香のような人なり仄かかな 野 人
梅が、山全体に靄のように咲いている。
ボーッと霞んでいる。
霞んでいるけれど、梅はそれが精いっぱいの咲き方であって、それがまた仄かで良いのである。
山一面紅白梅の淡さかな 野 人
今、青梅は花盛りである。
花盛りの山は、桜だけではなく梅もそう表現して良いのである。
また、梅にはその資格がある。
そう、断固として資格があるのである。
青梅の人々は幸せである。
冬場は厳しいだろうけれど、春先から山の幸に恵まれる。
かてて加えて、花々の淡く質素だけれど繊細な姿に接する事が出来る。
こきこきと枝分かれする梅咲きぬ 野 人
梅を愛でる心。
梅を詠う心。
梅を、こよなく愛する心。
その心は、自然から慈しまれる。
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荒 野人
青梅・・・奥多摩の手前の山間の地である。
梅が香のような人なり仄かかな 野 人
梅が、山全体に靄のように咲いている。
ボーッと霞んでいる。
霞んでいるけれど、梅はそれが精いっぱいの咲き方であって、それがまた仄かで良いのである。
山一面紅白梅の淡さかな 野 人
今、青梅は花盛りである。
花盛りの山は、桜だけではなく梅もそう表現して良いのである。
また、梅にはその資格がある。
そう、断固として資格があるのである。
青梅の人々は幸せである。
冬場は厳しいだろうけれど、春先から山の幸に恵まれる。
かてて加えて、花々の淡く質素だけれど繊細な姿に接する事が出来る。
こきこきと枝分かれする梅咲きぬ 野 人
梅を愛でる心。
梅を詠う心。
梅を、こよなく愛する心。
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