エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

光が丘公園の春

2012年04月08日 | ポエム
春爛漫と言うには、少し寒いのである。
午前中、暖かさが保たれていたのにも拘らず午後は花冷えとなった。



繰り出した善男善女は、そそくさと茣蓙をたたむ。
それもお花見の面白さではある。



今日は朝から陽光が降り注いでいる。
今日は花見満開となろう。



それで良い。
そうでなければ、この一年の苦闘は報われない。

大震災で被った被害は、全国に及んでいるのだ。
しかして全職種におよんでいるのである。



午後からの花冷え。
花冷え・・・なんという美しい語感であろうか。

日本人として生を受けた喜びが弾ける瞬間である。



様々な花たちが一斉に綻ぶ。
これはムスカリである。







      柔肌の君に触れたし花冷える         野 人


      果てもなく満開の下漂泊よえり        野 人


      花筏風が吹き寄す流れかな          野 人







花に誘われた。



桜以外の花では「ユスラウメ」が可愛いのである。
山吹の金色に良く似合う。
これも・・・春色である。





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      荒 野人