エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

気がつけば六月

2013年06月01日 | ポエム
今朝の好天は、梅雨入りした6月の初日とは思えなかった。
そう・・・気がつけば6月。
JUNEである。

旧暦6月は「水無月」である。
そこで、ぼく好きな一曲。
小椋 佳の「六月の雨」


六月の雨 小椋 佳



しんみりと聴けます。
小椋は、その詩が素晴らしい。
その感性、あるいは感覚的な表現には脱帽である。



朝、いつもの散歩道を歩いていたのだが緑の濃さに驚いた。
いや、その季節の深化に憧目したのであった。







「水無月や並木の風は樹から樹へ」







六月・・・梅雨の晴れ間には、朝早くから歩くのが良い。
緑の深さが、よくわかる。



朝の光は繊細である。
だから・・・葉脈が鮮明に映える。

葉の一枚いちまいが生き生きとする。



そこに降る雨は幸せである。
誰もが、渇望する慈雨でもある。

限度を越さなければ・・・といった条件付きではあるけれど。



       荒 野人