エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

姫女苑

2013年06月09日 | ポエム
北米原産の帰化植物である。
本来、紫苑の字を当てはめるのだけれど、姫紫苑という植物がある。
それとの区別のために「姫女苑」としたのである。



雑草と言っても良いけれど、ぼくは山野草としての姫女苑を高く評価する。
若い花芽も美味い。

この花が食べられると知っている人は余程の通である。



花言葉は「素朴で清楚」である。
確かに風にそよぐ姿は、清楚であって楚々とした風情である。







「姫女苑午後の日差しの鎮もれり」







モンシロチョウが蜜を吸っていた。
この花、どこでも咲く。



生命力に満ちた花である。
空き地が出来ると、直ちにこの花が密集して蔓延ってくる。

その意味では、厄介である。



梅雨の晴れ間とは言えない日々である。
今日も暑かったし、明日も暑いのだと云う。

雨乞いが必要でしょうか?
では、ナスカの地上絵の線の上を楽曲に乗って歩きましょう。
そう・・・あのコンドルの絵柄で。



      荒 野人