エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

合歓の花

2013年06月23日 | ポエム
「象潟や雨に西施がねぶの花」

奥の細道で松尾芭蕉が詠んだ。
西施とは、中国の春秋時代の傾国の美女のことである。



昨日は、梅雨の晴れ間。
気温もグングン揚がった。



空には、雲の峰・・・その上には秋のような繊細な雲が遊弋する。
誠に雲は天才である。
それとも自然が「曰く不可解」なのか。



海を隔てて、ディズニー・シー。
巨大な積乱雲がディズニー・ランドを覆った。

ここは「葛西臨海公園」である。
孫二人を引き連れ、遊びに出かけたのである。

観覧車に乗り、渚で遊び、貝殻を拾い集めそっと耳にあてた。
潮騒が聞こえた。







「合歓の花風染めあげし昼下がり」







合歓の花が満開であった。
去年も、この合歓の花を詠んだものであった。



「緋扇を重ねて床し合歓の花」

因みに「歓喜」「胸のときめき」「創造力」が合歓の花の花言葉である。

これが去年の俳句である。
少しは、俳句になってきただろうか?

昨年は、俳句を始めて一年目。
今年10月で三年目に入る。



様々な自然に感動する日々である。



         荒 野人