エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

映画「2つ目の窓」

2014年08月02日 | ポエム
奄美大島を舞台にした映画「二つ目の窓」を観た。
問題意識が無いと、結構難しい。
かく云う、ぼくも難しかった。



折れ目が付いている。
ごめんなさい!
小さなカバンだったので折って入れたのだ。

奄美は神の島である。


映画『2つ目の窓』予告編




確かに、奄美は神が住む。
山の高さで、それが知れるのである。

この映画、カンヌ映画祭で好評であった。
そもそも監督が、カンヌの落し子と言われている「河瀬直美」である。







「恋人は裸身で睦め水中花」







いま、全国12館で上映している。
東京では「テアトル新宿」のみ。



きっと、ぼくはピュアな感性を失ってしまっているのだろう。
スクリーンを直視できないシーンが二度あった。

常田富士男(ときたふじお)が、山羊をほふるシーンである。
つながっていく命がシンボルされる重要なシーンである。

とまれ、一見して損はしない映画である。
見た直後より、暫く立ってから感性が疼く映画である。



映画の後、予定通りぼくはニコン・プラザに出かけた。
28階からの新宿である。



新宿駅である。
1時間かけて、カメラを点検して頂いた。
完全にオーバーホールした方が良い・・・との御託宣。

来週以降、持ち込む事としたのであった。
ぼくの身体もそうだけれど、備品の全てにガタが来ている。
使い過ぎたのだろうか・・・?






       荒 野人