奄美のご馳走は「鶏飯」である。
ケイハンと云う。

今回は、奄美のケイハンの元祖の店に出かけた。
島の北端笠利町にある。
「みなとや」である。

佇まいが良い。
もちろん、味も良い。
足を延ばしてでも、食べる価値はある。
奄美の最高のおもてなしが「ケイハン」だと云う。
その意味が、ここで頂く鶏飯で理解が出来ると云うものだ。

ご飯に載せる具である。
蒸鶏を細かく割いてある。
錦糸卵なども,具自体はすべて細かい。
柚子、椎茸なども原形をとどめない。
熱々の白米に載せたときの色合いは、優れて宜しい。

出汁汁である。
鍋一杯に供される。

「鶏飯や頬張る美味さ海涼し」

上の写真は、具を載せた一椀。
下は出汁を注ぎ入れたときの一椀である。
これを、一気に口に運び込む。
要するに、頬張るのである。

お上品に食べてはいけない。
大胆に食べ終わるのだ。
食べ終わった時に感じるのは、至福である。
お櫃に一杯のご飯も、鍋になみなみとあった出汁もいつの間にか無くなっている。
誠に、最上のおもてなしご飯である。
荒 野人
ケイハンと云う。

今回は、奄美のケイハンの元祖の店に出かけた。
島の北端笠利町にある。
「みなとや」である。

佇まいが良い。
もちろん、味も良い。
足を延ばしてでも、食べる価値はある。
奄美の最高のおもてなしが「ケイハン」だと云う。
その意味が、ここで頂く鶏飯で理解が出来ると云うものだ。

ご飯に載せる具である。
蒸鶏を細かく割いてある。
錦糸卵なども,具自体はすべて細かい。
柚子、椎茸なども原形をとどめない。
熱々の白米に載せたときの色合いは、優れて宜しい。

出汁汁である。
鍋一杯に供される。

「鶏飯や頬張る美味さ海涼し」

上の写真は、具を載せた一椀。
下は出汁を注ぎ入れたときの一椀である。
これを、一気に口に運び込む。
要するに、頬張るのである。

お上品に食べてはいけない。
大胆に食べ終わるのだ。
食べ終わった時に感じるのは、至福である。
お櫃に一杯のご飯も、鍋になみなみとあった出汁もいつの間にか無くなっている。
誠に、最上のおもてなしご飯である。
荒 野人