エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

豊島園のプール

2014年08月19日 | ポエム
芋を洗うようなプールであった。



波のプールのビッグ・ウエーブが始って、プールに蛇入っていく人々である。
プールの点検のため、全員がプールサイドに上げられる。



点検が終わり、大きな波が起こされる。
監視員のホイッスルが鳴り響く。
一斉に、波をめがけてはしいる姿は壮観である。







「大き波大きなそてつ夏惜しむ」







豊島園は、かつては井戸水だったから冷たい事で有名であった。
けれども、いまは保健所の指導で上水道の水の使用となった。

以前と比べると格段に温い。
けれどもこの湿度の高い環境だと、冷たく感じる。
水遊びの楽しさが満載となっている訳である。



豊島園のプールには、大きなそてつの木が葉を広げていて南国気分を感じさせる。
いわば、シンボル・ツリーである。

待ち合わせの、一つの目安でもある。
夏の遊びは、水に限るのだ。



     荒 野人

rippleさんから、これは「しゅろ」では無く「そてつ」だと指摘があった。
ありがとうございます。
今後は注意して書きます。