20数名での吟行であった。
千代田線金町駅南口でバスに乗り換える・・・程なく「みずもと公園」である。
広い都立公園である。
四季を通して楽しめる「水の郷」と言って良いだろう。
メルクマールは、幾つもある。
今回の吟行では、行けなかったけれどメタセコイヤの森は見事である。
そして、いまの見どころは「オニバス」の花である。
今回の吟行は、このオニバスの花を見たかったのである。
句友のT・Kさんのお薦めである。
オニバスの池は、地図で見ると右上の端である。
広さのあまり、公園の全体を見られない訳だ。
この公園は、行く時々の目的を明確にしないとつまらないかもしれない。
けれども、ただ水の風景と一体化したい場合はフラリと行けばよい。
釣り人が糸を垂れる横で、ダイサギが釣果を待っている。
なんとも不思議な共生である。
待ちくたびれた鷺は、池の上を遊弋して過ぎ去っていった。
「浮草やピース一つが欠けており」
これはヒシである。
遠目からは、コウホネに見えたけれど良く浮葉を見ると「菱」の形である。
機会があったら紹介したいと思うけれど、近くに「しばられ地蔵」がある。
願をかけた善男善女の藁紐で、がんじがらめにされた地蔵である。
荒 野人
千代田線金町駅南口でバスに乗り換える・・・程なく「みずもと公園」である。
広い都立公園である。
四季を通して楽しめる「水の郷」と言って良いだろう。
メルクマールは、幾つもある。
今回の吟行では、行けなかったけれどメタセコイヤの森は見事である。
そして、いまの見どころは「オニバス」の花である。
今回の吟行は、このオニバスの花を見たかったのである。
句友のT・Kさんのお薦めである。
オニバスの池は、地図で見ると右上の端である。
広さのあまり、公園の全体を見られない訳だ。
この公園は、行く時々の目的を明確にしないとつまらないかもしれない。
けれども、ただ水の風景と一体化したい場合はフラリと行けばよい。
釣り人が糸を垂れる横で、ダイサギが釣果を待っている。
なんとも不思議な共生である。
待ちくたびれた鷺は、池の上を遊弋して過ぎ去っていった。
「浮草やピース一つが欠けており」
これはヒシである。
遠目からは、コウホネに見えたけれど良く浮葉を見ると「菱」の形である。
機会があったら紹介したいと思うけれど、近くに「しばられ地蔵」がある。
願をかけた善男善女の藁紐で、がんじがらめにされた地蔵である。
荒 野人