冬の夕陽だけれど、どこか暖かい。
暖かく見せるのは、芽の赤さかもしれない。
季語としては「冬夕焼」「寒夕焼」「冬茜」がある。
ほんのりとした赤味がかった、陽射しの傾きにぼくは「人知れぬ旅情」を感ずるのだ。
ほんのりとした冬夕焼は、湿度の低さに由来する。
湿度が高ければ高いほど、赤みが増すのだ。
冬は、湿度が低く乾燥しているから赤みは少ないのである。
夕方、風が強かったけれど所用があって外出をしたのであった。
寒さを気にしつつも、外気に触れたのだ。
感性の覚醒があって、痛点の感覚が和らいだ。
既に、鋏の入った木々もある。
梢は痛いほど尖っている。
けれども、夕陽は暖かいのである。
「寒茜色の淡さや肌の荒れ」
寒の内だけれど、そこはかとなくものぐるほしけれ・・・である。
昨日は、俳句の勉強会があった。
気のおけない句友との語らい、であるけれど参加者のレベルは高い。
同時に、率いて下さる先生と中心メンバーの遣り取りは勉強以外の何ものでもない。
出席するたびに、学ぶ事が多いのを覚える。
ぼくも、まだまだ勉強不足である。
荒 野人
暖かく見せるのは、芽の赤さかもしれない。
季語としては「冬夕焼」「寒夕焼」「冬茜」がある。
ほんのりとした赤味がかった、陽射しの傾きにぼくは「人知れぬ旅情」を感ずるのだ。
ほんのりとした冬夕焼は、湿度の低さに由来する。
湿度が高ければ高いほど、赤みが増すのだ。
冬は、湿度が低く乾燥しているから赤みは少ないのである。
夕方、風が強かったけれど所用があって外出をしたのであった。
寒さを気にしつつも、外気に触れたのだ。
感性の覚醒があって、痛点の感覚が和らいだ。
既に、鋏の入った木々もある。
梢は痛いほど尖っている。
けれども、夕陽は暖かいのである。
「寒茜色の淡さや肌の荒れ」
寒の内だけれど、そこはかとなくものぐるほしけれ・・・である。
昨日は、俳句の勉強会があった。
気のおけない句友との語らい、であるけれど参加者のレベルは高い。
同時に、率いて下さる先生と中心メンバーの遣り取りは勉強以外の何ものでもない。
出席するたびに、学ぶ事が多いのを覚える。
ぼくも、まだまだ勉強不足である。
荒 野人