エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

白梅

2015年01月28日 | ポエム
白梅の見方。
どの角度でも良い、ただどの角度から見たとしても「美しい!」と語りかけなければいけない。
事実、白梅はアップで見ても美しいのだ。



紅梅が欄曼として咲き誇る。
白梅が、それを追いかける。
追いかけて追いつく。

今日、明日は暖かいのだと云う。
桜の咲く候の気温だ、と云うのである。







「白梅やすまじきものは花泥棒」







白梅の白さは、君のようである。
楚々として且つ甘やかである。



ぼくは顔を埋(うず)めて、その白さと甘さにいつまでも浸っていたい。
漢の願望はいつまでも尽きない。
いじましいほどの願望である。

それにしても、今日の俳句は駄目だ!
季語が動く。
動くどころか、花の名前ならなんでも変えられる。
時節俳句として・・・ご勘弁!




       荒 野人