エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

探梅

2015年01月23日 | ポエム
梅が咲き始めたのである。
探梅というには、少しばかり気恥ずかしい。
紅梅が、咲き初めつつあるからである。



まずは紅梅である。
少し窪地の、風を遮ることのできる場所である。

やはり、紅梅から先に咲くのである。
紅梅は、咲いている木では2割から3割。

白梅の木では、殆ど花は開いていない。



我が家の鉢植えの白梅の蕾である。
開いているのは、2~3輪。

紅梅の後塵を拝しているのだ。



紅梅でも白梅でも、春を予感させてくれる。
嬉しい花である。







「探梅の気恥ずかしさや土手の下」







間もなく、一斉に花開いてくれる。
季節の訪い・・・。

これからは、それを花々が知らせてくれるのだ。




       荒 野人