エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

昨日のシモバシラ

2015年01月22日 | ポエム
ここのところ、シモバシラが気になって仕方ないのである。
今日は朝から、大気が冷え込んでいていまにも降り出しそうである。
昨日は、今にも降り出しそうだったけれど朝の内は曇空であった。

思い立って、赤塚植物園に出かけてみたのであった。

正門の所で「顔なじみの職員さん」と会った。
「今日はどうですか?」
「小さなものが出来ています!」
との事であった。



本当に小さなシモバシラである。
けれども、結晶が出来ていただけラッキーである。

気温が高めであったからだ。
なんとなれば、正門を入って直ぐの場所にある池に氷が張っていなかったのである。
薄氷すらなかった!







「シモバシラ茎の割れ目の悲鳴聴く」







昨日は、カメラを持って写真を撮ろうとする方はぼくを含めて3人であった。
お互いに、朝の挨拶を交わした。
ぼくは、幾葉かの写真を撮って早めに帰宅したのである。

帰宅とほぼ同時に霰が舞い、終日霙があった。



      荒 野人