「生誕220年 広重 -雨、雪、夜 風景版画の魅力をひもとく-」を見に行って来ました。
広重は何度も見ているしなと思いつつ、やはり見に行く。行って正解。今回のコレクション、状態がいいです。色が綺麗。東海道五十三次の保永堂版全部と行書版、有田屋版、隷書版、狂歌入、人物東海道、双筆五十三次、東海道張交図会、五十三次名所図会(竪絵東海道)、東海道五十三對、東海道五十三図絵(美人東海道)がそろっていました。見たことがない絵も多いし東海道がここまでそろっているのってなかなかないと思います。木曽海道六拾九次之内とか江戸名所絵、諸国名所、伊勢までありました。しかも1枚1枚に丁寧に解説までついていて丁寧な展覧会でした。むっちゃ時間はかかったけど。うろ覚えですが、広重の美人画は優等生的で面白みがないと言われるが上品で健康的なさわやかさがあるとあったような。先生に読ませてあげたいです(2010.8.29参照)。先生元気かな。