映画「ぼくの好きな先生」と「スケート・キッチン」を見て来ました。
「ぼくの-」日本中で活動を続ける瀬島匠に迫ったドキュメンタリーです。30年間同じタイトルの絵を書き続けているという画家です。山形の東北芸術工科大学で学生の指導もしています。授業風景も楽しそうで生徒に先生に何を教わった?と聞いたら女生徒が首を傾げていました。「教わったかな?」「おいっ(先生の突っ込む声)」「あ、生き方を教わりました」確かにあまり生徒の作品にあれこれ言ってません。いうのは平凡過ぎるからもうちょっと変えようよくらい。上手い下手ではなく平凡ではダメみたいです。生徒にトタン板に描かせたのが気に入って自分もトタン板に描き出していました。いいけど、重量がすごいよね。でも同じ絵を描いている理由になるほど。色々あるよね。
「スケート-」フィギュア選手の食事ではありません。スケートボードをする女子チームの話でした。子どものところもあり大人のところもあり。女性も男性も面倒くさい時期があるよね(一生か)。男子と女子が校庭でドッジボールの場所を巡って喧嘩しているみたいなところも。意地があって折り合いがつけられないのよね。
ヘロン・カーヴィック「ミス・シートンは事件を描く」読了。
気になっていたもののようやく読みました。あれ、こうもり傘探偵の2だ。前に気になっていたのは1ね。問題は買ったか買っていないか。たぶん買わなかったような。積読が増えて来たのよね。どちらかというと巻き込まれミス・シートンですが、伝聞により彼女が暴れて事件を引っ掻き回していることになっています。伝える方もその方が面白いしね(こらこら)。彼女は普通に絵を描いているのですが時々勝手に手が動いて。ある意味イタコ的な才能が。面白かったです。