「PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX」を見て来ました。
モルカーは最初見た時からその可愛さとは裏腹にこれ絶対子供向けじゃないでしょうと思った覚えが。この映画もそう。元ネタが懐かしすぎる。最初のミッションインポッシブルにバックトゥザフューチャー、モルカーが回し車を回して電気を作っているところはマトリックスだと。その製品案内はスティーブ・ジョブスだよねと。今回はフェルトでなくCGですが、世界観はそのままな気がします。子供も大人も楽しめる世界です(元ネタわからなくても)。
辻村七子「僕たちの幕が上がる 決戦のオネーギン」読了。
しまった、続編だったのか。でも知らなくても楽しめます。若手アクション俳優二藤勝と天才脚本家鏡谷カイトのもとに演劇界の重鎮海山から新たな舞台の話が持ち込まれます。演目はプーシキンの「オネーギン」。池袋芸術祭の目玉演目です。主役はベルリンで賞を受賞した海山の秘蔵っ子南未来哉とダブルキャスト。二人は芸術祭の主演男優賞をかけて勝負することに。オネーギンはロシア貴族。英語版ですでに賞を取っている南未来哉に対して二藤は貴族の動きに戸惑います。しかし南未来哉も自分は顔だけの俳優だと思っていて。それぞれが葛藤しながら仕上げていく様子が面白いです。いいところを持って行く天王寺先輩とか。いい役者がそろっています。