久世番子著/栗原祐司監修「博物館ななめ歩き」読了。
漫画家の久世番子さんと博物館フリークの栗原祐司さんの博物館めぐりレポートです。もう個人でしている小さな博物館がこんなに多いとは。もう文学から漫画から科学から考古学まで。東京だけで半分以上、全国と期間限定特別展、巻末に連載中に閉館した博物館が載っていました。見開きで1つ100近くの博物館が紹介されていますが、行ったことのあるのは「東京証券取引所 東証Arrows」「東京都庭園美術館」「日本玩具博物館」「京菓子資料館」「京都国際マンガミュージアム」「奈良国立博物館」と期間限定「京都国立博物館『開館120周年記念特別展“国宝”』」です。うーん、少ない。
「大妻女子大学博物館」は実用的な和裁・洋裁から芸術的な手工芸まで明治・大正・昭和のハンドクラフト史。守り袋が何となく金魚型でした。姫路の「日本玩具博物館」のちりめん細工今昔には金魚の巾着が。小さい絵ですがひな飾りとしての「つるし飾り」にこれまた小さい金魚が下がっていました。ふふふ、クラフトにはこんな楽しみがあるのよ。