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登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

北海道・東大雪:ニペソツ山 & 石狩岳

2009-07-06 | 北海道
北海道・東大雪:ニペソツ山 & 石狩岳

2009年6月30日(火)~7月3日(金)

【日程】
7月1日(水)ニペソツ山登山
7月2日(木)石狩岳登山

【往路】6月30日(火)
羽田空港7:50(日本航空)
⇒とかち帯広空港9:25-9:40(リムジン)
⇒帯広バスターミナル10:18ー14:00(十勝バス)   
⇒糠平中央公園前15:41~宿はバス停の真向かい(森のふくろう)

【帰路】7月3日(金)
バス停・糠平中央公園前7:41(十勝バス)
⇒帯広バスターミナル9:24-11:45
⇒とかち帯広空港12:23-13:30(日本航空)
⇒羽田空港15:10

【宿】6月30日(火)~7月3日(金)3泊4日
   糠平温泉: 森のふくろう(3連泊) 


【費用】
航空運賃   ¥24000(往復)
リムジンバス ¥2000(往復)
路線バス   ¥2540(往復)
宿泊     ¥21500(3泊)
送迎     ¥10000(2日間)
_____________
合計     ¥60040

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【歩程】

7月1日(水)  ニペソツ山登山
宿;森のふくろう3:00(送迎)
⇒十六の沢コース登山口3:47~幌加温泉コース分岐8:49~ニペソツ山11:24~幌加温泉コース分岐13:37~十六の沢コース登山口17:45=行動時間13時間58分




送迎のSさんが早朝3時出発を提案してくれる。これが登頂成功のキーポイント。
この山は前段が長い、行けども行けども辿りつかない、最奥に鎮座する山だ。

一日中、小ぬか雨が続く。途中、薄日が差したりするが天気は好転しない。
ニペソツは最後までその姿を見せることはなかった。

靴の中に水がたまり、道中3回も靴下を絞る。

いろんな高山植物が咲き誇っている。お花を見れば、疲れも吹き飛ぶ。
イワウメは最盛期、チシマザクラの紫色きれい、エゾツガザクラ縁取り鮮明。

山頂で試すと、携帯電話がつながる。これ幸いとお迎え時間を2時間遅らせてと連絡する。

頂上直下の下りで4人組とすれ違う。
日没までに帰れるか気にして、引き返そうかと思案している。
あと30分で山頂に着くから大丈夫と励ます。

天狗のコルまで折り返してくる。ここから先が登りになっている。
ルートを間違えたのではないかと心配になる。
来る時に難渋した大岩がやっと現れる。大岩を乗り越える勇気がなく、巻いて通過する。

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十六の沢コース登山口3:47出発

天狗のコル

前天狗岳

【イワウメの群生】イワウメの広大なお花畑は初めて見る


エゾリス君、チョロチョロ動くのが視野に入る 
逃げ足が早く、あっという間に岩陰に隠れる。


シャクナゲ尾根分岐

ニペソツ山

↓ 往路を戻る
前天狗尾根分岐

【終日、ガスで展望なし】


シャクナゲ尾根分岐

【天狗岳】後方にニペソツが霞む


天狗のコル

十六の沢コース登山口 17時45分 下山
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雨に打たれ冷え込んだ身体を宿の温泉にしずめ温める。

靴乾燥機をお借りできたので、大助かり。

森のふくろうの奥様は、雨中行動で倍もお疲れだろうと気遣ってくれる。
食前酒は「行者にんにく酒」 ほのかに行者ニンニクの香り、35度のストレートをぐいぐい頂き、酔い痴れる。
帯広豚のニンニク炒め、英気を養ってねとのエールだ。

帯広名産・長芋のおやきは初味見、すりおろし長芋をカタクリ粉でまとめ、お好み焼き風にしてある。家で作ってみようっと・・

豆腐の水炊き、惜しげもなくはいっている昆布を、ぽりぽり齧る。
実家のある襟裳産昆布だそう。

明日の準備もせず、バタンキュウ 
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7月2日(木)   石狩岳登山
宿送迎5:00⇒シュナイダーコース登山口5:46~音更山分岐10:34~石狩岳11:41~音更山分岐12:45~シュナイダーコース登山口16:52=行動時間11時間06分



徒渉2ケ所、ジャブジャブ入る。赤テープを見失い、元に戻るのに再徒渉 

シュナイダーコースを登りきり、音更山分岐に出たところで下ってくる男性2人組と会う。
一番に入山し、露払いをしながら、登ったという。
北海道周遊山旅を続けている人達だ、明日はニペソツらしい。
コマクサが咲いているよと教えてくれる。

出発が同時だった女性単独行が早くも下山してくる。音更山を往復しようかと迷っている。彼女なら余裕だわ。

お迎えのSさんに携帯で連絡、今日は順調ですと・・

コマクサに始まり、頂上まで花の競演。
山頂からは、残雪多い沼ノ原方面が見える。高い山はガスの中に隠れている。

頂上直下で徳島5人組とすれ違う。

ガスで見えなくて、音更山分岐を通り過ぎてしまう。慌てて戻る。

シュナイダーコースなかば頃から、雨が降ったり止んだりしだす。
お花の写真を撮り終えた後で良かった。

シュナイダーコースの下りは殆ど後ろ向きに下りる。
怖さがなく、確実で早いと思ったからだ。
笹を鷲掴みにしたり、木の幹に腕を巻きつけたり、3点確保にイソガシイ。

やっかいな大岩は、垂れ下がっているロープでなんとかクリアする。
ヤレヤレと一息ついたところで、徳島5人組が追いついてきたのには、びっくり仰天。
後ろ向きに下りるのが早いというのは、自己満足に過ぎなかった。
女性2人も含め、足が揃っている。この方達も北海道周遊山旅をしている。
下山後、野天・岩間温泉入浴を楽しむらしい。
おススメ山をお尋ねすると、答えは芽室岳&チロロ岳。

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シュナイダーコース登山口5:46出発



水場(テント場)

音更山分岐(石狩の肩)


【エゾツガザクラ群生】

【チシマザクラ&イソツツジ】


石狩岳


【沼ノ原が見える】


石狩の肩

水場

シュナイダーコース登山口 16時52分

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宿への帰路、車中から見えるおっぱい山を教わる、あれぞ、芽室岳だわ。
パンケヌーシ岳(西峰)との双耳峰。


夕食
チャンチャン焼き(浜の漁師メニュー)
 生のほっけ・・身が柔らかく美味、襟裳産かな
 野菜さまざま、味噌あじ。
小豆ごはん・・登頂オメデトウ(一人悦に入る)
讃岐うどん・・姉妹都市なの
いちごと豆腐のアイスクリーム(奥様創作)

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東京へ帰る日、帯広駅で時間潰しに、もみもみしてもらう。
そこで聞いた駅前ホテルで、おススメランチを食べていると
私のリュックを見て客のおばさんが声を掛けてくる。
今から「剣岳・点の記」映画を観にいくという山好きの人だ。
この奥さんにおススメの山をお尋ねすると、伏美岳・ピパイロ岳という返事。
参考にしようっと・・
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今回の山旅は
良い宿に恵まれ、早朝をいとわず送迎していただき、お陰で目的を達することができた  
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ニペソツ山 & 石狩岳で見た花


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北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳 その2

2008-07-10 | 北海道
北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳 その2

7月3日(木)
《夕張岳登山》

夕張岳ヒュッテ03:30~【冷水コース】望岳台5:58~夕張岳8:11~
【往路を戻る】夕張岳ヒュッテ11:20=行動時間7時間50分
《芦別岳登山口へ移動》
夕張岳ヒュッテ13:00(タクシー所要45分)⇒JR新夕張駅13:45ー14:07⇒新得駅15:08
バス停・新得役場前17:55(拓殖バス)⇒バス停・山部駅19:13ー(ふれあいの家に迎えを頼む)19:18⇒山部自然公園太陽の里“ふれあいの家”19:23(泊)



固有種のユウバリソウは最盛期が過ぎている。
シロウマアサツキが紫色の蕾をつけ、登山道の両脇にびっしり行列して迎えてくれる。
花の種類が多く、密生度も高い。

北海道の山々をマイカーで周っている単独行2人と頂上で一緒になる。
うち1人は天候次第で明日、芦別岳に登るという。

予定より4時間も早く下山できそうなので、迎えのタクシーに連絡をとろうとするが携帯が通じない。
ここ夕張岳では、コースタイムの予測がおおきく外れた。

下山途中、大勢の人が登ってくるのに出会う。
人気の山である。

夕張岳ヒュッテでリュック荷物の整理をしていると、頂上で会った人が馬ノ背コースから下山してきた。
マイカーで富良野へ出る彼に、これ幸いと、タクシー会社への伝言を頼む。
この作戦が成功して、2時間早く新夕張駅へ着く。
新得へ行く特急に乗り込む。
この路線(JR石勝線)は特急料金が不要だそうで、東京で発券した特急料金を払い戻してもらう。

新得でバスを3時間待つ。
5年前、トムラウシへ登った時、新得駅前の旅館に泊まった。
その時、旅館の女将に聞いた町営温泉が、新得駅そばにあったので時間つぶしがてら、入浴する。
トムラウシ温泉の源泉をトラックで運んできている。
温泉はツルツル、いかにも山の疲れがとれそう。

バス乗り場を確認しておこうと、町中をブラブラ歩く。
図書館がある。シメシメ、ここで待たせてもらおう。

セブンイレブンで買った夕食をバス内で食べる。
隣席の人が、バス車窓から見える芦別岳を教えてくれる。


【冷水ノ沢】


【馬ノ背コース出合】


【前岳を巻く】


【滝ノ沢岳を左に見る】


【望岳台】


【夕張岳山容】


【ガマ岩・男岩】


【ユウバリソウ】咲き終わり


【夕張岳山頂を望む】


【夕張岳山頂】後方に明日登る芦別岳が屹立している


【冷水コース登山口】


【夕張岳ヒュッテ】


7月4日(金)
《芦別岳登山》

“ふれあいの家”3:30~貯水池前・登山口【新道コース】~見晴台~鶯谷~半面山~雲峰山~芦別岳山頂8:43~【往路を戻る】~見晴台11:07~登山口12:17~ふれあいの家12:40=行動時間9時間10分
《空港へ移動》
“ふれあいの家”(送迎)15:00⇒JR山部駅15:05ー15:32⇒滝川駅16:52ー17:00⇒札幌駅17:50ー17:55⇒新千歳空港駅18:31
空路・新千歳空港20:30⇒羽田空港22:00



雨が降り続く。
もやがかかり、周りの景色も見えない。
カメラは一日中、仕舞いこんだままである。

昨晩は22時就寝、今朝02時起床、寝不足である。
身体が酸素を欲しがっている。
生あくびを20連発

花はポツポツある。
咲きかたが他の山と違い、群生していない。
ポツンポツンと距離をおいて咲いている。
それでも山頂直下には、お花畑が広がっているのが、霧をすかして見える。
しずくをつけたエゾグンナイフウロがはっとするほど色鮮やかだ。

山頂近くに雪渓があるが、登山道の雪は解けている。
山開きがあったのか、最近笹の刈り払いをしたようだ。
おかげで道迷いの心配もない。

芦別岳では、4人組に会っただけである。
今朝、登ったのと訊かれる。
夜明けとともに、歩き出すのが私のスタイル。

下山してキャンプ場で靴の泥を落としていると、頂上まで登ったのですかと青年が話しかけてくる。
雨だから彼は登らなかったという。
テントで泊まっているようだ。

ふれあいの家に戻り、昼食にバーベキューを頼む。
ここは富良野市運営の施設で夏季のみ開設している。
送迎サービスはしてくれるし、愛想がよい。
リュックを宅急便に托し、身軽になって空港へ向かう。

【芦別岳頂上】


【見晴台から麓の景色を見る】ここまで下山してきて、やっと雨があがる


【背高のっぽのエゾマツ】


【東へ一直線に下山する】


【下山口へ到着】登り始めた時は雨降りで写真を写す気にならなかった


その1
北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳の花
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北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳 その1

2008-07-10 | 北海道
北海道:暑寒別岳・夕張岳・芦別岳 その1

2008年6月30日(月)~7月4日(金)

《往路》6月30日(月) 羽田空港7:25⇒新千歳空港8:55
ジャルックス(1階到着フロアー「A」出口)でガスを購入

JR新千歳空港駅9:20⇒札幌⇒JR滝川10:55        
バス停・滝川ターミナル(空知中央バス)11:00⇒バス停・雨竜11:30
雨竜11:50(タクシー所要50分)⇒ゲートパーク・南暑寒荘12:40(泊)
_____________________________

《帰路》7月4日(金) 「ふれあいの家」15:00(送迎)⇒JR山部駅
15:05
JR山部駅15:32⇒JR新千歳空港18:31
新千歳空港20:30⇒羽田空港22:00
_____________________________

《宿》
6月30日(月) 南暑寒荘 素泊 ¥1000
       管理人常駐 寝具・食事持参 
       シャワー・電磁調理器 ごみ持ち帰り 
       虫除け必携

7月1日(火) 南暑寒荘 連泊 

7月2日(水) 夕張岳ヒュッテ 素泊 ¥1000      
      寝具・食事持参
      7月~8月管理人常駐 
     
7月3日(木) 山部「ふれあいの家」¥3150(素泊) 
_____________________________

花愛ずる山旅、百花繚乱!
北海道:暑寒別岳・夕張岳・芦別岳の花

宿は4泊とも、登山口のヒュッテにする。
ピストンする間、不要な荷物を置かせてもらい、
軽荷で行動できた。

公共交通機関を利用する一人旅。
旅程5日間の内、丸々2日を移動に費やす。
列車の本数が少ない。
乗り換え駅で途中下車して、温泉入浴などで時間を潰し、次ぎの列車を待つ。

失敗談もある。
雨竜からバスに乗り、JR滝川駅まで行った時である。
バス停を間違えていたので遠回りになり、予定の電車に乗り遅れる。
パニック状態、青くなる。
親切な駅員が次発電車の乗り継ぎを調べてくれる。
次ぎの乗り換え駅で予定していた列車を捕まえられることが分る。
一件落着、メデタシ。
元はと言えば、バス発車時刻が6分違うのを深く追求しなかった私のミス。


 6月30日(月)
《自宅から南暑寒荘へ移動》 


 7月1日(火)
 《暑寒別岳登山》

南暑寒荘03:30~白竜の滝4:20~雨竜沼湿原5:24~南暑寒岳8:10~暑寒別岳10:42~【往路を戻る】南暑寒荘17:35(泊)=行動時間14時間05分





時すでに遅く、雨竜沼湿原の花は終わりをつげて、見渡す限り緑の大草原である。
暑寒別岳山頂が旬の花盛りであった。

地形図で歩くコースを見ると、やたら長い。
だらだら平坦道が延々と続く、アップダウンを繰り返す、崩れた崖っプチを通るなどで、たっぷり14時間かかった。
増毛側に縦走したほうが時間的に早いが、荷物を全部持ち歩かねばならない。

私の他に単独行2人が前後して暑寒別岳へ登る。
増毛に下山する人は、今晩泊まる宿から、下山口まで迎えにきてもらうそうだ。

固有種のマシケゲンゲは色鮮やかに咲いていた。
増毛から登ってきた地元の女性2人連れに、咲いている場所を教えてもらわなかったら、マシケゲンゲに会えないところだった。
盗掘されて、登山道には咲いていない。

帰途は疲れ果てる。
雨竜沼湿原の木道をトボトボ歩く。
明日は運よく移動日だ。骨休みできる。

連泊させてもらった南暑寒荘は、シャワーや乾燥室がある。
たっぷりかいた汗をシャワーで落す。
衣服を手洗いし、乾燥室で乾かす。

同宿は四国の女性4人組。
旭川空港からレンタカーで南暑寒荘へ来て、明日、暑寒別岳を制覇し、そのまま帰宅するという。
あと一山ぐらい登らないと、もったいないと思うのは私だけ?

【白竜ノ滝】


【第2吊橋】後方の山肌が朝日に染まる。紅葉ではない。


【左・南暑寒岳、右・暑寒別岳】雨竜沼湿原から


【池塘に逆さ暑寒別岳が映る】


【池塘にウリュウコウホネの花開く】どれ?これ以上ズームできない


【ワタスゲがぽつぽつ咲いている】


【雨竜沼湿原の池塘群】後方は霧がかかっている


【南暑寒岳頂上】宇宙人が写っている


【暑寒別岳頂上直下のお花畑】


【暑寒別岳頂上】


【マシケゲンゲ】固有種


【南暑寒荘内部】


 7月2日(水)
 《夕張岳登山口へ移動》
 
南暑寒荘8:00(タクシー所要50分)⇒バス停・雨竜8:50
バス停・雨竜9:29(空知中央バス)⇒バス停・滝川ターミナル10:11
JR滝川駅11:40 ⇒岩見沢駅12:22
岩見沢駅12:52⇒追分13:38
追分15:06⇒JR清水沢駅15:56
JR清水沢駅16:00(タクシー所要1時間)⇒夕張岳ヒュッテ17:00(泊)
JR追分駅から歩いて2分にある“ぬくもりの湯”で列車待ちを兼ねて入浴する。
露天風呂あり、食堂あり、きれいな温泉だ。
何といっても、駅に近いのがありがたい。

夕張岳ヒュッテは堂々たる避難小屋である。
7月~8月は自然保護団体による維持管理が、なされている。
今宵の客は私一人なので、二階を占拠する。

夜、満天の星に思わず感嘆の声をあげる 
眼鏡をかけて、じっくり見たらよかった、と後から後悔する。

コンロで湯を沸かし、プラティパス湯たんぽをこしらえる。
朝までぬくぬく眠れた。


その2
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北海道:大雪山縦走【化雲岳~トムラウシ~忠別岳~白雲岳~北鎮岳~旭岳】その1

2007-09-06 | 北海道
2007年8月27日(月)~31日(金) 

《往路》 8月27日(月) 羽田06:30 ⇒ 新千歳空港8:00-JR新千歳空港08:49(快速)⇒ 旭川11:14-11:35(バス)⇒ 旭山動物園12:05【動物園見物】ー15:10(バス)⇒ 道草館15:25ー「いで湯号」に乗り換え15:37 ⇒ 天人峡温泉16:30(泊)

《歩行》 8月28日(火) 天人峡温泉04:55 ~第一公園8:35~ポン沼11:51~化雲岳13:01~トムラウシ16:01~ヒサゴ沼避難小屋18:49(泊)=行動時間13時間54分

《歩行》 8月29日(水) ヒサゴ沼避難小屋8:45~五色岳11:28~忠別岳13:53~高根ヶ原分岐16:49~白雲岳避難小屋18:10(泊)=行動時間9時間25分

《歩行》 8月30日(木) 白雲岳避難小屋6:00~小泉岳8:55~赤岳9:37~駒草平10:49~【小泉岳へ戻る】白雲岳13:14~北海岳15:16~黒岳石室16:45(泊)=行動時間10時間45分

《歩行》 8月31日(金) 黒岳石室7:11~北鎮岳9:01~間宮岳10:35~旭岳11:47~姿見13:08=行動時間5時間57分

《帰路》 8月31日(金) 姿見(ロープウエー)13:15 ⇒ 旭岳温泉13:25【白樺荘で入浴】ー14:35(バス・いで湯号) ⇒ 旭川15:45-JR16:00(快速) ⇒ JR新千歳空港 18:01ー19:45(飛行機) ⇒ 羽田21:25



山中、避難小屋3泊で計画。
冬用シュラフとマットでリュックは膨れ上がる。
大きなリュックを担いで、初日から登り9時間はどうよ。
逆周り(旭岳温泉から入山する)を検討するが、路線バス「いで湯号」への接続がうまくいかない。
スローペースで頑張るっきゃ、ない。

食料は毎食ラーメン。
黒岳石室でインスタント食品を販売しているようだ。
後半2日分は持たなくて済む。
ガスボンベは新千歳空港・売店JALUXに予約しておく。


8月28日(火)
 
登山口の天人峡から化雲岳までスローペースに徹する。
途中、下山する登山者5組に出会う。
テント幕営装備の若い女性は、私のそっくり逆周り行程をやったという。

化雲岳到着が13時、明日登る積もりだったトムラウシ・ピストンを決行する。
ヒサゴ沼避難小屋分岐にリュックをデポし、雨具・ヘッドランプ・水をサブリュックに背負う。
下山してくる6組に出会う。
岩塊登りはペンキ印が見えづらい。
トムラウシ頂上では、ゆっくり眺望を楽しむゆとりなく、そそくさ下山にかかる。下りはルートがはっきり見えて早い。

ところがどっこい。
リュックデポ地点からヒサゴ沼避難小屋へ、またまた岩塊ゴロゴロ。
ペンキ印が途中でなくなる。
そこからは雪渓を下るらしい。
薄暗くなって、小屋へたどり着く。
私の他は、皆既月食を観察中の夫婦1組のみ。
ラーメンをお腹におさめ、荷物を広げたまま就寝する。


【羽衣の滝】 落差270m、全容がカメラに収まらない。


【チングルマのお花畑】


【ポン沼と旭岳】


【化雲岳を望む】


【化雲岳】 後ろ、旭岳


【トムラウシを望む】 化雲岳より


【左から十勝岳・美瑛岳・オプタテシケを遠望】 化雲岳から


【トムラウシ山容】


【トムラウシ】


【ヒサゴ沼と避難小屋】 後方、左から石狩岳・ニペソツ山


8月29日(水)
ヒサゴ沼避難小屋の水場を先客の夫婦に教わり、水汲みに行く。
ワォー! 斜面に花が咲き乱れている。
百花繚乱だ。

忠別岳へは、ハイマツ帯の藪漕ぎを強いられる。
コマクサがあちこち残り花を咲かせている。
ブルーベリーが、たわわに実っている。
藪こぎ・写真撮影・ビタミン補給で、大幅にタイムオーバーする。

忠別岳で外人登山者に出会う。
化雲岳・トムラウシでも会った。

白雲岳避難小屋管理人は好青年。
水汲みが1回で済むと、4リットルボトルを貸してくれる。
到着が遅かったので、ガサゴソして周りに気を使わずに済むよう、誰も居ない一階フロアーを使わせてくれる。
床用マットを貸してくれる。
明日の予定を尋ねて、黒岳石室へ早く着きすぎるからと、赤岳回りをプランしてくれる。

ラーメンを食し、荷物を広げたまま就寝。


【エゾコザクラ・チシマノキンバイソウのお花畑】


【アオノツガザクラお花畑】


【忠別岳山容】 左、旭岳。手前に構造土が広がる


【ハイマツに行く手を遮られる】延々と続く。体力消耗、息があがる。


【忠別岳】 後方、トムラウシ。クチャンベツから登ってきた2人組と頂上でお話する。


【高根ヶ原】 左、白雲岳


8月30日(木)

白雲岳避難小屋から、管理人がプランしてくれた緑岳方面への板垣新道を行く。
ミズゴケが美しい。
花も色々咲いている。花街道だ。

赤岳を越え、銀泉台方面へ向かう。
駒草平で咲き残っているコマクサをカメラにおさめる。
すれ違った夫婦が黒岳石室では上段に寝るのがおススメよとアドバイスしてくれる。
たまに鼠が出るそうな。

駒草平で折り返す。

北海岳登りで行き交った女性は、差し入れを色々持って白雲岳避難小屋へ泊まるという。
やっぱり、な。

北海岳から黒岳石室までは遠く感じる。
沢を3回渡る。
ウラシマツツジの紅葉が美しい。

黒岳石室は夕方、電気が灯る。

トイレはバイオ方式だ。
仕組みは、オガクズを投入してあるので、使用後攪拌する。
自転車のペダルを30回漕ぐと攪拌完了。
匂わず、清潔で気持ちよく使える。

小屋で販売しているレトルトカレー・アルファ米で、夕食にする。
ご飯はさすがに満腹感が得られる。
消灯前、寒くないか訊きに来てくれる。
レンタル毛布もある。


【小泉岳への登り】 後ろから前へ、トムラウシ・化雲岳・忠別岳


【コケモモが、たわわに実る】


【赤岳】赤いリュックは私がここにデポしたもの


【白雲岳】左、旭岳


【左から、桂月・黒岳・烏帽子岳】


【ミズゴケの絨毯】


【広大な構造土帯】 盛り上がった土には高山植物がびっしり根づいている。後ろ、北海岳


【北海岳】左から、白雲岳・トムラウシ


【大雪山の火口底】左から、旭岳・北鎮岳


【黒岳石室への道】右、黒岳


北海道:大雪山【化雲岳~トムラウシ~忠別岳~白雲岳~北鎮岳~旭岳】その2
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北海道:大雪山【化雲岳~トムラウシ~忠別岳~白雲岳~北鎮岳~旭岳】その2

2007-09-06 | 北海道
8月31日(金) 
食パン2枚とコーヒーで朝食にする。
食料は多からず、少なからず足りた。

一日中ガスって、展望がない。

間宮岳で72歳の元気おじさんと交差する。
黒岳石室5時スタート、お鉢一周・旭岳ピストンもしてきたという。
驚異のスピード!

旭岳山頂直下は激登。
滑ったら最後、又一から登りなおしだ。
休みを何回もいれて、登頂。
旭岳頂上も、下山路も人が多い。
下りも滑る滑る。

旭岳温泉「白樺荘」で4日間の汗を流す。
リュックを宅配便に托し、重い重い荷物から開放される。


【桂月岳から日の出を拝む】間一髪、ご来光に間に合う


【トイレのおが屑攪拌用、自転車ペダル】


【黒岳石室】 おが屑を干してある


【北鎮岳】 後ろ鋸岳


【海底から隆起?】後ろ北鎮岳


【旭岳】


【火山性噴煙と旭岳】


【姿見にゴールイン!】逆さ旭岳が池に映っている


北海道:大雪山【化雲岳~トムラウシ~忠別岳~白雲岳~北鎮岳~旭岳】その1
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北海道: 雌阿寒岳 & 羅臼岳

2007-08-21 | 北海道
2003年9月3日(水)~7日(日)

《往路》 9月3日(水) 羽田空港6:25 ⇒ 千歳空港10:20 ・・ ⇒【レンタカーで305キロメートル移動】  雌阿寒温泉・野中温泉17:45(泊)

《歩行》 9月4日(木)【雌阿寒岳~阿寒富士登山】 野中温泉8:00~雌阿寒二合目8:30~雌阿寒六合目9:30~雌阿寒岳10:00~阿寒富士11:20~オンネトー野営場13:30~野中温泉14:20=行動時間6時間20分・・ ⇒ 【ウトロへ移動】ウトロ民宿ランタン(泊)

《歩行》 9月5日(金)【羅臼岳】 民宿ランタン5:00 ・・ ⇒ 岩尾別温泉5:41~オホーツク展望7:16~弥三吉水8:03~羅臼平8:50~羅臼岳10:00~羅臼平11:11~弥三吉水11:45~岩尾別温泉13:24=行動時間7時間43分・・ ⇒【知床五湖見物・カムイワッカ湯の滝で温浴】 民宿ランタン(泊)

《観光》 9月6日(土) 小雨につき、硫黄岳登山を取りやめ、一日観光に切り替える。
①知床岬で国後島を見る
②羅臼温泉‘熊の湯’露天風呂 入浴。泉質・湯温・雰囲気なかなか良し。
③知床自然センター見学、ハマナスのソフトクリームを味わう。
④網走・能取岬見物 広大な水平線・原生花園・灯台
⑤小清水原生花園、この時期 花は無し
・・ ⇒ 清里民宿(泊)


《移動》 9月7日(日) 清里民宿7:30・・【斜里岳登山の皆とお別れ、私はトムラウシ登山口へ向かう】⇒JR清里11:05⇒ 釧路13:25 ⇒ 新得15:23~~新得民宿(泊)

【雌阿寒岳噴火口】


【羅臼岳】


【知床二湖に映る逆さ硫黄岳】


【エゾコザクラ】


【エゾツツジ】


【タカネトウウチソウ】


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北海道:藻岩山・十勝連峰・チロロ岳・幌尻岳

2007-06-01 | 北海道
2005年9月8日(木)~14日(水)

《往路》 9月8日(木)羽田空港6:30 ⇒ 札幌8:30・・【観光】・・札幌国際ユースホステル(泊)

藻岩山 《歩行》 9月9日(金)札幌国際ユースホステル・・  ⇒ 藻岩スキー場8:10~藻岩山9:10~藻岩スキー場10:00=行動時間1時間50分・・  ⇒ 国設白金キャンプ場(泊)

十勝連峰 《歩行》 9月10日(土)白金キャンプ場・・  ⇒ 十勝岳温泉登山口6:00~三段山7:22~十勝岳8:42~カミホロカメットク山9:46~富良野岳11:27~十勝岳温泉登山口13:17=行動時間7時間17分・・  ⇒ 日高町営沙流別キャンプ場(泊)

チロロ岳 《歩行》 9月11日(日)沙流別キャンプ場・・  ⇒ 登山口・林道6:10~曲沢~乗越7:50~チロロ岳西峰9:18~チロロ岳10:15~登山口・林道13:00=行動時間6時間50分・・  ⇒ 沙流別キャンプ場(泊)

幌尻岳 《歩行》 9月12日(月)沙流別キャンプ場・・  ⇒ 林道ゲート・登山口10:00~取水口12:00~幌尻山荘14:00(泊)=行動時間4時間

幌尻岳 《歩行》 9月13日(火)幌尻山荘4:15~幌尻岳7:15~北戸蔦別岳10:40~六ノ沢分岐11:30~六ノ沢徒渉開始13:00~幌尻山荘13:40~【下山】取水口15:15~林道ゲート・登山口16:50=行動時間12時間35分・・  ⇒ 支笏湖国民休暇村(泊)

《帰路》 9月14日(水)支笏湖国民休暇村・・  ⇒ 千歳空港12:00 ⇒ 羽田13:30

 

 

 

              

9月9日(金)  藻岩山
運動靴で登る。
雪の時期に登った方が面白い。

【藻岩山】


9月10日(土)  十勝連峰
大雪山・トムラウシ方面の眺めが良い。
富良野岳は花の時期に登りたい。

【十勝岳爆裂火口】


【十勝岳】


【十勝岳噴煙】


【十勝岳の山容】


【ハマナス】


【トウヒレン】


【富良野岳】


【十勝岳を望む】 最奥のはげ山


9月11日(日)  チロロ岳
沢歩き上級コースだが、水量が少なくて助かる。
下りが特にサバイバル。
地元の登山者はヘルメット・ロープ等本格装備で登っている。

【チロロ岳をめざし遡行開始】


【涸れ沢を詰める】


【チロロ岳の山容】


【チロロ岳西峰】


【ウラシマツツジ】


【チロロ岳】


【帰りも同じ沢を下る】


9月12日(月)  幌尻山荘まで。
徒渉は水量多く(私で最深、腰まで)、流れも速い。

【高巻く】


【幌尻山荘に到着】


9月13日(火)  幌尻岳
ガスが立ち込め、視界なし。
寒気団が南下しているのか、稜線は烈風吹きすさぶ。
指先が凍傷になりかける。
帰りの徒渉は水が減っていて、じゃぶじゃぶ楽しめた。

【幌尻岳】


【北戸蔦別岳】


【北戸蔦別岳から 沢に向かって急降下】


【辿った尾根を見上げる】


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北海道:トムラウシ山

2007-04-04 | 北海道
2003年9月7日(日)~9日(火)

《往路》9月7日(日)斜里岳山麓・清里民宿10:30~JR清里駅11:05 ⇒ JR釧路13:17-13:25 ⇒ JR新得15:23・・民宿(泊) 

《歩行》9月8日(月)新得民宿02:30・・  ⇒ トムラウシ短縮登山口04:00~温泉コース分岐4:24~カムイ天上新道入口5:12~新・旧出合6:24~前トム平7:24~オプタテシケ分岐8:42~トムラウシ山頂9:09~オプタテシケ分岐10:00~前トム平11:09~カムイ天上新道12:05~トムラウシ短縮登山口13:40=行動時間9時間40分・・  ⇒ 国民宿舎東大雪荘14:05(泊)

《帰路》9月9日(火)東大雪荘9:30・・  ⇒JR新得駅11:00-11:32 ⇒ JR富良野 13:03-13:10 ⇒ JR旭川14:23-14:45(バス) ⇒ 旭川空港15:25-16:00 ⇒ 羽田空港17:25



前日まで雌阿寒岳・羅臼岳を一緒に登った仲間と分れ、ひとりトムラウシに向かう。

9月7日(日)
JR根室本線・新得駅前の旅館に投宿。
翌朝、早立ちなので夕食後、すぐ就寝。
ところがこの日は新得秋祭り、往来が終夜、賑わって結局私は一睡もできず。

9月8日(月)
予約のタクシーでトムラウシ温泉短縮登山口に早朝4時到着。
暗い中、熊よけ鈴をつけて出発。

カムイ天上からこまどり沢入り口までは9月5日に開通したばかりの新道を行く。
こまどり沢は高山植物の花盛り。

前トム平ではウラシマツツジが真っ赤に色づいて、思わず歓声をあげる。
オプタテシケ山への分岐あたりで、エゾリス君が用心深く近づいてくる。
後ろ足で立ち、えさをねだるポーズを二回。どういうわけか、人馴れしている。

9時、山頂到着。温かいココアをいれて、大展望をゆっくり楽しむ。
大雪山・旭岳から黒岳、石狩岳、十勝岳をマップで確認。
ぜいたくにも、独り占めの頂上で、30分休憩。

復路は同じコース、トムラウシ温泉へ下りる。下りで5組と交叉。
前トム平で、タクシーを14時に予約する。携帯電話が通じる。
花の写真を撮りながらくだる。

短縮登山口から今晩の宿・トムラウシ温泉・国民宿舎東大雪荘へ予約したタクシーで行く。
温泉はいうことなし。湯治にもよさそう。

9月9日(火)
旭川空港から羽田空港へ向かう航行中、利尻岳がみえた。
真ん丸い虹の真ん中で輝く太陽も見た。

【トムラウシからひさご沼を見る】


【トムラウシから旭岳(左)を望む】


【トムラウシの山容】


【エゾツツジ】


【ダイセツトリカブト】


【チシマアザミ】


【チシマヒョウタンボク】


【トウヒレン】


【トカチフウロ】


【紅葉】



【神々の遊ぶ庭】


【左から十勝岳・オプタテシケを望む】


【途中で日の出をむかえる】雲海に浮かぶ十勝連峰


【トムラウシ】後方は石狩岳


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北海道:ペテガリ岳

2007-02-04 | 北海道
2004年8月9日(月)~10日(火)

8月9日(月) 神威山荘7:00~峠10:00~【イワナ釣りをしながら沢を歩く】ペテガリ山荘14:00(泊)=行動時間7時間(釣り2時間30分を含む)

8月10日(火) ペテガリ山荘4:00~ピーク1050m 5:30~ピーク1301m 7:45~ペテガリ岳9:15~ペテガリ山荘14:20~神威山荘18:00=行動時間14時間



【釣り果】 イワナ・ニジマス


【ペテガリ岳】


【ペテガリ岳の山容】


8月9日(月)  
神威山荘~峠越え~ペテガリ山荘 (泊)
渡渉1時間半
テープをたよりに藪こぎ。
本日は行程にゆとりがあり、イワナ釣りを2時間半、楽しむ。
釣果イワナ11匹、にじます2匹。玄人はだしというべきか。
ペテガリ山荘の暖炉で焼く。

8月10日(火)    
ペテガリ山荘~ペテガリ岳~ペテガリ山荘~神威山荘
渡渉1時間半
朝露にしとど濡れた藪こぎ、靴下を脱いでしぼる。
靴の防水が不完全だった。
登山道の真ん中に、まだ新しい熊の糞が・・・。
山頂に着くと、どこから登ってきたのか若者が独り、カメラを小脇に置いてガスの晴れ間を待っている。
着衣はどろんこ、かぎ裂きもある。
中岳から縦走して、きのうはAカールにテントを張ったとか。
熊は怖くないのかな。
カムエクを一目みたいが、北方はガスに閉ざされている。
ピークを7つ越える下りが長かった。

早朝4時から歩き始め、神威山荘に到着したのが18時。
明るいうちに帰れて良かった。
アポイ岳登山口に移動する。
林道にエゾシカが飛び出してくる。
バンビはもう成獣である。


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北海道:カムイエクウチカウシ山

2007-02-04 | 北海道
2004年8月6日(金)~7日(土)

8月6日(金) 札内川ヒュッテ9:15  ⇒ゲート9:30~七ノ沢出合11:00~八ノ沢出合13:40(幕営)=行動時間4時間10分

8月7日(土) 八ノ沢テント場5:45~カムイエクウチカウシ山10:45~八ノ沢出合16:00~七ノ沢出合17:15~林道ゲート19:00=行動時間13時間15分



8月6日(金)  

札内川林道ゲート~七ノ沢出合~八ノ沢出合 (テント泊)
徒渉2時間
沢は踏み跡がないので、テープを見落とさないことが肝要。
指導標の類は一切ない。
札内川の水量は、ほどほどで歩きやすい。
登山者が続々到着し、テント7~8張りになる。
満天の星空のもと、盛大に焚き火を燃やす。
雨に濡れた服を乾かしたい人たちが自然に寄ってくる。
札内川で釣ったばかりの「イワナの塩焼き」を皆でいただきながら、300名山・攻略談義やら北海道100名山踏破の話に夜が更ける。

8月7日(土)
八ノ沢テント場~カムエク岳~八ノ沢テント場~七ノ沢出合~林道ゲート    渡渉4時間45分(往復)
札内川支流の八ノ沢渡渉にいざ、出発。
あるところでは密林を行くがごとし。
八ノ沢カールに着くまで渓流シューズが必要だった。
熊のテレトリーであるカールから頂上までは花ロード。
図鑑でしか知らなかったリンネソウを初めて見た。
山頂の展望は超一級。
まわりに知っている山は一山もないのが残念。

下りは長い滝の巻き道に、てこずる。
急斜面・浮石多し。
鎖はむろんのことロープも無い。
林道ゲートまで本日の行動時間は13時間。
カムエクは展望・花・沢歩き・滝・カール雪渓と魅力に満ちた北海道隋一の山である、とリーダー。

明日登る神威岳登山口へ移動。

【八ノ沢からはるかに稜線を望む】 テント場から徒渉が続く


【カムイエクウチカウシ山】


【カムイエクウチカウシ山から南日高の山並みをぐるりんと眺められる】


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