自在コラム

⇒ 日常での観察や大学キャンパスでの見聞、環境や時事問題、メディアとネットの考察などを紹介する宇野文夫のコラム

☆デジタル寅さん

2007年11月02日 | ⇒キャンパス見聞
 「宇野さん、寅さんみたいですね」と大学の同僚から言われた。通勤や出張の際、すべての道具をパソコンのキャリーバッグ一つに詰めて歩いている私の姿がなんとなく寅さんのイメージなのだそうだ。

 確かにキャリーバッグはよく入る。改めてどんなモノが入っているのかチェックしてみた。1泊の出張の場合である。一日分の着替え、パソコンのACアダプター、シェーバー、くし、財布、手帳、単四電池3本、プリベイト式の乗り物カード(北陸鉄道アイカ、スイカ、地下鉄用プリベイトカード)と大学職員証)、名刺入れ、ボ-ルペン2本、マーカー(ピンク)、メモリースティック、通信用のFOMAカード、書類、ICレコーダー、デジタルカメラ、携帯電話それにモバイルPCである。重さにしてざっと10数㌔だろうか。これに、会議資料が何十セットが加わると、さらに重くなる。でも、全部一つのバッグに収納できるから不思議だ。

 東京出張の場合は、スカイや地下鉄用プリベイトカード、それに大学職員証は欠かせない。文部科学省に用事がある場合は、入り口で必ず提出を求められるからだ。また、モバイル通信の環境は常に必要なので、FOMAカードは欠かせない。ただ、ACアダプターは意外と重い。いずれにせよ、出張とオフィス環境の確保という2つのコンセプトがこのバッグに詰まっている。

 モバイルPCは商品化される10数年前はラップトップPCを持ち歩いていた。これは重さが20キロ近くあった。このころキャリーバックはなく、旅行用バッグにPCを入れていた。その後、PCがノート化してキャリーバッグが開発され、それが旅行バッグ化した。格段の進歩である。

 自慢ではないが、PCのキャリー歴はもう10数年になる。そこで同僚に言い返した。「せっかくだったら、デジタル寅さんといってほしい」と。

⇒2日(金)午後・金沢の天気  はれ
 

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