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六日町温泉「山岳荘」(新潟)
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!
ネット上で2012年7月末をもって閉館するとの書き込みがあったので、7月の3連休に訪れてみた。
玄関のガラス戸には閉館のお知らせ。
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やっぱり本当だったんですね。
敷地前で畑仕事をしていたおじさんに声をかけられました。
7月末で閉館し、お盆には解体するんだそうです。
約1年ぶりに玄関に入ると、料金箱の隣に新たに小さな冷蔵庫。
格安な料金設定は良心的です。
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さて浴室に入るとちょっと違和感が。
心なしかゆがんだような感覚。
窓の外には以前は無かった筋かいがつけられていました。
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老朽化も閉館の原因なんでしょうね。
気持ちのいい湯をありがとうでした。
2012年7月末閉館
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現在は建物が取り払われ、更地になっていました。
2014年6月のメモより
---------------------------------------
今回旅人がめぐるのは越後のしみじみ温泉。
ひとたび浸かると至福の時空間を過ごすことができます。
六日町の中心部からはずれ、山裾の集落の一角に建つ温泉宿。
濃い青い壁の浴舎と、鄙びた佇まいの母屋が印象的。
玄関に回ると「中華人民共和国大使館御一行」「東京経済大学様御宿」の色あせた看板がお出迎え。
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インターナショナルでインテリな宿であることがうかがえます。
玄関を上がり湯銭箱へ入浴料金400円。
左手の廊下の突き当たりに大小2つの浴室。
男女の別はなく、先着順に好きな方を貸し切りで利用するようです。
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まずは奥の大きい方の浴室へ。
2面に大きく窓がとられた採光のいい浴室は、古びているものの丁寧に補修・清掃されたタイル張り。
これだけで気持ちいいです。
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無色透明な湯がなみなみとしたタイル張り湯船には、カエル君の乗っかった湯口からトクトクと注がれ、奥にある排湯口への掛け流し。
まずは掛け湯をして…入浴。
最初こそはキリリと熱く感じるものの、一度体を沈めるとそれほどではなくなり適温やや熱め。
肩まで浸かるもよし、段差に腰掛けへそ湯もよし、額に汗をにじませたっぷり堪能します。
何がいいのか言葉が見つかりませんが、肩をキュッと抱きしめられたような安堵感に、いわゆるズブズブの撃沈状態。
地底人にされるがままにヤラレタら、湯船奥のトド場でゴロリ。
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スパ銭ではやりの「寝湯」と同じく、深さワンフィンガーのスペースです。
これが気持ちいい。窓を全開にしておくと吹き抜ける風もまたいい。
いつからあるのか判りませんが、これを造った人は只者ではありません。
すっかりヘロヘロになったら、手前にあるもう一つの小さい方の浴室へ。
こちらも手入れの行き届いたタイル張り。
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2人程度の湯船ですが、小さい分熱めの湯が味わえます(先客が加水していると残念ですが)
母屋に挟まれているため解放感や明るさでは劣るものの、見た目に惑わせられず、100%の温泉勝負ができるといえるでしょう。
利用されている温泉は他の施設でも利用されている共同源泉(7号井・12号井・13号井混合泉)ですが、全然印象が違います。
こんなに気持ちいい湯だったとは…
六日町温泉恐るべしっ!と言いつつ、お盆の前後に2度行ってしまいました。
単純温泉(7号井、12号井、13号井 混合泉)
47.6℃ 成分総計843.0mg/Kg 平成16.10.26
2011年8月の入浴メモより
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!
ネット上で2012年7月末をもって閉館するとの書き込みがあったので、7月の3連休に訪れてみた。
玄関のガラス戸には閉館のお知らせ。
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やっぱり本当だったんですね。
敷地前で畑仕事をしていたおじさんに声をかけられました。
7月末で閉館し、お盆には解体するんだそうです。
約1年ぶりに玄関に入ると、料金箱の隣に新たに小さな冷蔵庫。
格安な料金設定は良心的です。
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さて浴室に入るとちょっと違和感が。
心なしかゆがんだような感覚。
窓の外には以前は無かった筋かいがつけられていました。
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老朽化も閉館の原因なんでしょうね。
気持ちのいい湯をありがとうでした。
2012年7月末閉館
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現在は建物が取り払われ、更地になっていました。
2014年6月のメモより
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今回旅人がめぐるのは越後のしみじみ温泉。
ひとたび浸かると至福の時空間を過ごすことができます。
六日町の中心部からはずれ、山裾の集落の一角に建つ温泉宿。
濃い青い壁の浴舎と、鄙びた佇まいの母屋が印象的。
玄関に回ると「中華人民共和国大使館御一行」「東京経済大学様御宿」の色あせた看板がお出迎え。
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インターナショナルでインテリな宿であることがうかがえます。
玄関を上がり湯銭箱へ入浴料金400円。
左手の廊下の突き当たりに大小2つの浴室。
男女の別はなく、先着順に好きな方を貸し切りで利用するようです。
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まずは奥の大きい方の浴室へ。
2面に大きく窓がとられた採光のいい浴室は、古びているものの丁寧に補修・清掃されたタイル張り。
これだけで気持ちいいです。
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無色透明な湯がなみなみとしたタイル張り湯船には、カエル君の乗っかった湯口からトクトクと注がれ、奥にある排湯口への掛け流し。
まずは掛け湯をして…入浴。
最初こそはキリリと熱く感じるものの、一度体を沈めるとそれほどではなくなり適温やや熱め。
肩まで浸かるもよし、段差に腰掛けへそ湯もよし、額に汗をにじませたっぷり堪能します。
何がいいのか言葉が見つかりませんが、肩をキュッと抱きしめられたような安堵感に、いわゆるズブズブの撃沈状態。
地底人にされるがままにヤラレタら、湯船奥のトド場でゴロリ。
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スパ銭ではやりの「寝湯」と同じく、深さワンフィンガーのスペースです。
これが気持ちいい。窓を全開にしておくと吹き抜ける風もまたいい。
いつからあるのか判りませんが、これを造った人は只者ではありません。
すっかりヘロヘロになったら、手前にあるもう一つの小さい方の浴室へ。
こちらも手入れの行き届いたタイル張り。
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2人程度の湯船ですが、小さい分熱めの湯が味わえます(先客が加水していると残念ですが)
母屋に挟まれているため解放感や明るさでは劣るものの、見た目に惑わせられず、100%の温泉勝負ができるといえるでしょう。
利用されている温泉は他の施設でも利用されている共同源泉(7号井・12号井・13号井混合泉)ですが、全然印象が違います。
こんなに気持ちいい湯だったとは…
六日町温泉恐るべしっ!と言いつつ、お盆の前後に2度行ってしまいました。
単純温泉(7号井、12号井、13号井 混合泉)
47.6℃ 成分総計843.0mg/Kg 平成16.10.26
2011年8月の入浴メモより