先日入線させたTOMIX ED75-700 ですが、KATOのナックルカプラー化に挑戦してみました。まだ試行錯誤の状態であることを予めご了承下さい。
ナックルカプラー化したED75-700
今回付属していたカプラーは従来型よりも幅が薄いタイプのため、これまでの方法が使えません。従来タイプを試しに取り付けてみましたが、印象としてカーブで台車が干渉してしまう感じがしましたので、諦めました(実際にはレイアウトで走行させていませんので真偽のほどは不明です)。
ED75-700に添付されていたカプラー 従来形のカプラー
今回もKATOのかもめナックルカプラーを用いましたが、それとプラスチック用接着剤を使いました。
あとで取り付け台も活用します
まずはカプラーをバラし、上フタの部分に手を入れます。マグネットが付いていますので、これを取り外しました。
上側のマグネットを取り外す マグネットは使いません
取り除いたところに、ナックルを向きに注意しながらそのまま差し込みます。ピッタリと合いますが、接着剤を塗布し固定しました。
マグネットを外したところに接着剤を塗布し、上からナックルを入れ込む
ナックルカプラーの土台ですが、適当なところで二つに切断します。便宜上、棒が付いている方を「Aパーツ」、しっぽがある方を「Bパーツ」と呼称します。
土台を半分にニッパで切断
取り付けたナックルに穴が空いていますので、そこに「Aパーツ」をあわせます。この時にも接着剤を用いて固定しました。また、「Bパーツ」については、「しっぽ」を切り落としました。
「Aパーツ」を接着 「しっぽ」を切り落とす
「しっぽ」を切り落とした「Bパーツ」を「Aパーツ」の上(?!)へさらに接着しました。理由は後ほど説明します。
「Aパーツ」を接着したら、さらに「Bパーツ」を接着
さきほどバラしたカプラーの下側ですが、このままでは幅が合わないので、赤で囲んだ部分をニッパで切り落としました。
赤い部分が干渉して取り付けられないので切り落とす
これでカプラーの上下を組み合わせれば完成です。「Bパーツ」を接着したことにより、ちょうど隙間がなくなるはずです。念のため接着剤で「Bパーツ」とカプラー下側も接着しました。
横からの様子 カプラーの裏側からの様子
接着剤を多用しましたので、きちんと接着されているか十分に確認してから本体に換装させてみました。
ナックルカプラー化したED75-700
弊社線で試運転を行ってみました。いつものようにKATOつばめ7両編成(ただし、KATOカプラーです)を牽引させてみましたが、TOMIXの243カーブも無事通過し、途中開放することもありませんでした。
TOMIX 243カーブ通過の様子
ただ、幾つか問題点も浮上しております。一つはカプラーの高さがやや高いこと、それに伴い、本体部にカプラーがやや擦れること、また接着剤を多用したので、その耐久性についてです。
つばめ側はKATOカプラーです。運用上、問題はないようですが・・・
もう少し技術力があれば良いのですが・・・まあ何事も挑戦ということで、失礼いたしました。
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