レイアウトの一角にTOMIX製TCS電動ターンテーブルを組み込んでいるのですが、時々調子が悪くなり、スムーズに転車台が回転せず、途中で止まってしまうことがあります。
レイアウトに組み込まれたターンテーブル
そんな時は-自己流ですが-次のような方法で調整し、なんとか回るようにしています。
途中で止まってしまう場所の「ブロック」をはずし、転車台の先端にある電気接点部に異常がないかどうかまずは確かめます。扱いが雑なので、時々上向きに反っているときがあります。
調子の悪い場所のブロックを外す
TOMIXのTCS電動ターンテーブルは、転車台の先端に電気接点部があり、レールブロックが電気接点部を押さえ込む構造になっています。レールブロックは、ネジでターンテーブルに取り付けるようになっているのですが、このネジの締め付けがきついと、弊社の場合電気接点部とレールブロックとの間に適度な空間がなくなり、途中で止まってしまうのではないかと考えています。
下の写真はレールブロックを外した状態です。ブロックによる押さえがないと、赤丸で印したようにブロック端に電気接点部が当たるほど転車台が浮き上がる構造になっています。
転車台の電気接点部とブロックの様子
異常がないことを確かめたら、ブロックをはめ込みます。ただし、ブロックをネジ止めする際、「ギュッと」締めすぎないよう、少し「緩め」にしておきます。どの程度「緩め」かは、転車台をコントローラで回転操作させながら、滞りなく回るように調整しながら決めていきます。また、隣接したブロックが転車台の動きに干渉している時もあるので、その場合は隣のブロックも外して調整します。
二カ所ネジがあるので、少し緩めに固定
これで、上手く回り始めることが多いです。時々、ターンテーブル本体から転車台部を取り外し、ギアなどに付着した埃などを取り除くことも必要です。
KATOC62
折角ターンテーブルがあるのですが、情景などほとんど作り込まれておらず、蒸気機関車たちがどことなく泣いているようです・・・
本当に調子が悪いようなら、メーカー修理が良いと思います。弊社の場合、三年ほど前からレイアウトに組み込んで使っており、取り外すことが出来ないため、自分で調整しています。
従いまして、これはあくまでも自己流の調整です。この記事により皆様方に破損・損害等あらゆる不利益・不具合等が生じても、小生は一切責任は負いかねますので予めご了承願います。