前回旧製品に取り付けた前面方向幕を、もう少し奥に設置する作業とあわせて、電球色を白色化することを試みました。
リニューアル品の方向幕を取り付けた旧製品
(撮影時の環境により色合いが少し黄ばんでいます)
リニューアル品TOMIXキハ58-400の導光部パーツが薄水色だったので、旧製品の導光部もそれに近い色で塗装することを考え、模型店で近い色を探してみました。今回は「水性ホビーカラー スモークブルー H-96」(株式会社GSIクレオス製)を購入してみました。
購入したスモークブルー
早速車体をバラし、ライトユニットから導光部を取り外します。光が入る部分だけ塗装すれば問題ないと考え、導光部の先端部だけを塗装し、再び取り付けました。
導光部の先端部だけを塗装
一方、前面方向幕をもう少し奥に取り付けるために、パーツをもう少し切削することにしました。切削に用いたのは、事務用カッターナイフです。切断したい部分に歯を押し当て、そのままゆっくりと歯を押し込むようにしました(前回も同じ手法で切断しました)。
切断に用いたカッター 切断前の前面方向幕
切断の様子 切断後の前面方向幕
ライトユニットと前面方向幕の接着面にも一応スモークブルーを塗装しました。
ライトユニットおよび前面方向幕の接着面にも塗装した様子
塗装が乾いたところで、両者を接着し、車体に戻してみました。早速、点灯状態の確認とリニューアル品との比較をしてみました。左がリニューアル品、右が旧製品加工品です。
リニューアル品 加工した旧製品
うーむ。ご覧の通り、今回は(も!?)上手くいきませんでした。一つは前面方向幕が傾いていること。恐らく、切断する際にきちんと直角がでなかったのでしょう。そして、照明の色ですが、明らかに白色化にまでは至っていません。塗装する前よりかは白色化したような感じもしますが、リニューアル品のようにはっきりとした色合いにはほど遠いようです。選択した塗装色や塗装部分に問題があったのかもしれません。
まあ、「失敗は成功のもと」。 また挑戦してみます。
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