遅ればせながら福島原発事故被災地へ行き、地域の色々な方々と話をしてきました。話を聞きながら、今まで自分が想像していた以上の厳しい現実を前にして立ち尽くしてしまいましたが、地域の方々は誰一人絶望することなく、必死に復興への道を模索されています。
会合を終えてから宿に向かいました。宿に着くと当たりはすっかり真っ暗でしたが、車からおりて空を見上げると、降り注ぐばかりの満天の星空。思わず声を上げてしまいました。
しかし、人影は非常に少なく、当たりは静まりかえっています。今も多くの人たちが避難しているそうです。
何でこんなことになってしまったのでしょうか?
ここの人たちが何か悪いことでもされたのでしょうか?
理不尽な現実を前にして、何も出来ない自分の無力さに嫌気がさします。
しかし、どんな些細なことでも良いから、すこしでも前に向かって進めるように、自分に出来ることをお手伝いしていこうと思います。