先日、今年度の「先生ごっこ」が無事終了しました。講義の内容について、色々とアレコレ考えて挑むのですが、毎度のことながら、なかなか自分の思っていたような話・講義が出来ません。一生懸命耳を傾けてくれる受講生には、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
自分の未熟な「先生ごっこ」の体験から、先生・教員という職業は、本当に大変だと実感します。1回の授業につき、きちんと教材研究を行い、準備をするだけで、相当な時間がかかると思われます。授業中は、生徒の様子を観察しながら、理解できる・ついてこれるように授業を進め、綺麗な字で板書して、しかも喋りぱなし・立ちっぱなし。これを1日何回となく繰り返し、授業が終わったら生徒の生活指導とか部活動の面倒見たり、あるいは職員会議に保護者との連絡、学級通信作って、出来ない子供の学習をフォローして・・・それらを「そつなくこなせて」当たり前なのかもしれませんが、頭が下がります。
今年の受講生はどんなことを思ったのでしょうか。小生のことはすっかり忘れて欲しいのですが、せめて教わったことだけは、忘れないで下さい。