先日、室内灯の記事を書いた際、キハを並べて撮影しようと思いましたが、時間の関係で実施しませんでした。初期に入線させたTOMIXキハ20等には、室内灯を設置してありますが、最近購入したKATOキハ35等には室内灯がありません。混結させると、一部の車両が停電状態なので興ざめます。
ところで、KATOキハ35にはジャンパ栓パーツが付属しておりますが、未使用品も何個かあり、以前から流用できないかと思っておりました。そこで今回は、この未使用のジャンパ栓をTOMIXのキハシリーズに取り付けてみることにしました。
KATOキハ35のジャンパ栓 付属のジャンパ栓パーツ
今回、尊い犠牲となるのはTOMIXキハ22です。車体の予備がないので、まさに一発勝負です。どう工作するかイメージしながら、片方だけ行ってみることにしました。まずジャンパ栓のモールドの一部をニッパで軽く切り取ります。その際、ピンバイスで穴を開けると、削り部分が拡大することを考慮して、少し小さめに削り落としました。
TOMIXキハ22のジャンパ栓の様子 ニッパで削り落とした様子
削ったところにピンバイスで穴を開けます。今回はピンバイス径0.6mmとしました。車体に開けるため、内部のライトユニットなどを取り外したかったのですが、まるでパズルのような構造で、どうにも外すことができません。仕方ありません。これも尊い犠牲と考え、そのままで工作してみました。
ピンバイスで穴を開けた様子 今回使用するジャンパ栓
適当な深さまで穴を開けました。ジャンパ栓取り付け部は真円ではないようなので(関連記事参照)、縦方向に少し広げるような格好で取り付け穴を微調整しました。何度か試しながら、なんとか差し込むことができました。まあ最初にしては良い感じではないでしょうか。車体を戻してみます。
KATOジャンパ栓をTOMIXキハ22に取り付けた様子
カプラー周りのジャンパ栓モールドと干渉してしまうため、やや「うるさい」感じになってしまいました。カプラーの方を整理すれば良いのかもしれません。一方、色合いですが、小生の見た目には良く合っているように思われます。
穴を開けた後、削った部分が白くなってしまうため(上図参照)、車体色があると仕上がりが良くなるかもしれません。
試行錯誤でしたが、今回の工作に要した時間は30分程度でした。「たまにはこんなジャンパ栓」ということで、失礼いたします。
KATOジャンパ栓を取り付けたTOMIXキハ22
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