TOMIXのEF65-500(F)をバラしてみました。一応、どんな手順でバラしたかを示します。
先の細いマイナスドライバが1本あると便利です。また、バラす直前の様子を写真機で記録しておくと、後で復元するときに役に立つかもしれません。バラす時は手が油で汚れますので、ちり紙などを手元に用意します。
車両故障のEF65-500(F)
(1)車体を外します。
(2)スカートを取り外します。外したときは覚えているものですが、後で混乱しないように、取り外した部品は向きをそろえておきます。
手順(1) 手順(2)
(3)ライトユニットを外します。LEDの場合、外す前にライトユニットの向きを確認しておきます。
(4)台車を外します。
手順(3) 手順(4)
(5)TOMIXの場合、中間台車の取り付け部品と、両端下側にある「留め具」を外すと、ダイキャストが「真っ二つ」に分離する場合が多いようです。
(6)分離した途端、モータ関連の部品が落ちることがあるので、焦らず、慌てず、分離することを意識しながら作業するとよろしいかと思われます。
手順(5) 手順(6)
これと併せて、小生の場合、修理をするときはTOMIXのフィーダをバラして、電極むき出し状態のものを用意します。パワーパックに接続すれば、簡単に電気を好きなところに送り込めるので、修理の時には重宝します。しかし、金属部が少しでも触れ合うと、一発でショートしますので、要注意です。
フィーダをバラした状態
モータを外して、電気を直接流してみましたが、問題なく回りました。モータやダイキャストに油状の物質が付着していましたので、軽くふき取ってみました。
油状の付着物
また、ギアも埃がたまっていましたので、ついでに清掃します。
清掃前のギア 清掃後のギア
よく原因を把握していない・未確認事項なのですが、小生のこれまでの経験から、ダイキャストが接触してショートすることがあるようです。そこで、今回試験的に、ダイキャストの一方側のみ、モータの周囲にマスキングテープを貼り、もう一方のダイキャストと接触しないようにしてみました。完全にマスキングできていませんが、これで様子を見てみます。
マスキングテープを貼ったダイキャスト
モータ単体で回ることが確認できました(モータの不調ではない)ので、元に戻します。ダイキャストの中にモータ類を納めたら、綴じ込んでいきます。上記の(4)のところまで戻したら、フィーダをダイキャストに直接接触させ、モータが回るか、ショートしていないかを確認しましたが、特に問題はありませんでした。
組み込んだ状態での動作確認
あとは一気に復元させていきます。車体を戻し、線路上で試運転を行いましたが、きちんと走るようになりました。
今回、マスキングテープを貼ってみましたが、これで問題ないかしばらく試走させてみます。
マスキング仕様車のEF65-500(F)
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