Nゲージの連結器/カプラーは各社・車両ごとに色々と異なっている場合があります。アーノルドカプラーであれば、互換性があるため問題なく連結できるのですが、それ以外だと連結できず大変不便です。特にKATOの20系はKATOカプラーが標準で装備されており、アーノルドカプラーが付属しているのですが、取り付けられる車両(台車)が限られます。
KATOカプラー アーノルドに換装したカニ
TOMIXのEF65-500が発売されましたが、未だにブルトレ牽引機が発売されていません。KATOのEF65-500番台で牽引させていましたが、どうしてもTOMIXで牽引させたく、EF65-500のアーノルドカプラーをKATOカプラーに換装することにしました。
早速KATOカプラーを買ってきました。TOMIXのEF65-1000下関に入っていたグレーのカプラーパーツを使うことにしました。500番台のパーツは黒なので区別するためにです。
購入したKATOカプラー
TOMIXのカプラーパーツを分解してそのまま入れることもできますが、車両に取り付けるとカプラーがうまく左右に動きません。そこで、KATOカプラーの根本部分の下側をごく僅か、ニッパーで切り取ります。失敗してもまだたくさんありますので、あまり神経質にならず、適当にカットしました。
ニッパーで切り取ったところ 製品(左)と加工品(右)
TOMIXのカプラーパーツにそのまま組み込み、力を入れて上下をしっかりはめ込みます。きちんとはめ込まないと車両に取り付けたときに左右に首を振らなくなります。
TOMIXのカプラーパーツに取り付けたところ
EF65-500に早速取り付けてみました。カプラーを左右に振ってもきちんと正面に復元しました。ここまで10分程度でできたかと思われます。
アーノルドカプラー KATOカプラーに換装
ちなみにアーノルドとKATOカプラーとで連結間隔がどの程度になるのか撮影してみました。正確ではありませんが、後者の方がやや間隔が狭まっている感じが伝われば幸いです。
アーノルドカプラー KATOカプラー
KATOカプラー換装したTOMIXEF65-500
これでKATO,TOMIXの機関車は、アーノルドとKATOカプラーの両方を実装できることになり、運用も大きく広がることになるでしょう。徐々に換装していく予定です。
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