新人さん紹介

自粛後、早くも三人めの新人さんです。
しゃちょーの杉山さんです。
お酒好きの、話せるお方。


つくるものも、もちろんこういった器。
ビールじゃなくて透明なお酒、がお好きだそうで。
早く使い心地を試してみたいですね。


本格的に陶芸に入れ込むために、しはん著の「陶芸道場」も購入してくれました。
とっても勉強になる、世界一理屈っぽい陶芸基礎教本です。
お求めはアマゾンか、学園駅前のジュンク堂、あるいは大きめの書店でどうぞ。
あ、工房にも在庫がいっぱいあるんで、よかったら声をかけてくださいな（消費税サービス）。


宣伝。
杉山佳隆（森魚工房しはん）著「陶芸道場・手びねりの巻」
理論はわかりやすくて、マンガも楽しい、陶芸初心者の必読書。
相当の経験者にも目からウロコ。
ぜひ一冊、お手元に。

東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園

旅の途中

そんな頃・・・
サチコの旅は続いておった。
あの大きな筒はちょっと横に置いておいて・・・


緑の土を練り込んでおったのじゃ。
次なる工程への仕込みとして。


これを薄く伸ばし、小さな切片を切り出すと・・・


おもむろにひろげたのじゃ。
旅の終着地点へと向かう海図を・・・
いや、いよいよ作品の完成へと向かう設計図を。


このようなチップを精密にナンバリングし・・・


成形を終えた傘立てに海図をトレース・・・
いやはや・・・


ここに貼り付けていこうという算段じゃ。
なんという執念深さであろうか・・・


ところがじゃ・・・！
サチコの旅は、ここでもまだ終わらぬのじゃ・・・
つづく・・・

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かわいい世界

ファンシィ〜。
大沢さんの、クマさんハシ置きシリーズ、ネットで好評発売中！


ビールクマ。


新作のソーダクマ、スイカクマ。
夏にぴったし。


しはん家も購入（つか、恐竜ハシ置きと取り替えっこ）。
ぜひお宅にも人数分、常備くださいな。
お求めは、「手づくり品の販売サイト・Creema／ハンドルネーム・つちのねこ」さんで。


こちらもファンシー。
佐藤（直）さんの、動物マグ。


横から顔がのぞいてます。
なんてかわいいの。


矢尻柄の輪花取り皿もいい出来。
着想も意匠も秀逸！


こちらのクリームナイフは、娘さんのサロンで販売の予定です。
すごくいい出来！
さらに展開できそうです。

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しはん家の分

おかしな順序になりましたが、窯出しの続きです。


しはんの作品〜。


花びんも焼けました〜。


会長（よめはん）のも〜。


上々の焼き上がりです。
お義母ちゃんも大満足・・・か？


しはんのシマシマ皿。
クリアなライン。


シマシマ碗も。


ろくろ挽きのフタもの。


まあまあかな。
チクキューのみそマヨネーズ入れにしようっと。

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ステイホーム陶芸！（お家で勝手に陶芸体験）

夏休み、あの「ステイホーム陶芸」が帰ってくるよ！


これは前回のやつね。
こうして、夏休み前の来たる日、工房前に粘土玉を置いておくんで、通りがかりのひとは勝手に持ち帰ってくれていいわけ。（一人一個）
んで、それぞれに家で作品をつくるじゃない。
つくった作品は、工房にまた持ってきて、ガレージの回収箱に置いといてくれたらいいの。
すると、夏休み明けには焼けちゃってる！というわけ。
コロナでどこにもいけずに巣ごもりするしかないひと（主に子供を想定）のための、無料お家陶芸。
題して、「Go To Gei（ごー！とうげい）」企画。


こちらも前回企画の焼き上がり分。
ぜったい楽しいお家陶芸！
しかも全部タダ！
ご近所さんは、夏休み直前（今年の夏休みは八月いっぱいみたいだから、たぶん今月末）の粘土の配布をお楽しみにね。
くわしい情報は、このブログでお伝えする予定。
日本人は全員、一度は陶芸をやっとけ〜！


作品づくりに失敗しないように、懇切丁寧なチラシもつくったよ。
これでもう失敗なしだ。
どこにも出かけられない東京都民のみんな、充実の夏休みを〜！
乞うご期待！

東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園

本焼きの窯出し

朝早く、本焼きの窯出しをしました。
焼き上がりは上々のようですよ。


このぶら下がったやつ・・・
気になってたでしょ？


ちゃんと、ほら。
焼き鳥と同じ要領です。


大矢さんのわんこ。
こんがりといい色に。


ハモニコさんの特異な世界も、あざやか。


しづさんの葉っぱ皿。
すごくいい。


大沢さんの、季節先取りもの。
秋ものは、夏前にね。


同じく大沢さんの、ブローチ、ハシ置き。
どんどんつくって、ネット販売も好調・・・か。


スイカ、かじられてる・・・
ビールの泡、リアルでうまそう・・・


こちらは御蔵島で販売の、サチコさんのイルカちゃんたち。
かわいすぎて、売り切れ必至。


ガヤガヤとした棚は、月末に個展を控えるカミクボ作品。
・・・に混じって、黒田さんのガネーシャ様も。


神々しきお姿となりました。
つづく。

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しはんの最近の仕事っぷり

素焼きしたカレーリム鉢に、薄墨を差してます。
強い線でアウトラインを引いた後に、薄いハーフトーンでコントラストをつけると、模様の厚みと奥行きがだんぜん違ってきますよ。


ドベ乾燥用の素焼き鉢を挽きました。
吸いのいい土を使ったんで、これまでのものよりも早く乾くかも。


このブラック・・・
なんか少し目を引くでしょ。


内側がマット地、外縁がツヤ系に掛け分けられてます。
ちょっとひと手間で、見栄えますね。


このわりといい出来の薪窯焼成の水指ですが・・・


トイレのゴミ箱に使用することにしました。
サイズ感もぴったし。


手拭き用のタオルが、紙タオルになったもので。
この時代、いろいろと考えていかないとね。

東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園

いつものパズル

本焼きの窯詰めです。
これ、どうなってんすか・・・？


ぶら下がってます。
エステ用のクリームナイフですが、両面を釉薬でコーティングしたいわけです。
そんなときは、そうめんのような形状の「たわまない強い土」製のアルミナ棒を穴に通し、こうして焼くのです。
佐藤（直）さんの。


さて、いつものパズルをごらんいただきます（あきてきた？）。
最上段奥部に、さらに小ステージが組まれ、二層になってるとこです。


さらに手前に窯詰めしていきます。
背が低い作品が多いことにご注目。


これだと若干、手前の器の上に空間が残りますね。
ここも余さず使いきります。
ツク（棚板の柱）を三点に用意。


その上に、もう１ステージを設営。
天空のプラチナ席。


これで目一杯。
カマボコ屋根をくぐることができれば、窯詰め終了ですが・・・


無事におさまりました。
スイッチオンして、焼き上がりの窯出しは木曜日。
乞うご期待。

東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園

ステイホームに、陶芸！

なんとうれしいことでしょう。
夏休みに、あの企画が復活！




コロナが蔓延する東京都でのニューノーマルとなりつつある・・・かどうかは知らんけど、おうち陶芸の文化、散らかしていきたいです。
粘土配布第一弾は、夏休みが始まる頃。
ご近所さんは、お楽しみに。


なんとうれしいことでしょう。
夏に向かって、工房のお飲物のラインナップに、５００ml缶が仲間入り。
作業後の疲れ果てたからだにどうぞ。


この日のお通し・・・的な？
持ち込み、差し入れ、感謝感激。


ところで、工房オープン１５周年でした。
距離を取りつつ、ささやかに乾杯。
この小さな草庵に遊びにきてくれるすべてのひとに、感謝。
そして、この時代にこんな愉快なことを続けていけるしあわせにも。

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天まで届け

その頃、サチコは育てておった。
あの傘立てを・・・


くる日も、くる日も・・・


土ヒモを積み、伸ばし、叩き・・・


少しずつ、少しずつ、天を突く塔へと成長させておったのじゃ。


あまりにも高くそびえ立つ塔づくりに、腰が痛くなると、ついに座り込んでしまった。
これではまるで、アフガニスタンの陶職人のようじゃ・・・


こうして、ようやくクリアしたのじゃ・・・


傘が立つほどの高さを。
ところがじゃ・・・
サチコの旅はここで終わったわけではなかったのじゃ・・・
つづく・・・

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