7.22の日食は残念ながら天候にあまり恵まれませんでしたねぇ。
そこで、リベンジに燃えてる方や興味を持たれた方のために、
この先に見られる日食についての情報提供サイトをまとめてみました。
次の日食はいつなのか? ネット上で情報が錯綜しているようですが、
以下のサイトを参照すれば、日付と地域が詳しく分かりますヨ。
※2012年5月21日の金環日食と2035年9月2日の皆既日食は見逃せませんネ。
※図はNASAが提供しているもので、帯状の地域で皆既日食(青)や金環日食(赤)
を見ることができます。"Hybrid" は場所によって金環食だったり皆既食だったり
するもので、場合によっては光の環が数珠つなぎ状態に見えるそうです。
来年7月11日に南太平洋で皆既日食が見られますが、その皆既帯中心線が
「モアイ」で有名なイースター島に接しているようです。皆既食の継続
時間は5分弱ほどで、かなりの好条件。世界中から人が集まるかも?
2012年11月14日にも同じ南太平洋海域を中心とした皆既日食があります。
こちらは見られる陸地が少ないようで、オーストラリア北部のケアンズ辺りが
観測適地になるでしょうか。ただし、朝方なので、太陽高度は低めでしょう。
2016年3月9日の皆既日食はインドネシアが観測地として有望です。
スマトラ島、カリマンタン、スラウェシ島など、メジャーなところを
皆既帯が通ってます。太陽高度が少し低めなのが玉に瑕かなぁ。
おそらく旅行会社がツアーをたくさん企画することでしょう。
2017年8月21日にはアメリカ横断ウルトラ(?)皆既日食があります。
これは全米中で盛り上がるでしょうネ。観測地選びに迷いそうな感じ。
皆既継続時間は最大で2分半程度でしょうか。まぁ、平均レベルですネ。
2024年4月8日にも北米で皆既日食が起こり、イリノイ州南端付近では
たった7年間で2回も皆既日食が見られることになります。羨ましい!
エジプトの一角にも2027年と2034年の2回、皆既日食が見られる地域が
ありますネ。特に2027年8月2日のものは皆既継続時間が長そうです。
もっと凄いのは、2028年からの約10年間で4つの皆既日食帯が通っている
オーストラリアです。2023年4月20日の金環皆既日食帯もかすっている
ようなので、この年代は「日食帯銀座」と化します。ニュージーランドも
3本の皆既帯が通ってます。オーストラリアドルやニュージーランドドルの
外貨投資でもしておきましょうかねぇ。
一方、ユーラシア大陸は広い割には機会に恵まれませんねぇ。
特にヨーロッパ各国やロシアは不遇な印象です。
理由はわかりませんが、なんか不公平な感じがするなぁ。
なお、図の元ダネはこのサイト(↓)らしく、過去の日食についても調べられます。
その他、参考になるサイトはこちら↓
コメント
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- キラリ [2009年7月25日 16:46]
- こんにちは。参考になりました。
テレビを見ているとお祭り騒ぎみたいにも思えましたが、ダイアモンドリングは直接見てみたいです。オーストラリアだったら行けるかな★ - fornax8 [2009年7月25日 17:53]
- キラリさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
実際にご覧になると、ダイヤモンドリングはもちろん綺麗なんですが、
皆既中のコロナの美しさにも圧倒されると思いますヨ。
ビデオカメラではコロナの明るい部分と暗めの部分をまとめて映し出すのが
難しいので、これは双眼鏡を使って自分の目で見るのが一番だと言われてます。
その明暗を感じ取れる人間の目は、実によくできているということでしょう。