この週末は穏やかな晴天に恵まれたので、個人的に最近ハマってる木星撮影に勤しんでました。
まずは3/31未明に撮影した木星がコレ↓
【木星 2018/03/31未明】
口径18cm望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),
合成F値=30,約3分間のキャプチャー動画から約3600コマの良像をコンポジット
大赤斑が右端に写ってます。3/29に撮影した時とはほぼ逆の位置です。
気流の状態は相変わらず良好とは言い難い状況で、2時台前半までは少しマシだったものの、
その後は徐々に悪化していきました。4時近くまで粘って、動画を数セット撮影したのに、
結局最初に撮ったこの画像がベストでした。
続いては、今日未明に撮影した木星↓
【木星 2018/04/01未明】
口径18cm望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),
合成F値=30,約3分間のキャプチャー動画から約3600コマの良像をコンポジット
この日の撮影時間帯には大赤斑が裏側に回っていたようで、少し寂しいイメージでした。
今日も気流の状態がマシだったのは2時半ぐらいまで。その理由はよく分かってませんが、
木星が南中を過ぎると揺らめき始める印象があります。
高度が1度弱低下しただけで、そんなに影響があるとは思えないんですがねー。
どちらもこれまでとほぼ同じ撮影条件ですが、画像処理時の良像コマ数を60%から30%に厳選し、
さらに"Drizzling"なる処理を加えて、見掛け上のピクセル数を増やしたため、
出力された木星像が大きくなって、解像度が少しだけ上がった感じです。
ただ、まだ満足できるレベルには程遠いので、さらなる精進が必要だにゃー。