土曜日の夜は長野県川上村へ遠征してきました。
23日(月)に記事で公開した木星の画像を撮ったのは、この夜のことでした。
木星を撮影した後で東天に昇ってきたばかりの土星を狙ってみましたが、
PCモニターに映し出された土星は気流の影響でぴょんぴょん跳ね回ってました。
まだ高度が十分でないせいかと思い、1時間以上待ってみたものの、多少落ち着いたぐらいで
像のボケ具合が酷く、撮影しても結果が期待できそうにないレベルだったため撮影を断念。
そのまま撤収しようかと思いましたが、まだ薄明開始まで時間があるので、赤道儀から鏡筒を下ろし、
代わりに搭載したカメラ雲台には、つい先程まで惑星撮影に使ってた冷やし中華カメラが
一眼レフカメラ用の広角レンズ付きで鎮座しているのでありました。
で、何を狙ったのかというと、コレです↓
【昇る夏の銀河】
冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool)+対角線魚眼レンズ,F4,Gain300,
総露出時間16分(1分×16コマ加算合成)
久々に天の川の広角画像を撮りました。冷やし中華カメラにカメラレンズを付けて天体を撮るのは
初めてかもしれません。それなりに撮れる感触が得られましたが、色のりがイマイチな気がします。
デジイチで撮った方が良かったかなぁ。