みずがめ座η流星群を狙った日の翌晩も新潟県南部某所で☆撮りを敢行。何と3夜連続です。
我ながら飽きずによくやるなぁーって思ったりもしますが、天気がとっても安定してたもので
このチャンスは逃したくないって感じでした。
この夜は再び主砲を使って、銀河などの天体を思いつくまま撮ったのでした。
で、最初のターゲットはコレでした。
【まゆ銀河 NGC4490】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,フィルター無し,
総露出時間48分(4分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド(ステラショット2使用),等倍トリミング
りょうけん座にある銀河です。形態上は棒渦巻銀河に分類されていますが、すぐ上(北)に写っている
小さな銀河NGC4485との相互作用で形が大きく歪められ、渦巻構造があるのかはっきりしません。
その姿から「繭銀河」"Cocoon Galaxy"という名称で呼ばれていますが、ちょっとピンと来ませんねぇ。
むしろ磯に棲息する軟体動物の「アメフラシ」によく似ている気がします。色は違うけど・・・
視直径が小さいんで、焦点距離500mmの画像では細部がよく分かりませんが、ネット上に公開されている
高解像イメージを見ると、暗黒帯や散光星雲が点々としているところがアメフラシの体の模様っぽく、
さらに右(西)側には頭部のツノみたいなのも認められるので、本当にそっくりって感じがしてきます。