5月4日の新潟県某所における☆撮り成果が続きます。
銀河以外にこんなのも狙ったのでした。
【スネーク星雲 B72】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,フィルター無し,1.6倍クロップ,
総露出時間36分(3分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド(ステラショット2使用),トリミングあり
へびつかい座を流れる天の川に潜む暗黒星雲で、曲がりくねった姿から「スネーク星雲」の名があります。
また、形がアルファベットの"S"に似ていることから「S字状暗黒星雲」の呼称もあったりします。
米国の天文学者E.E.バーナードが作成した暗黒星雲リストの72番目にエントリーされているため、
B72のカタログナンバーで呼ばれることもあります。
ちなみに、この天体の概略位置と写野は次のとおりです。
AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション
この天域には暗黒星雲がたくさんあって、バーナード番号だらけになってます。
なお、黄色い線は天球上での太陽の通り道である「黄道」で、惑星がこの付近にやってきたりもします。
個人的には17年ぶりに撮影しました。撮影も画像処理も高度なスキルは不要って感じの天体ですが、
カラフルさに欠けるのがちょっと残念な被写体です。