西村彗星を再撮影した21日未明にこんなのも撮ってました。
【NGC6946&NGC6939】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,STARRY NIGHTフィルター,
総露出時間60分(5分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,静岡県東伊豆町にて
撮影エリアはケフェウス座の一角で、こんなところです。
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
銀河系の外にある渦巻銀河(NGC6946)と銀河系内にある散開星団(NGC6946)が並んでいる珍しい天域になります。
WikipediaによるとNGC6946は2250万光年の彼方にあり、NGC6939までの距離は3860光年ということで、
実は奥行方向にかなりの隔たりがあります。そんなに離れているのに見掛けのサイズがほとんど変わらず、
しかも地球からは並んで見えるというのは奇跡的と言えるかもしれません。
ちなみに光度はNGC6946が9.6等、NGC6939が7.8等で、口径20cmの望遠鏡で仲良く並ぶ姿が眼視で確認可能です。
但し、NGC6946の渦巻き構造を確認するにはもっと大口径の望遠鏡が必要でしょう。
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